7月上旬のクリアソン戦が中止になったため、代替試合が8月中旬の日曜日に行われました。
スタジアム到着
この日の試合会場は、重兵衛スポーツフィールド中台(成田市中台運動公園陸上競技場)
スタジアムグルメのキッチンカーも2台出ていました。
おれは、たくさんの物を運んだこともあり、今年の試合で1番多く汗をかきました。
午後2時半に開門。
べか彦が夏休み中で不在。申し訳ない思いでした。
スタジアムに入ると、両チームの横断幕は掲出済。第一カッターフィールド(習志野市秋津サッカー場)と比べてピッチまでの距離は遠いのは本当に残念ですが、弾幕は多く掲出可能。
選手のウォーミングアップが開始。暑さは若干マシになります。
ウォーミングアップ終了後、ベンチ外選手へのインタビュー。この日は、ルーキー2人が担当。今後もピッチ内外での活躍に期待。
選手入場直前、おれは拡声器を使って観客のみなさんに演説。
少しネタを挟みましたが、「選手たちはこの日のために、1か月の中断期間で準備してきたので、声と手拍子でサポートしていきましょう」という点は強調しました。
そして選手入場。午後4時にキックオフ。
試合開始
1か月半前、中止になった試合は出来が最悪。しかし、この日は違います。
早い時間に先制。ジョニーの直接FKに、相手GKがはじいたところを、山崎広大がゲット。
サポーターは、エレクトリカルパレードでお祝い。
先制点以降も攻撃のとき、ボランチは縦関係となり、横並びにならない点が良かったです。縦パスに対するクリアソンのプレスは早かったですが、ボールの奪いどころが意思統一できていないようでした。
しかもクリアソンの守備は、ブリオベッカが横にパスを出したとき、守備のスライドが遅かったです。
現在JFLの首位 高知の「守備のスライド」が京葉線通勤快速くらいだとしたら、
今のブリオベッカは、朝の地下鉄東西線です。
この日のクリアソンは、新宿区を走る都電荒川線くらい遅かったです。
守備のスライドが遅く、前半40分ころブリオベッカは難なく2点目。ジョニーのクロスから決めたのは東。
攻撃陣が注目されがちですが、守備も安定感がありました。センターバック3枚の菊地紘平 寺田一貴 藤森隆汰は、シュートを打たせないどころかPAに入らせないポジション取り&寄せの速さが光りました。
ボランチの荒井大&小島樹も、中盤でボールを幾度も奪っていました。クリアソンの長身FW赤井 シャロッド 裕貴との競り合いからのセカンドボール回収率も悪くなかったです。
さらに、ベンチに入った選手も戦っていました。
7月中旬のマルヤス戦立ち上がり30分 を思い出すような試合内容が継続できていたので、アディショナルタイム直前に手洗い。「ある物」を応援席の通路に運びます。
いつもと違うハーフタイム
べか彦のダンスショーがないお詫びの意味も込めて、
ハーフタイムに応援席通路でスイカ割りを行いました。
参加していただいたみなさん、協力していただいたみなさん、ありがとうございました。
このスイカは、(声出しファンも そうじゃないファンも)数十人でおいしくいただきました。
後半開始
勝負の後半。
その立ち上がり。
山崎広大のクロスから上松瑛がヘディングシュートを決めた模様。
おれは、スイカに夢中で全く見ていません。ごめんなさい。
この日の観客は274人でしたが、倍の人数に来てもらえると、スタンドももっと盛り上がります。
応援席は3回目となるエレクトリカルパレード。得点者だけでなくアシストをした選手のコールも行います。
イビチャ・オシムの名言の中に、1試合2得点を決めた選手への評価を聞かれた際のコメントがあります。それは、
点をとったのは佐藤でも勇人でもなく、ジェフというチームが挙げたものだ。
2003年 ベガルタvsジェフ試合後コメント(ジェフ公式HP)
あくまでも、得点した瞬間だけでなく、その前も注目していきたいです。
おれは、試合をじっくり見始めます。スイカを食べながら。
この日の応援は、「カモン浦安」や(祭りの掛け声の)「マエダ!!」は少なめでした。
そうこうしている間に、4点目をゲット。3点目も4点目も小島樹が光りました。
ブリオベッカにとって、JFLで4点リードの展開となるのは初めてのこと(2016年も4点リードは無かった)。
おれは、「心折れ!!」コールを開始。
(相手の心が折れるほどの点差をつけるべきという スラムダンクの山王・堂本監督の考え)
相手をあきらめさせて、そこで試合終了にさせる心構えです。
本業浦安・副業仙台のおれ 本業山形・副業浦安のサポーターも 浦安と柏兼務のサポーターも大量リードの展開に慣れていないため
不慣れな即興の応援歌を3つくらい披露。
ガンバ大阪の「もっといったれ」
松本山雅の「塩沢チャント」
モンテディオ山形の人気選手「氣田亮真チャント」
育成組織の子どもたち や 他の浦安ファンで、好きな応援歌があれば、おれに教えてください。
この間もクリアソンのサポーターは心が折れることなく「新宿最高!!」のチャントで選手を鼓舞。
ブリオベッカは、コーナーキックのピンチから失点。
ここから防戦一方。自陣PA内にどんどんボールが集まってきます。
DFの寄せやGK本吉のセーブでピンチを切り抜けますが、センターバックが至近距離でシュートを顔面ブロック。そのとき、この日ベンチ入りしていた選手が、コーチから呼ばれます。
藤岡優也の登場です。
2022年の地域CL最終決戦以来となる
21か月ぶりの公式戦。
仙台大から新卒加入して5年目。JFL初出場でもあります。
藤岡がピッチに入るとき、おれはこの日1番の声援を送ります。
急きょの出場でしたが、センターバックとして奮闘。2失点目をしないプレーができていました。その様子を見るだけで、嬉しかったです。
後半ATは7分。
夕方になり涼しくなってきたとはいえ、暑いことに変わりはありません。
当然のことながら、両チームとも運動量が低下。
そのとき、途中出場の阿部要門(あべかなと)が見事なプレスで、相手センターバックからボールを奪います。
前に出ていた相手GKとのスピード勝負となりますが、その駆け引きに勝ち、無人のゴールに流し込みます。
期限付き移籍で加入して、初出場初得点。
同い年の選手・スタッフはもちろん、声出し応援するファンも大喜び。
そして、試合終了。
5-1でブリオベッカの勝利に終わりました。JFLでは、4点差勝利も5得点も初。
試合終了後
選手はサポーターへあいさつし、スポンサーさまと記念撮影。ヒーローインタビュー。
今後ラインダンスを行うか否かは、検討課題です。
少し経ってから、選手によるお見送りが行われます。
賑わっていましたが、べか彦不在なので寂しかったです。
お見送りが行われている最中、スイカ割りのスイカをファンに配っていました。
大きいスイカだったので、完売には時間が掛かりましたが、満足感を得ながら帰路につきました。
この日は藤岡優也が復活し、試合も快勝(大差のつく試合内容ではありませんでしたが)。
それでも、観客動員を増やすには地道な活動を継続しなければなりません。
おれ自身は、試合会場を祭り会場(のよう)にすべく スイカ割りを試験的に行いましたが、今後もスタジアム内外で何かしら行っていきたいです。では。