サッカーでともに成長し、まちを楽しくする。
球団がこのパーパスを作成し、Jリーグを目指す方針を鮮明にした2025年シーズン開幕前
おれは、暗い気持ちになっています。
サッカー好きが、サッカー好きのため「だけ」に活動している球団
ブリオベッカ浦安・市川は、パーパスに近づき Jリーグを目指すために、地域とのつながりを強くしなければなりません。
スポンサーが増えることは素晴らしいです。
学校の教育支援プロフラムに参加するのも良いことです。
しかし、チーム集合写真を見る限り
潜在的な意識が変化した様子はありません。
おれは、この写真を見て2秒で「変な気分」になりました。
球団代表が中央に映っているからです。Jリーグの集合写真を見る限り、そんな球団はありませんでした。現場責任者以外の人物が中央に映るのは、「自分たちで経費を捻出し、自分たちのために球団を経営する」アマチュアチームの考えです。
育成組織の選手やシニアの選手及びスタッフからすれば、自然に見えるでしょう。しかし、それ以外の市民が この写真を見たとき、変な感じがするでしょう。
ブリオベッカでサッカーをしたり、ボランティア等をしているのは1,000人弱。市民クラブとしては とても多い人数ですが、パーパスを作成し、Jリーグを目指すためには、それ以外の市民に少しでも興味をもってもらうことが重要。
「興味をもった市民に、1度スタジアムに来ていただき、結果何度も来る」といった人を増やす活動をするのが大事です。
個人的なことを書けば、浦安市内ではオーセンティックユニフォームを着ることが多いです。
スタジアムでは、声出し応援から少し外れた場所に何回も来ているファンに対して声を掛けることもあります。
「何でブリオベッカの試合に来ているんですか?」と質問すると、
子どものころ、選手にサッカーを教わっていたり、
地元の祭りに選手が来たことだったり、
選手の仕事先が子どもと関わっていて 親子連れで来てくれたりetc.
選手と何かしらの接点を持った理由が大半でした。
球団は、地域貢献活動でつくった接点を強くしなければなりません(1回やって終わりではなく、地道な活動を継続すること)。
おれとしては、スタジアム内で接点を増やすための活動を心掛けています。シャボン玉を貸したり、近距離アウェイだと花見のような行事気分でサポートしたり等々。しかし、試合終了直後は、おれ1人の時間を増やしています。観客のみなさんの多くは、選手と楽しそうに話しています。
ブリオベッカの試合にあまり来ない観客は、接点を強くすることなく そそくさと帰る人が大半(べか彦のファンサービスを受けた人は、笑顔で帰っています)。
この様子を見る度「つくばFC」の運営を思い出します。
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試合中の応援の話をすると、何十回も書いていることですが、鳴り物・拡声器・大旗・横断幕といったアイテムを身の丈以上に使うと、悲壮感や使命感が出ます。おれは、悲壮感や使命感を出さないように努めているつもりです(声と手拍子の応援は、そういったものが出づらい)。
球団上層部やビッグスポンサーの方々が、声出し応援のサポーターを増やしたいと考えているならば、球団内部やスポンサー内で声出し応援する人を増やす必要があります(もちろん、嫌々やらせるのはNG)。
球団と市民が接点を増やす方法だったり、運営の考えだったり、応援のことを考えると、シーズン開幕が近づいてきた気分になります。
開幕前に、何回か記事を書きます。
では。
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