勝ったけど学習能力ゼロ ブリオベッカ vs ソニー仙台

JFLのリーグとしては中断明けの試合が8月31日(土)に行われました。

昔の小中学生であれば、来てほしくない日の1つでしたが、今は何とも思いません。

ゼットエーオリプリスタジアム(市原臨海)へ

台風10号に伴う低気圧の関係で、全国リーグの試合の多くが中止となる中、ブリオベッカのホームゲームは開催。

当初は17時キックオフでしたが、試合2日前に13時へ変更。

さらに、13時前に大雨が降った影響で、キックオフが14時15分に再変更。

アウェイのソニー仙台には迷惑を掛けましたが、試合は無事に開催できました。

おれは、仕事の関係で遅刻。スタジアムに到着したのは前半20分過ぎ 飲水タイムのときでした。

スタジアム到着

Youtubeのライブ中継を聴きながら移動していたので、ブリオベッカが1-0でリードしていることは把握済。

https://twitter.com/VOXRAY_Muzzi/status/1829802224794611745

実況はムッチー鈴木さん。ブリオベッカの試合が初めてとは思えないほど良かったです。

ゴールが決まったときも、特に絶叫しない。芝生のコンディションの説明が十分(大雨が降ったにも関わらず、水たまりがなくボールがよく走る状況)。ソニー仙台の出場停止選手の情報&試合に与える影響を篠田さんに聴くetc.

試合前に大雨が降った影響で、チケット売り場もグッズ売り場もスタジアムグルメも、屋根のあるコンコースへ移動。とても良い判断です。

朝6時以降 何も食べていなかったおれは、オルハさんの(ジャークチキンではなく)ガパオライスを購入。

暑い時期に食べると、より一層おいしく感じます。

スタジアムに着いてから、試合終了後まで雨は止んでいましたが、ほとんどのファン・サポーターは最上段近くの雨に濡れない場所で観戦。

おれは、(本吉のセーブを見ながら)食事をして、食べ終わってから声出しエリアに合流。

その直後。

21か月ぶりのスタメン出場となった藤岡優也が、PA内にドリブルで侵入したところ、相手のファールを受けてPKゲット。

このPKは(誕生日の)峯が決めます。

ブリオベッカが2点リード。

サポーターは、得点を祝うエレクトリカルパレードをシャウト。

小島樹と荒井大のダブルボランチの距離感が良く、中盤でボールを奪いショートカウンターに持っていけるシーンが何回かありました。

この日来ていただいたファン・サポーターは、中盤でボールを奪取したときの手拍子が多く心強かったです。

前半アディショナルタイムには、峯がボレーシュートを打つシーン(誕生日に前半だけでハットトリック未遂)や

押し込まれてコーナーキックのピンチを迎える場面もありましたが、得点は動かず。

前半が終わり、べか彦&ブルーキャッツのショーが行われます。

手拍子をしていたら、べか彦が2~3秒間 おれの方を見ていました。

後半開始

後半開始前に、おれが他のファン・サポーターへ演説した内容は以下の通りです。

「昨年の中断明けと同じことを言いますが、順位表を見て一喜一憂しないでください。順位が上がって浮かれたり、順位が下がって落ち込むのではなく、声と手拍子で選手をサポートしていきましょう」

そして、勝負の後半開始。

ブリオベッカのボランチ周辺で、ソニー仙台に起点を作られるケースが出てきます。

幾度も自陣PA内にクロスを入れられますが、何とかしのぎます。

ウチの選手が治療を受けてブリオベッカが1人少なくなったとき、被カウンターを止めざるを得なかった菊地紘平にイエローカードが提示されます。リスク管理がなされていない状況を目の当たりにし、嫌な予感はしました。

少しずつ前からのプレスが効かなくなり、DFラインも下がり始めます。

昨年4月1日以来先発出場を続けていた藤森隆汰がいれば、もう少しマシな試合内容だったはず。

ブリオベッカの左サイドをいいように使われます。

それでも本吉のビッグセーブ や バー神に救われて、無失点でしのぎます。

ブリオベッカは悪い流れを断ち切るよう選手交代を早めに行います。

気温は30℃以下でしたが、湿度が非常に高かったので、選手にとって酷な環境でした。

選手交代により高い位置でパスをカットし、相手スローインとなったとき、サポーターは選手のコールをして鼓舞します。理想を書けば、もっと盛り上がってほしいです。

少しヒヤヒヤしながらも、時間は少しずつ経過。本吉のセーブやDFの選手の奮闘が光ります。

そして迎えた後半アディショナルタイム。

しばらく語り継がれるであろう「醜い行為」が発生します。

効果的なプレスを掛け続けた小島樹がテクニックを発揮し、敵陣深い位置 左サイドでスローインを得ます。

再開を急ぐソニー仙台の選手は、すぐさまボールを所定の位置に置きます。

ボールが置かれてから5秒以上。

近くにいたブリオベッカの選手はフリーズ。

この間、ボールから離れた位置にいた左センターバックの菊地紘平が2~3歩前に出ます。

結果、主審の辛島さんは、(スローインを投げる意思があったとみなされ)菊地にイエローカード。

これが2枚目だったので、レッドカードで退場。遅延行為をした以上、当然の判定です。

リードしている試合終盤、スローインの遅延行為によりイエローカードが出るのは、今年5月のアウェイ・ソニー仙台戦で経験済。学習能力ゼロ。

ボールの近くにいた選手や鬼木コーチは、逆ギレ。

この一部始終を見てしまったブリオベッカの声出しサポーターは、バラバラの行動をしました。

大声で「切り替えろ!!」というサポーターもいれば、選手に怒るサポーターもいました。

おれは、笑っていました。

https://twitter.com/PacificleagueTV/status/1818264929843237041

この日は悪天候の中、276人の観客に来ていただけましたが、醜態をさらし申し訳ない思いです。ソニー仙台の選手にも、失礼な行為でした。

ブリオベッカが1人退場となった後も、スコアは動かず試合終了。

2-0で勝利。

試合後

ブリオベッカをサポートして10年近く経ちますが、勝ち試合の中で最も後味が悪かったです。

おれは、チームコールや選手のコールを行わず、拍手だけしました。

本業山形のサポーターは、「アホなカードをもらってんじゃねーぞ!!」と叫び、怒りが収まらない様子でした。

それでも、完封勝利できた事実は変わりません。

おれ と 本業山形のサポーター は、観客の中で「怒りの要素」を伝染させないため、そそくさとスタンドを後にしました。

監督インタビューやヒーローインタビューの前に退出したので大人げなかったかもしれませんが、勝利の喜びを分かち合いたいみなさんとは別行動にして良かったと考えています。

最後まで天気がもったので、選手&べか彦によるお見送りは盛況だったはず。

この日来ていただいたみなさんが、ホームゲームを楽しんでいただけたなら、幸いです。

おれ自身は、このレポートを書いて、ある程度切り替えは出来ました。

今後も、順位に一喜一憂せず、現地へ行けるときはサポートを続けます。

では。

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