冷めた天ぷらを食べた気分 ブリオベッカ vs ティアモ枚方(Jグリーン堺)

春の大型連休真っただ中の日曜日

ブリオベッカ浦安・市川は、アウェイ ティアモ枚方戦に臨みました。

その前日 おれは、前乗りで広島市のスタジアムでサッカーを観戦してから、西成の安宿に宿泊

5月4日(日) 大阪府堺市

早朝 安宿近くの停留所から阪堺電車に乗車。安宿も停留所周辺もフィリピンのセブシティを思い出させる雰囲気

車窓に住吉大社を見ながら、堺市へ

堺市では、魚市場にある「天ぷら大吉 堺店」に入ります。

天ぷらのネタ8品は、ほとんど新鮮な魚

朝7時前でしたが、アツアツでネタの良さを活かしていて 美味しくいただきました。

堺市の旧市街地へ行き、寺社を巡ります。

和菓子屋が数軒あったり、千利休屋敷跡や

千利休 与謝野晶子を紹介する展示館もありました。

再び阪堺電車に乗車

年末年始と この時期に臨時で運行される車両に乗るためです。

車齢は97歳

この車両は、鉄ヲタがいい感じに乗っていました。

朝7時ころの東西線の乗車率でいながら、楽しい雰囲気

途中の停留所で降りて、スタジアムに路線バスで向かいます。

Jグリーン堺

U-18のタウンカップで、この場所には何回も来ています。

サポーターとしても、思い出の場所

ですが、トップチームのJFLでは、今まで入ったことのない天然芝のメインフィールドを使用

スタンドは、屋根のないバックスタンド&謎のホーム2階席のみ

ピッチコンディションは、素晴らしかったです。今までのウチの試合の中でトップ3に入るのは間違いありません。

枚方市を本拠地とするティアモには悪いですが、雨でなければ本当に良いスタジアムです。

ただし、この日はメインから見て左から右への強風。さらに、強い日差し

スプリンクラーで水を何回も撒いていて、ピッチ上はスリッピーかつ湿度が高そうでした。(気温は5月上旬らしく20℃くらい)

試合開始直前、観客席は目視で250人程度。

うち、アウェイのブリオベッカを応援しに来たファンは30名くらい

中には、関西に縁のある選手のファンもいましたが、半分以上は浦安周辺から来たファン。大型連休かつ万博で大阪周辺の宿が取りづらいにも関わらず。

浦安周辺から来た声出しサポーターは、大阪周辺で行った場所の話をしました。

他に、南海電車沿線でトップチームが試合をするのは初めてなので

「南海ホークスの応援歌で使いたいものはありますか?」と質問。

すると、昔 実家が大阪で 大阪球場には何回も行ったことがある方から こう言われました。

「昔の南海の応援なんて、野次しかなかった」

ごもっとも

おれは、試合前の演説をしますが、「気の抜けた内容」となってしまいました。

試合開始

開始2分で失点。

おれの気が抜けたところもありましたが、ピッチ上はさらに集中力を欠いていました。

応援を止めて、なんば や 天王寺で遊ぼうか考えましたが、応援は続けます。

とはいえ、この2週間でビルドアップの完成度は飛躍的に向上。

これまでは、まずワントップに当てるだったり、少し降りて来た峯(この日は欠場)に預けることが多い印象。

この日は、ボランチ2人のポジショニングが良く(横並びになることがほとんど無い)、ウィング2人も裏抜けする もしくは サイドに流れてボールを受けに行く の流れがスムース。何回かオフサイドになりましたが、ワントップに入った選手の裏抜けの意識(ダイヤゴナルで相手センターバックとサイドバックの間を取る)も良かったです。

コーナーキックの場面では、大きな変化を付けていて「いろいろ試している」様子が伺えます。

しかし、サイドに張っている選手のポジショニングは、いくつか怪しい場面がありました。

ティアモのカウンターを喰らいそうな場面でも、まず縦を切ることはできており、そこまで脅威には感じません。

悪い流れは一旦止まり、ウチが敵陣でボールを回す時間帯に同点ゴールは生まれました。

右サイドから相手PA付近までボールを運び、復調気味の小島樹が良いシュートを打ちます。そのこぼれ球を拾い、相手を交わしてシュートを決めたのは菊地紘平。

同点ゴールを祝うエレクトリカルパレードが堺でも歌われます。

このまま前半終了。

ハーフタイム時も、スプリンクラーを使って水が撒かれます(ちなみに、試合開始前のピッチ内アップ終了時、そのアナウンスが流れた瞬間、スプリンクラー作動)。

ピッチの状態は良くても、湿度はかなり上がっています。

勝負の後半

ウチが右サイドからのクロスを上げます。そのクロスを上げるのはいつもより0.5秒遅く、なおかつ 複数の選手がクロスに飛び込むタイミングをズラしたので、ファーの選手が完璧なゴールを決めた

ように見えましたが、横山副審が旗を上げます。どうやらプレーに関与していないニアにいた選手に対して旗を上げた模様。ウチの選手が一言抗議してから、小林拓矢主審(今年から1級)が確認に副審と協議。20秒くらい競技した結果、オフサイドの裁定。

「4級からやり直せ!!」と言いたかったですが、小林主審は「JFAエリートコース」なので、来年はJ3を担当することになるはず。足立正輝(2022全社の栃木シティ戦は良かったでど、2023アウェイ高知戦は最悪)さんと同様、エリートコースで基本的にいい審判だけど年1で派手なことをやらかすイメージが根付いてしまいました。

この時間帯以降、ウチが前半終了間際のように良い流れを継続。ボランチとウィングの選手が躍動。

しかし、後半15分過ぎに自体は急変。サイドでボールを奪いきれず、カウンターを喰らうような形となり失点。あっけなく勝ち越されます。逆サイドにボールを振られたときの対応が、体育の授業のサッカーのようでした。

都並監督は、ウィングの選手を代えて打開を図ります。しかし、その直後さらに失点。

バタバタしている間に、2点ビハインド。

先制点献上が集中力の問題なら、この時間帯の連続失点はプレスの体の向き&ポジショニングの大ミスがいくつも重なったもの

2点ビハインドとなり、攻勢を強めるも、複数の選手がバテていてまともな攻撃ができません。

おれや周りの声出しサポーターは、いつも通り応援し続けますが、

おれ自身はどこか冷めた感情を持っていました。(この試合レポートで、選手の個人名をほとんど出さないことからも、察してもらえるはず)

ヴェルスパ大分のように、完璧に近い組織力&圧倒的な個人技のある選手がいれば3失点は納得できる部分もあります。しかし、この日の3失点は自滅。

いい部分もありましたが、応援に熱が入らない気分でした。浦安三社祭の「マエダ!!マエダ」コールは何回かしましたが、「カモン浦安」は1回もせず。

試合終盤には、クロスの精度も落ちて、クロスに飛び込む選手のタイミングも同じになる悪循環。

このまま試合終了。

1-3で負け。

試合終了後

試合後の選手たちは、あいさつに来てくれましたが、悔しさや憔悴が入り混じった感じでした。

ホーム ティアモ枚方の選手やファン・サポーターは、ホーム側で喜びを爆発させます。

おれは、1997年のホークスファンのように、バスに生卵を投げつけたい気分でしたが、

堺東で反省会をして(付き合ってくれたサポーター ありがとうございます)、三宮で

生卵を揚げた天ぷらをいただきました。

5月10日(土)13時 フクダ電子アリーナ(千葉市中央区)で行われる天皇杯予選決勝に向けて、無理やりにでも気分転換。

5月10日は、良いサポートをします。

では。

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