スポーツコンセプター 辻秀一先生

ブリオベッカ浦安のスポーツコンセプター「も」勤めている辻秀一先生のつぶやきです。

上記のツイートが更新されたのは、東京オリンピック最中。

おれ1人で「1万いいね」くらい押したかったですが、できるはずもなく断念。

その代わりオリンピックの間、辻秀一先生のツイートを追って見ることにしました。

ある程度予想できたことですが、

「日本人がメダル獲得」という結果に対するツイート&リツイートは1つもありませんでした(ちなみに、おれも同じことをしています)。入賞という結果については、祝福のつぶやきがありました。

 

一連のツイートを見て考えに共感したおれは、先生の書籍をいくつか購入しました。

1番有名な書籍は「スラムダンク勝利学」です。20年以上前に発行され、累計部数は40万部近いです。メンタル面での分析が進んだ現在では当たり前となった項目も少しだけありました。本全体を通してみると、20年前に書かれたとは思えない内容でした。

真ん中にある「自己肯定感ハラスメント」は、今月出版されたばかりです。目に見える分かりやすい結果ばかりを追いかけているおれにとっては、大きな気づきがありました。

どの書籍もオススメできますが最も印象に残ったのは、

「スポーツが教えてくれる人生という試合の歩み方」にある一節です。

要約すると、

「元気・感動・仲間・成長」こそ人間らしく生きるために必要

(今のウクライナを見るにつけ、重みのある言葉です)

 

おれの普段の生活では、「元気・感動・仲間・成長」なんて縁がありません。

(独身 かつ サッカー観戦以外の交友関係がほぼゼロ)

しかし、サッカー観戦においては「元気・感動・仲間・成長」の全てを実感します。

最初のツイートにあるとおり「スポーツは文化」をいえる土壌をつくりたいです。

(書籍にも書かれていますが)日本の省庁のなかにも、スポーツ庁が設置されています。しかし、上部組織は文部科学省です。Jリーグと日本野球機構が、外国人選手の入国後の隔離措置短縮を要請した相手も、文部科学省。本来は文化庁と関わりの深い組織であるべきです。

話を少し変えると、

「結果」ではなく「文化」を積み上げる必要のあるスポーツチームがあります。

おれが好きな「ブリオベッカ浦安」です。

(ありえない話ですが)公式戦を数年間全勝できたとしても、浦安市内で全国リーグを開催することはできません。

全国リーグを開催するのは、結果以上に観客動員が重要になっています。

そのために、サッカーが好きな人以外にも、スポーツの面白さや楽しさをどう伝えるかを熟考しなければなりません。

チームを強くする以上に、文化(に近いもの)を築き上げるため、おれはこれからも試行錯誤を続けます。