先週のムサリクよりもさらに暑くなった7月最初の土曜日
ブリオベッカは、アウェイ FCマルヤス岡崎との試合でした。
試合開始まで
いつも通り、ボランティア兼サポーターの車に乗せてもらいます。
渋滞もありましたが、浦安から5時間かからずに岡崎市に到着
開門時刻まで時間があったので、岡崎市の旧市街地で昼飯

出前が多く、料理が出てくるまで30分以上掛かりましたが、味やボリュームは満足。味付けは濃すぎず、価格も含め30年くらい前の中華料理屋に来た気分でした。
スーパーマーケットで飲料水を買ってから、スタジアムに移動。
マルヤス岡崎龍北スタジアムに着いたのは、午後1時半。試合開始90分前。到着して、すぐに開門。

暑すぎて「暑い」という単語が、ほとんど聞こえてきませんでした。
「日陰」とか「水分・塩分」とか「風通し」といった単語は、よく聞こえてきます。
この日は、風が少しある程度で、日なたは強烈な暑さ。
WBGTは29℃台という暑さ。(先週のムサリクですら試合前26℃ハーフタイム時25℃)
このスタジアムの客席は、ほとんどが屋根に覆われているので、本当にありがたかったです。
選手のピッチ内アップは、いつもより軽めかつ時間は少し短かったです。

本当に厳しい暑さです。
選手やレフェリーの紹介は、岡崎高校放送部のみなさんが担当。そのアナウンスを日なた かつ 制服姿で行っていたので、「日陰に入ってください!!」と言いました。
しかし、高校生のみなさんは、ピッチレベルの日なたで、そつなくこなします。
女子のアナウンスも良かったですが、男子の美声には驚きました。めちゃくちゃモテそうでした。
厳しい暑さでも、ブリオベッカを応援するファン・サポーターは50人以上来ていました。
栗田詩音を熱心に応援する親子連れ(親戚ではない)の方も、今期初めてお会いしました。
その親子連れは、ミニフラッグを持参。そのフラッグを見て、「ウチのグッズに、こんな良いデザインのものがあったかな?」と10秒くらい考え込みました。
そのフラッグは、親子連れの方によるお手製のものと知って驚愕。ウチのグッズ担当や運営よりも、応援に対する情熱があります。
選手入場直前には、いつも通り演説。
鳴り物や拡声器がNGなおかつ余計なアナウンスやBGMがないので、声や手拍子が選手に届きやすいこと もう1点は、
ベンチ外の天野友心選手が帯同していることも付け加えておきました。

試合開始
試合開始13秒で失点 と思ったら
試合開始96秒後に同点ゴールが決まる
現地の感覚としては
「なんなんすかこれ」
マルヤスのキックオフで始まった試合。
おれは、いつも通り拍手してから、「ありのままの強さみせようぜ ブリオベッカ われらとともに ありの」と歌ったくらいのタイミングで失点。
ブリオベッカは、大ミスが重なりました。
この失点により、おれは応援の熱を強めるより、選手やベンチをよく観察することを選択。
ベンチ外だった(シュートセーブに定評のある)GK天野友心が、選手たち・ファンサポーターを盛り上げます。
ブリオベッカボールのキックオフで再開。
すぐに失点を取り返しました。山崎広大のゴール。
(参考までに、1-1になるまでの間 ブリオベッカのキャプテン上松も、マルヤスのキャプテン笠嶋もボールに触れていません)
山崎広大は、アウェイベンチ前に戻ってから、ゴールセレブレーション。絵になります。
おれは、エレクトリカルパレードを歌いながら(5月6月のシュート練習で、同じように左足で打ったシュートがことごとく枠外だったのに、あまりにも完璧なゴールに)嬉しさと驚きが入り混じっていました。
13秒で先制点を献上したときは、ボードゲームを持ってこなかったことを少し後悔しましたが、同点に追いついてからは、落ち着きました。
天野や山崎広大のおかげで、「50-49で勝つ」気持ちになれました。
しかし、キックオフ96秒後に1-1となる試合展開かつ酷暑のため、両チームとも運動量はやや抑えめ。芝が刈られていて散水もあったのに、ピッチ状態はややまずかったですが、極端に前掛かりのプレスは少なかったです。
ブリオベッカは、FWの井上翔太郎へポストプレーのボールをパスするのは良いですが、後ろが続きません。攻撃は単発で終わります。
対するマルヤスは、ミネベアから補強したCBの大川を最前列で起用し、ロングボール多め。機能していました。
この日の主審 本多文哉さんは、妥当なジャッジで腕を使ったファールは一貫して取っていました。
ブリオベッカは、前線からのプレスが利くというよりも、ロングボールの処理を上手くできるかに重点がいきます。センターバック3人(栗田、富田英寿、菊地)は、ロングボールへの対応は悪くなかったです。ボランチの2人(小島と坂本)も、セカンドボール回収は良かったです。しかし、いい攻撃にはつながりません。DFラインが、少し下がり過ぎな感じはしました。
単調なまま前半が終わると思っていたら、急展開。
ブリオベッカが右サイドにボールを振ったとき、ミネベアの対応は遅れます。
井上翔太郎が、少し早めに動いてニアに入る動きは良かったです。
しかし、ファーのポジションに入った選手は、クロスを蹴るタイミングでニアの選手と同じ位置まで前に出ていたのは大不満。
と思っていたら、山崎広大のクロスは完璧でした。悪い動き出しをしたファーではなく、少し遅れて入る味方にドンピシャのクロスだったからです。
山崎広大のクロスに合わせたのは、東駿。
ブリオベッカが勝ち越し。
エレクトリカルパレードを歌い、今度こそ失点しまいと思って応援しましたが、前半ATに失点。マルヤスのサポーターが歓声をあげます。ブリオベッカは、クロス対応が不味すぎ。相手がクロスを上げてくるタイミングで、東駿のような合わせ方をされたら、ほぼ100%失点します。
前半は2-2で終了。マルヤスもブリオベッカもシュート3本ずつ。
ハーフタイムは、ピッチレベルでチアダンス。ミッキー関連の曲を使ってくれました。
後半開始
両チームとも交代なし。
前半すぐに1-1になったとき以上に慎重な立ち上がりでした。
ブリオベッカは、ウィングバックが前半よりも下がり気味で、クロスを上げさせないことに注力。
しかし、小島樹がボールを持って前を向いたときは、別。
ウィングバックが前に出る意識がありました。この猛暑の中、素晴らしい勇気です。
この時間帯のおれは熱中症の入り口にいる感覚だったので、応援は抑え気味。
後半15分ころ、都並監督が2人の選手を交代。30歳以上のフィールドプレーヤーを代えます。支持。
後半20分ころ、ブリオベッカの選手が前線に顔を出し始めます。
後半25分に差し掛かるころ、ブリオベッカのサポーターは「カモン浦安」の応援歌を開始。フルスロットル。理由は、前半も設けられた「クーリングブレイク」の時間が近づいていたから。選手や審判が3分間 冷房の効いた部屋で休憩するので、サポーターにとっては5分くらいの休憩。
なので、この時間帯になったらフルスロットルにすることは決めていました。
それがピッチ上の選手に呼応したかは分かりませんが、
小島樹が敵陣で保持していた時、菊地紘平がオーバーラップ。左ウィングバックに入った辻椋大(つじりょうだい)と絶妙なワンツーで、完全に裏を取ります。迷わずシュート。
完璧な勝ち越しゴール。主審の本多さんはセンターサークルを指した直後、クーリングブレイクの指示。サポーターがエレクトリカルパレードを歌う中、選手たちが引き上げます。
そのとき、交代で下がっていた上松が、同じポジションの選手にポジション取りのアドバイス。天野友心がいることもあり、先週のような閉塞感はなかったです。
クーリングブレイク後、マルヤスは選手を4人交代。その意図は明白でした。ウチの左サイド(マルヤスから見て右サイド)から崩す。
昨年、刈谷は右サイドからの崩しがストロングポイントで、その核を担った齋藤雅之と鈴木直人がマルヤスに加入。さらにクロスを合わせるのが上手い選手もピッチに。
ブリオベッカは、自陣に引きこもります。ワントップに入った藤山雄生以外は、ブロックを作ります。それでも、左サイドからクロスを上げられる展開。何とか守ります。
橋本龍馬や峯を送り込んでも、状況は大きく変わりません。ハードワークあるのみ。
本吉神やポスト神に助けられるシーンは何回もありました。
ウチからすれば、時間の経過が遅く感じますが、マルヤスからすればあっという間だったはず。
後半ATは7分。今度は、バー神に助けられます。残り時間が少なくなり、両チームのサポーターがさらにヒートアップ。ブリオベッカは、最後の交代で東駿に代わり萩原大河を送り込みます。この交代が功を奏しました。ウチは前線でのボールキープを半分捨てた格好ですが、うあばいクロスを上げられるシーンは無くなります。
時間の経過は長く感じましたが、後半ATが7分半になったころ、主審が長い笛を鳴らします。
2-3でブリオベッカ浦安・市川の勝利。今シーズンのアウェイ初勝利。

試合終了後
まずは、両チームの選手、スタッフ・運営・レフェリーのみなさん、酷暑の中ありがとうございました。

試合後は、アウェイ&猛暑のため、選手・サポーター同士 ささやかに喜びを分かち合いました。
アウェイ応援席の喜びが一段落したところで、解散。コンコースでは、マルヤスの選手が見送りをしていました。笠嶋選手は、両チームのファン・サポーターから大人気。少し遠くから見ていましたが、相変わらずの好青年でした。
その様子を見届けて、浦安へ帰る前に寄り道。
都田サッカー場

Honda FC vsクリアソン新宿 の前半終了間際に到着。
すぐさま、客席に向かわずスタグルを購入。
唐揚げは売り切れていましたが、焼きそばと生メロンジュースを購入。

勝ち試合の後の都田サッカー場
スタグルを大変美味しくいただきました。
試合は後半だけ見ましたが、第三者としてはとても見ごたえがありました。
驚いたのは、クリアソンのサイドの崩し&ラストパスの精度。
早いタイミングでクロスを上げるのか、絶妙なスルーパスを出すのか アイデアと精度が良かったです。
対するHondaも、中盤でのパスワークや知花のクロスで対抗。
どちらも決定機は何回かありましたが、キーパーがスーパーセーブを連発。昨年9月の本吉神を見ている気分でした。
当事者のサポーターであれば、心臓ドキドキの展開ですが、ブリオベッカ関係者はとても楽しかったです。
結果は、スコアレスドロー

都田サッカー場のメインスタンドは、プレーが観やすいのはもちろん、両チーム監督の様子も分かりやすかったり、土曜ナイターで夏まつりの要素もあるのが素晴らしかったです。

ここに来るサッカーファンは、目が肥えているので、本当にノーストレス。
メインスタンドの裏のフットサルコートサイズの人工芝では、子どもたちがボール遊びをしていました。
アウェイ マルヤス戦での勝利もあり、心地よい気分で浦安に帰りました。
JFL 30試合中15試合消化
ブリオベッカは、勝点21
ちなみに、一昨年は28試合消化で勝点45 昨年は30試合消化で勝点43
今年の勝点獲得ペースが良いのか悪いのかは、ご想像にお任せします。
現時点でのJFL順位は以下の通り。
1試合あたりで勝点2以上を稼いでいるのは沖縄SVのみ
1試合あたりで勝点1未満のチームが4チームもある
今のブリオベッカは、勝点3を取っても、順位が大きく上がりづらい状況です(真ん中より上の順位では当然のこと)
例年 口酸っぱく言っていることですが、順位に一喜一憂せず、
声と手拍子で選手たちをサポートしていきましょう。
では。
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