JFLで良いと思ったレフェリー

年末に 浦安駅前の西友で購入した書籍を読んで、記事を書きます。

昨年のレフェリー

昨年 ブリオベッカの公式戦で最も良いと感じたのは、大穂祐太さん

9月のホーム ヴェルスパ戦の主審です。

この試合は、スコアレスドローでしたが、内容の濃い一戦でした。

ヴェルスパは、後半20分ころから金崎夢生が出場。それ以降も、名前でファールをとらず、なおかつ大きな抗議は見られませんでした。

「スタジアムに来られているサポーターが期待していることは、多少の接触でも倒れずに一生懸命にプレーする選手の姿なのだと思います」この言葉は、上記の書籍でインタビューに応える西村雄一氏のコメントです。

この言葉を実践しているのは、大穂祐太さんであり、(2022年 2023年に天皇杯本戦1回戦vs筑波大で主審を務めた)村田裕紀さんと加藤正和さんです。

ここで名前をあげた主審ですが、ラフプレーや危険な行為については、警告 場合によっては退場も命じます。

その反対で、すぐにファールを取るイメージがあるのは、副審の穴井さんや大峽さん。

単にイメージ最悪なのは、長谷拓さん。昨年4月 ホーム横河戦の主審。アドバンテージの取り方もDOGSO判定も酷かったです。アウェイの横河戦では、平塚さんがアドバンテージを取らなかったことで、横河の選手から猛抗議を受けていました。

他に酷かったのは、ホームMIOびわこ戦の大藤主審と伊勢副審。勝った試合とはいえ、キーパーへのファールを取らずにゴール判定したのはいただけません。

良いレフェリー 悪いレフェリー

良いレフェリーは、定義が難しいです。おれが考えているのは、「立ち上がりの時間帯を過ぎてから、選手から判定に対するアピールをされない主審」です。

ウチの選手は正直なので、ファン・サポーターにとって納得いかないような場面でも、当該選手以外は抗議しないケースがあります。それは、選手たちは概ね判定に納得しているからです。

昨年の試合で、妥当な判定なのに選手コーチが激しい抗議をしたのは、昨年8月末のソニー仙台戦くらいです。遅延行為で2枚目の警告は、近くにいた選手数名が思考能力ゼロだったので妥当なマネジメント。(今年もソニー仙台戦が開催されたならば、キックオフ70分前のマッチコーディネーションミーティングで、相手の監督からクギを差されていたことでしょう)

 

悪いレフェリーは、簡単に笛を吹いたり、逆にラフプレーでも笛を吹かない主審。これは当然のことです。

試合終盤 息の上がっている選手から判定に対するアピールをされるようであれば、マネジメントが怪しいです。

レアケースですが、前半終了時に両チームの選手から説明を求められる主審もマネジメントがおかしいです(一方のチームだけ説明を求められるのはよくある)。これにあてはまるのが、中川愛斗さん。2022年9月のホームMIOびわこ戦がそうでした。11月のホーム ミネベアミツミ戦では安定していました。中川さんは昨年主にJ3を担当し、J2も1試合担当。

レフェリーの声

千葉県サッカー協会では、レフェリーニュースを年4回発行しています。

2年前&昨年の天皇杯千葉県予選決勝を務めた4人の審判のコメントが掲載されています。PDFファイルなので、読んでみてください。

(REFEREE NEWS 2023年7月公益社団法人千葉県サッカー協会審判委員会)

(REFEREE NEWS 2024年7月公益社団法人千葉県サッカー協会審判委員会)

主審の「昇格」

前回のJFL(2016, 2017)で良い主審と思ったのは、野堀桂佑さん

Soccer D.B. 2017年JFL第4節

昨年は主にJ2を担当。かの有名な ジェフvsブラウブリッツ で主審を務めていました。

今にして思えば、主審のマネジメントが抜群に上手かったのは、2022年全社準々決勝で主審を務めた足立正輝さん

ただし、昨年6月のアウェイ高知戦で(近くで見ていた高知サポーターいわく)ありえないPK判定を下したので、心象は悪いです。それでも、今年はJ3の主審を務めるでしょう。

不思議な縁があるのは、原田雅士さん。現在は主にJ3を担当していますが、2019天皇杯千葉県予選決勝 と 2022地域決勝決勝ラウンド最終日第2戦の主審を務めています。

都並さんが監督になってから初めてのタイトル と JFL昇格内定試合 でマネジメントをしていました。

今年のレフェリー

昨年は1級審判に昇格したレフェリー6人中5人が主審の試合にあたりました。

今年は、千葉県サッカー協会に所属する2人のレフェリーが1級に昇格します。

(REFEREE NEWS 2025年1月公益社団法人千葉県サッカー協会審判委員会)

1人目は小林拓也さん。早い年齢でJリーグの主審を務めることが期待されます。

もう1人は、菊池俊吾さん。2018年天皇杯千葉県予選決勝vsVONDS戦で副審2を務めた方です。失敗を糧に、JFL、Jリーグでも活躍してほしいです。

新しく1級に昇格した主審がマネジメントする試合は、楽しみでもあり少し怖いです。

上記で紹介した書籍を借りたい人がいれば、連絡ください。浦安市の図書館は、スポーツ関連の書籍が充実しているので、それらを読むのもオススメ。

では。

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