梅雨入り直前らしく 少し蒸し暑い6月上旬の土曜日
ブリオベッカ浦安・市川は、年1となるフクダ電子アリーナでのホームゲームを開催しました。
フクダ電子アリーナ到着
13時キックオフなのに、ボランティア兼サポーターの車に乗せていただき、朝8時過ぎに到着。
設営を少しだけ手伝います。
南風がとても強いため、日陰だと快適な気候。日なただと、暑いです。
明治安田さんが冠スポンサーの試合なので、そのブースも充実していました。
谷口のおっちゃん や ベンチ外選手は、野菜摂取量を測定。
スタジアム内は、いつもより少し早い時間に事前横断幕掲出を完了。
開門時刻は11時15分。
少し豪華なベンチ外選手やべか彦が出迎えてくれました。
開門後
グッズ売り場はゲートの脇
スタジアムグルメは、客席に近いコンコース内
分かりやすく分離されていました
今年のホームゲームで唯一のフクアリ開催でしたが、客足は昨年と比べてまばら。
ほどなくして、ピッチ内アップが開始


両チームのサポーターともチームコール等をします。
アウェイのミネベアミツミを応援するファン・サポーターは、太鼓を使っていないことが分かりました。
それに気付いたブリオベッカのファン・サポーターは、
3~4個あった太鼓のうち、1番大きいものを貸し出します。
(注意 ミネベアミツミのファン・サポーターは、変な使い方をしないことを把握していたので、貸し出しました)
太鼓を貸し出すため、ウチのファン・サポーター数人が、アウェイ応援席に乱入。
太鼓を貸し出したのですが、ヘルメットを着用しゲバ棒(もどき)を持った中年から
「台本を考えていないのに、乱入するな!!」と言われゲバ棒(もどき)で殴られました。理不尽。
それでも、お笑いについては百戦錬磨の中年から「太鼓を借りたが、勝点は貸さないからな!!」と訓示をいただき、丸く収まって解散。
その後、おれはウチのサポーター数人に手伝ってもらい、(球団検閲済の)ニュースペーパーを観客に配ります。
同時に、(ゲバ棒ではなく)スティック型のシャボン玉を子どもたちに貸し出します。
その間にピッチ内アップ終了。明治安田さんのあいさつが行われていました。
「サッカーを通じて、地域を盛り上げる」気持ちが伝わってきます。
おれがシャボン玉を貸し出している間に、あいさつが終了。
ミネベアミツミのファン・サポーターは「明治安田」コール。
選手入場直前、おれはファン・サポーターに向かって演説。
初めてブリオベッカの試合を観に来てくれたファン・サポーターが数十人いらっしゃったので、「働きながらプレーしていること」「それでも選手たちは一所懸命プレーする」「惜しいプレーやいいプレーは、拍手や声援で選手を後押ししてほしい」「楽しく応援しましょう」といったことを伝えます
そして、選手入場
試合開始
前半早々、敵陣 ボールの競り合いの場面で小島樹がファール。
小島は判定に納得いかない様子。主審は、判定の理由を説明。
この日の主審は村田裕紀さん。おれにとって好きなレフェリーの1人。
立ち上がりの時間を過ぎると、両チームとも判定に不満を示すシーンが少なくなり、いい主審である様子が見て取れます。
前半10分過ぎ、ウチは絶好の位置で直接フリーキックのチャンスを得ます。
しかし、決めることができません。
今後対戦する相手チームからすれば、「直接狙われる位置でファールを与えても、ブリオベッカの精度がめちゃくちゃ低いから問題なし」と分析するでしょう。
前半のミネベアミツミは、シュートを打たせない守備に徹していました。
相手陣内でプレーする時間がとても多かったですが、シュートまで結びつきません。
丁寧に崩す気持ちが強すぎます。エゴイストが2人くらいいても良かったです。
ミネベアがボールを奪っても、うまい形でボールを奪い返します。
橋本龍馬や小島樹の予測の速さが光ります。
攻撃で良かったのは、荒井大。
1列下がっても、1列上がっても、持ち味が出ていました。菊地紘平との相性がバッチリ。
藤森隆汰と栗田詩音も連携がグッド。
前半はシュートを4本打ちますが、シュートブロックされた場面も多数。
崩しているようで崩し切れない間にスコアレスで前半終了。
ブリオベッカの応援席は、いつもより少し多い人数でしたが、めちゃ盛り上がるシーンは皆無。
ハーフタイムは、べか彦&ブルーキャッツのダンスショー。
フクダ電子アリーナが舞台なので、べか彦もブルーキャッツも気持ちよさそうでした。
そのショーの最中。
都並監督や鬼木コーチが引き上げます。前半が終了して4分以上経過してから。(今までの試合の中で、最も遅い部類)(ハーフタイムに4枚替えのときですら、前半終了と同時に引き上げていました)
高いリスクを取らずにゴールを奪うポジショニング調整に苦慮する様子が分かります。
後半開始
後半立ち上がり。
ミネベアの選手がラフプレーで警告。
ミネベアのチームとして、ラフプレーによる警告は本日2つ目。
おれは、「鍵を安全に造るところが、危険なことをするんじゃない!!」と野次を飛ばします。
ブリオベッカは、菊地紘平や藤森隆汰がボランチの位置に上がることが多かったです。そのときの峯や小島のポジション取りが上手くなっていました。
ダイヤゴナルのパスを引き出せるような位置取り。
前半から裏を狙う動きは悪くなかったですが、その手前のゾーンを活かし始めていました。
先制点は、そのゾーンを「おとり」に使ったものでした。
左ウィングの萩原大河が、そのゾーンにボールを入れるフリ。
対峙するミネベアの選手が重心を移動した瞬間、勝負。
ドリブルで縦に抜け出します。ミネベアの守備陣は、明らかに対応が遅れます。
こうなると、ブリオベッカの前線はゴール前に猛ダッシュ。
萩原大河のクロスにニアで合わせたのは、井上翔太郎。
見事なヘディングシュートで先制。
ピッチ内では、井上翔太郎がダサいゴールパフォーマンス。周りの選手は歓喜。
ホームの応援席も歓喜。
アウェイ応援席にいた「ヘルメットを着用しゲバ棒(もどき)を持った中年」は、頭を抱えていたとの報告が上がっています。
それもそのはず。
点取り屋 井上翔太郎 JFLのブリオベッカでの得点は、これが6ゴール目。
そのうち3ゴールは、ミネベアミツミが相手。とてつもないキラーっぷりです。
ミネベアミツミ目線からすれば、「最も警戒すべき選手」に「最も警戒すべき形」で失点しただけに、ショックは大きかったはず。
そんなことは、フクアリに詰めかけた大多数のブリオベッカファンは知りません。
エレクトリカルパレードで大盛り上がり。
先制した後も、ピッチ内の流れは変わらず。
ミネベアミツミは、残り時間が短くなったところで、強烈なFWを入れる計算。慌てて攻勢を強めることはしません。
でしたが、その計算は崩れることになります。
後半15分ころ
荒井大が、利き足ではない右足でで最前線 PA近くにいた井上翔太郎にパス。
ボールを受けた井上翔太郎はワンタッチで落とします。
そこにいたのは、小島樹。
ミドルシュートを打つ
と見せかけて、絶妙なスルーパス。
この瞬間、ミネベアミツミの守備陣の矢印はガタガタになりました。
完全に裏を取った峯がゴール。
ビューティフルな崩しによる追加点に、ホームのサポーターは、再び大盛り上がり。
しかしその直後、自陣に引きすぎて被決定機を迎えます。
シュートミスに助けられましたが、ベンチや客席から怒りの声が上がります。
2点リードしているのに、少し閉塞感があっらブリオベッカの声出し応援席。
少し離れた席で。子どもたちが「流れ持って来い」の応援歌(チャント)をしているのに気が付きました。
その様子を見たおれは
声出し応援席に子どもたちをスカウト
(注意、スカウトは関係なく自由に入ってきてください)
スカウトに成功した結果、
声出しファンは、子どもたちに占領されました。
拡声器も太鼓も子どもたち主導
(子どもたちが〇〇の応援をしたいと言えば、大人は合図の方法や使い方を教えるのみ)
拡声器の音量は下げました(大人は、試合中に拡声器を使いません)が、何だかよく分からない雰囲気。
両チームの選手が戸惑った可能性はあります。
子どもたちは、楽しそうに応援していました。
それと同じくらい楽しそうにしていたのは、
様子をピッチレベルから間近に動画で撮影していた谷口のおっちゃん(球団代表)
子どもたちは「流れ持って来い」や「プレッシャー」の応援歌を多用。
周りにいた大人の声出しファンは、放課後ルームにいるような気分でした。
大人は、「(浦安三社祭の掛け声)マエダ!!マエダ!!」や「カモン浦安」の応援歌を織り交ぜます。
おれは、後半20分過ぎから、まともに試合を観ていません
上記に挙げた被決定機を除けば、大きな動きはなかったようで試合終了。
2-0でブリオベッカ浦安・市川の勝利。
試合終了後
この日は860人の観客に来ていただけました。
選手たちの協力もあり、ラインダンスも盛況でした。
しかし、その後に行われた スポンサー幕を中心とした写真撮影は微妙。
【個人的意見】スポンサーさまは球団に資金を出して、イメージアップを図っています。それならば、ラインダンスを終えたばかりで笑顔の(子どもたち含めた)たくさんのファンを写真に収めるべき。もっとやるなら、声出し応援席のところに社員さん・選手のみなさんが来ていただきたいです。リポビタンDの大正製薬が協賛になって最初のプロ野球ドラフト会議と同じくらい残念な運営です(最初のドラフト会議は、各球団の机の上にキレイに並べてあったリポビタンDが飲めない決まり。第2回からは飲み放題となり、原辰徳や星野仙一がリポビタンDを飲む姿がテレビに映し出されました)。
残念な運営と言えば、ホームタウン内の小中学生向けに配ったチラシも挙げられます。
チラシを配るのは素晴らしいですが、小中学生に興味を持ってもらう内容かどうかを意識すべき。
おれの想いはさておき、明治安田さま向けの撮影が終わり、都並監督へのインタビューが行われます。選手へのインタビューも終わり、べか彦と選手は、コンコース下に出て、観客を見送ります。
見送りの様子を少しだけ見ましたが、「幸せな光景」でした。初めてor久しぶりに来た観客が、ふれあえたのであれば、本当に嬉しいです。
↓浦安市猫実在住同士の光景

そんな「幸せの光景」を広げるためには、どうすれば良いか?自問自答する日々は、これからも続きます。
では。
コメントを残す