天皇杯本戦
日本国内で権威ある大きな大会に出れないショック
数週間は引きづります
以上
これだけで、試合のレポートを終えたい気分ですが、一応書きます。
5月の大型連休が過ぎて、最初の土曜日
午前中は雨が降り、気温はちょうど良く感じます。
しかし、強風。
本日の試合会場は、フクダ電子アリーナ
千葉県の天皇杯予選決勝で、この場所に来るのは久しぶり。
個人幕および球団所有幕を掲出するのに一苦労。
その後、開門。入場無料だったので、チケットチェックはなし。
続々と順大の学生が中に入ります。
ピッチ内アップ時から、順大の学生が応援歌(チャント)を連発。
かたや、ブリオベッカのファン・サポーターは、ややまったり。
育成組織の子どもたち(U-13, U-14)の子どもたちに、応援席のところへ来てもらいます。
ピッチ内アップ終了後、スタメン選手紹介のアナウンスもなし。
何の前触れもなく(BGMすら流れない状態で)選手入場。
試合開始
静かな立ち上がりでした。
両チームとも「少ない手数で」ゴールを決めたい意図が伝わってきます。
ブリオベッカvs順大となるのは3年ぶり。当時の試合は、順大の立ち上がりがとても悪かったので、その反省を活かしたようです。
昨年から順大の監督は、日比 威(ひび たけし)。順大卒業後、96年にアビスパ福岡加入。当時のアビスパには、ベテランの都並敏史がいました。
前半半ばを過ぎても、試合は膠着状態。
前線で裏を狙うのは良いですが、あまりにも単純。センターバック中央 牛田の不在、峯のコンディション不良もあり、決定機を作れません。
サイドの選手も、縦一辺倒すぎて、簡単に対策されていました。
眠たくなるような前半が終了。
(注 天皇杯関連の試合なので、おれは少し体重管理をして、昼飯抜きにして、本気のサポートをしたのに眠たくなりました。)
勝負の後半
ブリオベッカは、センターバックの左右・藤森と菊地紘平が、それぞれ山崎広大とジョニー(若杉)のサポートのためオーバーラップする場面が出てきます。
中央の崩しは、伊藤純也と小島樹の個人技頼み。
チームとしての連携は、あまり感じません。
それでも、決定機は多く作ります。
しかし、バー直撃だったり、インパクトの弱いシュートだったり、ヘディングシュートをフカしたりetc.得点することができません。
得点するには、以下のような対策を取るべき
・前線は単純な裏抜けではなく、斜めやヨコに動いて、スペースをつくる
・クロスに対し、同じタイミングで飛び込まない。クロスの質も大事。
・浮き球パスをもう少し増やしても良い
・ストライカーコーチの人事異動
・クロスボールを豪快に叩きつけるヘディングシュートを打てる選手の獲得
・決定機を外したとき、ファン・サポーターにため息をつかせない環境つくり。現在はいないコールリーダーの育成
子どもたちが拡声器を持ったり、太鼓を叩いたり、それなりの雰囲気は作れたはずですが、結果が出ません。
後半30分ころ、順大の入江羚介(3年生 高校時代は、U-19日本代表候補)のロングスローに対し、無抵抗で失点。
ウチは、この時点で1名選手を代えていましたが、さらにサイドの選手を2人とも代えます。
サイドを使った攻撃を意図するように見えましたが、少しずつロングボール放り込みにシフト。
結果的に、途中交代で入った辻椋大と清水勇貴が中に切れ込む形になります。
ようやっと、相手にとって上手いだけの攻撃ではなく相手にとって怖いと思わせる攻撃ができるように。
おれ個人としては、残り時間が少しずつ短くなる中で「選手を焦らせないようにサポートする」難しさを感じていました。
後半40分ころ、バテバテだった2選手を交代。
ですが、セカンドボールの回収率も下がり、時間がどんどん経過。
後半ATは4分の表示。
順大は、放り込みに備えて中央を固めすぎた結果、サイドに大きな隙ができていました。
左ウィングに入った清水勇貴(順大卒1年目)。
中に切れ込むかアーリークロスと思った瞬間、PA内に絶妙なスルーパス。
ドンピシャのタイミングで抜け出していたのは、左センターバックの藤岡優也
PA内で倒され、イケメン主審の菊池俊吾さんはPKの裁定を下します。
裁定が出てから、おれは周りのファン・サポーターを落ち着かせます。
主審の菊池さんは、すぐに蹴る場所へ移動。その場所を荒らさせないファインプレー。
PKをゲットしてから、藤岡はボールを離さず。自分で蹴る強い意思がありました。
このPKは、藤岡が決めて同点。得点が決まってからの数秒間は、記憶にありません。しゃがんだか棒立ちだったはず。藤岡は、2022年の地域CL最終戦で大怪我を負い、21か月ぶりに復帰してから、
おれがゴールを現地で観たのは初めてで、目が潤んだのは確かです。
同点に追いついてから1分後に後半終了。
そして延長。
バテバテの小島樹&伊藤純也頼みでした。
延長に入ってから、途中出場の選手が、インパクトを残せたとは言えません。
ウチの決定機は何回もありました。決めきれません。
延長に入ってから、「おれが、このチームを救うヒーローだ!!」という意思を持った選手は少ないように見えました。ゴールではなく戦術を守ることが目的になっている とも言えます。
参考までに、延長の前後半で順大のシュートはゼロ。体力消耗により、まともな攻撃ができていませんでした。
数年前のウチであれば、天皇杯関連の試合で飛びぬけた能力を持った選手がファン・サポーターを沸かせることもありました。
2022年で言えば、コンディション良好の井上翔太郎(時々、元 浦和レッズのワシントンが緊急来日)
2023年で言えば、ヘディングシュートの上手い赤松秀哉
さらに、重心が低くてちょこまか動くドリブルで、ファールを誘発しまくった つーたん(二瓶翼)
2024年で言えば、潜在能力バツグンでメンタル良好だった志村滉
コロナ禍が少し落ち着いた2022年以降の天皇杯関連の試合と比べ PKのシーン以外では、応援したくなる場面が少なかったのは事実。
決定機はつくるけど、メンタルが不安定なプレーを散見し、延長終了。
120分の試合は1-1の引き分け。
その後のPK戦は、ブリオベッカの負け。
千葉県天皇杯予選は、準決勝に終わりました。
第 30 回千葉県サッカー選手権大会(天皇杯 JFA 第 105 回全日本サッカー選手権大会 千葉県代表決定戦) (GoalNote)
試合後
例年とおり、表彰式が行われます。
その後は、横断幕の撤収。
90分負けだったら、スタジアムに居残っていたかもしてませんが、トボトボと帰路につきます。
このレポートを書き終わった現在も、日本国内で権威ある大きな大会に出れないショックは、残っています。
次節のリーグ戦vs飛鳥FC(習志野市 第一カッターフィールド)は、行けたとしてもメンタル不安定で声出し応援はできない可能性が高いです。
落ち込んでいる状態から無理やり切り替えようとすると、うつを発症するので、時間が過ぎるのを待ちます。
では
コメントを残す