梅雨入りしたにも関わらず、気温が低かった千葉県民の日(6月15日)
ブリオベッカ浦安・市川は、アウェイ レイラック滋賀戦に臨みました。
浦安から車だと、約5時間半でスタジアムに到着
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平和堂HATOスタジアム


戦国時代から現存する城は、国内に4か所
そのうちの1つが、彦根城
スタジアム北側のアウェイ応援席からだと、よく見えます
とはいえ、このスタジアムに来るのは3回目で、「個人的には」新鮮味がありません。
ほどよい傾斜のある客席やメインスタンドを覆う大きな屋根は、うらやましいです。
ピッチ内練習が終わり、彦根市長のあいさつ。Jリーグに昇格したい意気込みが伝わってきます。
しかし、冷たい雨(気温22.5℃)という影響もあり、おれにとって昨年のようなアウェイ感はありません。応援で完敗ということはなかったはずです。
選手入場時に、ちょっとしたサプライズ
ウチのGK本吉勇貴は、先週のホームゲームでJFL100試合出場を達成。
レイラック滋賀のホームゲームにも関わらず、それのセレモニーが行われました。

本吉は、レイラックの前身 MIOびわこ時代に7試合出場。それを加味しても、立派な演出でした。ありがとうございます。

試合開始
(試合開始後は、サポートに集中したため写真なし)
おれは、かなり焦りました。
ウチの出足が素晴らしく、早い時間帯に先制点を取らなければならない展開だったからです。
どちらもフォーメーションは3-4-3。ミラーゲームの様相でしたが、中盤がパーフェクトでした。
前半3分のスローインで「バモバモゴール」の応援歌(チャント)をするほど、おれとしてもフルスロットルで応援。
それが結果につながったかは不明ですが、前半6分 御運ゴールで先制。
このスタジアムでは、初となるエレクトリカルパレードをシャウト。アウェイにいた10人ほどが喜びを分かち合います。
久々に相手FWのポストプレーでオフサイドを取るなど、DFラインの管理もバッチリ。
この日の主審 西山貴生さんは、概ね良いジャッジでした。全般的に良い(アドバンテージの取り方も)けど、ボールへのタックルに厳しすぎると感じる場面も。
主審の影響か、ボールが走るピッチコンディションか、相手の不出来かは分かりませんが、
中盤でのボール奪取は、今年最も冴えていました。 荒井、橋本、小島、峯のハードワークが光ります。レイラックは、前半追い風になるようエンドを替えてきましたが、ロングボールの精度は悪かったです。
と思っていたら、地上戦であっさり同点に追いつかれます。少ない手数でしたが、レイラックの個人能力の高さは見事。
それでも、全般的には浦安・市川ペースで試合が進みます。井上翔太郎の足元にボールが入ったときのポストプレーも良かったですが、後が続きません。
それと、井上翔太郎以外の前線の選手にボールが入ったとき、前を向けるのに向けないプレーには大不満
やや不満が残る状態で前半終了。1-1
後半開始
両チームとも交代はなし。
でしたが、滋賀はFW同士の「引く動き、裏を狙う動き」が整理されており、徐々に守備が崩れます。DFラインが下がり始め、ウチは全体的に間延びし始めます。
それでも、レイラックは中盤のプレス強度は前半と変わらず、ウチにも決定機がありました。それは決められず。
後半15分ころに最初の交代をしたのは、滋賀。強力FW2人を代えます。代わって入った森本ヒマンが1トップ。
その森本ヒマンは、井上翔太郎よりもボールを保持できる(井上翔太郎も同じように保持できますが、そこからの良い連携は少ない。前線にバチッとボールが収まっても、そこからの波状攻撃が弱い)
森本ヒマンは流動的に動き、空いたスペースには別の選手が侵入。これは、今のウチにはない戦術です。
ウチは1か月前の飛鳥FC戦のような守備崩壊とまではいきませんが、中盤でハードワークしていた選手が疲弊。中盤でボールを奪う場面は少なくなります。いつもは、サイドハーフの2人から交代させますが、この日は少し違いました。信頼している選手を引っ張りたい気持ち&前線でボールを保持したい気持ちが如実に出ていました。しかし、途中出場した選手が「相手にとって脅威」とはならず。気持ちのあるプレーをしたのは伝わりますが、相手選手との駆け引きで負ける場面が続出。
それは、お互いが2回目の交代(両チームとも残り交代枠は1人のみ)をした後も、変わらず。
中盤でパスをカットされ、危険なカウンターを喰らうケースも1度や2度ではありません。
途中出場の選手は「インパクト」がなく、同じようにカウンターを喰らい、小島樹が「イエローを貰わざるを得ない」展開。
滋賀の途中交代で入った選手と、ウチの途中交代で入った選手との能力差が、モロに影響。
滋賀は、菊島卓や「レッズから期限付き移籍の若手FW」がベンチ外でしたが、それを感じさせない選手層です。
ウチは、完全に劣勢。この時間帯は、チームコールばかりしていました。
後半40分ころには、本吉のスーパーセーブ。
それ以降は、お互いに「チャンスの芽」はありましたが、スコアは1-1のまま試合終了。
試合終了後
ウチの選手たちは、アウェイ応援席の近くまであいさつに来てくれましたが、選手コーチスタッフは、みんな複雑な表情。
この試合のハイライトは、本吉のスーパーセーブ。
攻撃面でいうと、先制点以降 決定機が無かった訳ではないです。(相手のセンターバックの徹底マークを考えると)井上翔太郎に決定機がないのは仕方ないですが、前線の選手はもう少しエゴイストな性格になってほしい気持ちもあります。
何より、スタメンの選手と比べ、途中出場の選手で「チームを救うプレー」がほとんど無かったことは、残念。
この試合は、気温も低く選手にとってもサポーターにとっても、ハードワークしやすい状況でした(ハーフタイム時、おれは 冷たい雨で体温を下げないように、アウェイ応援席を何回もジョギングするほど)。
しかし、次節以降は、ハードワークが難しくなります。
暑い気象条件だと、スタメン11人と同じかそれ以上に、ベンチ入り選手の出来が問われます。
今のままだと、2年前や昨年のようにリーグ中盤で勝点を荒稼ぎすることはできません。
スタメン選手のハードワークだけでなく、球団全体(スタッフはもちろん、サポーターも)の総力が問われます。
いい試合をするだけでは、今期の目標に到達することはできません。パーパスに近づくこともできません。
日々の努力の積み重ねで、高みに近づいていきましょう。
では。
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