改めて今シーズンの成績を書くと
30試合で14勝10分け6敗 勝点52 3位入賞 得点35 失点25
天皇杯は千葉県予選決勝で引き分けのちPK戦敗退
ホームで8勝5分け2敗
アウェイで6勝5分け4敗
昨年はJFLで16チーム中8位(30試合で勝点42) 天皇杯は本戦1回戦で敗退
今期開幕前に個人昇格なし 主力選手1名が同カテゴリー(マルヤス岡崎)に移籍
多くの主力選手が、チームに残ってくれたこともあり、開幕ダッシュに期待していました。
しかし、開幕戦はアウェイ沖縄SV戦で負け。
昨年は第2節がアウェイ沖縄SV戦でしたが、ライブ中継を見る限り同じように酷い内容だったので、とても嫌な予感がしました。
好不調が極端な3月~5月
酷い内容で負けた次は、ホーム開幕戦
相手はクリアソン新宿
スカウティング(分析)の成果により、セットプレーから見事先制。今シーズンは、チーム初ゴールまで100分かかりました。昨シーズンは405分かかりました
その後は、低調な試合内容。でしたが、選手のハードワーク&サポーターの声と手拍子は、昨年のホーム開幕戦と違いました。何とか勝利
しかし、また低調な試合内容に逆戻り。
3節~5節は勝ちなし。当時はDFの対人能力に疑問符が付くところもあり、多少のリスクを背負ってでもオーバーラップする意識が薄かったです。
失点の形がよくない(サイドでボールを持たれた時、相手からすれば仕掛けやすい状況)とはいえ、5節までの時点で複数失点は無し。
しかし、第6節のヴェルスパ大分戦
個人能力の高い なおかつ 姫野や金崎が一体感をもたらしているチームにボコボコにされます。
前半だけで0-3
2017年前期でも無かった試合展開に対し、ベンチは大鉈を振るいます。ハーフタイムで4人交代。しかも、躊躇なく。
この試合の後半は、サポートしていて楽しかったです。リスクもへったくれも無いので、ウチの選手が、どんどん前線に駆け上がるサッカーでした。
その代償として、左ウィングバックでジョニーがボールを持ったとき、対戦相手は徹底マークをすることに。
次節のホーム グルージャ戦は、相手のビッグネームに怯むことなく 会心のウノゼロ勝利。
これで勢いに乗れると思ったら、
大型連休のアウェイ枚方戦で、相手の良さを全く消せず 負け
肝腎な天皇杯予選千葉県決勝では、選手選考などで守りに入りすぎて(メンタル的にまずい点が多々あり)、引き分けのちPK戦負け。藤岡優也のPKゲット&PKゴールは、本当に感動しました
次の飛鳥FC戦は、選手選考がマシになり勝利
守備が開幕戦よりも酷く、前線のプレスもマークの受け渡しも関東2部レベルでした。
この試合で5月の公式戦は終了
昨年の5月に比べれば、かなりマシな勝点ですが、9試合で11ポイントは低調といって出来(余談ですが、この時期は 青森の守備は堅いから昇格できそう と言っていた方が多かったです。ベガルタが少し好きなおれは全否定していました)
しかも、アウェイでは4戦全敗。
次節はアウェイのヴィアティン三重戦
ここが今年のターニングポイントでした
勢いが出た6月7月
3,000人以上 ヴィアティンのファン・サポーターが詰めかけたアウェイゲーム
結論から書けば、スコアレスドロー。今シーズン初 アウェイでの勝点獲得
この試合 前線のプレスやマークの受け渡しは、JFLで残留争いはできそうな完成度でした。試合終盤でファールを与える場面が増えたものの 無失点でしのぐことに成功。
ラスト10分で走力が落ちた反省があったかどうかは知りませんが、熱くなる時期でも走り負ける試合は無かったように思えます。
この試合から、シーズン終了まで「アウェイでは必ず勝点をゲット」「今後20試合で複数失点は4回だけ」
ターニングポイントといってよい試合でした。
この試合以降は、順調に勝点を伸ばします。
6月は前線のハードワーク 中盤の球際の強さが光り、レイラック滋賀やHonda FC相手の試合もありましたが、負けなし。
7月はそれに加え「攻撃のギアをあげるタイミング」がバツグンでした。
アウェイ マルヤス戦は、今年唯一クーリングブレイクの設定された試合でしたが、後半クーリングブレイク直前に決勝点を決めて勝利(今シーズン アウェイ初勝利)
ホーム 沖縄SV戦は後半立ち上がりに得点してウノゼロ勝利
アウェイ クリアソン戦は後半飲水タイム直後に得点してウノゼロ勝利
ホーム ティアモ戦は後半ATに先制して勝利(この試合については、別途書きます)
夏の中断期間前に18試合消化で勝点30到達
非保持相手に弱い9月
夏の中断期間前に、いい位置に付けたことで
チーム内部も、外部(スポンサーさまやファン・サポーター)も余計な欲が出ました。
ウチの良くないところは「今日の〇〇相手に勝てば」とか「盛り上がる山場は、少し先の〇〇戦」など、目の前の試合にメンタルを集中できないことがあります。チーム内部も外部も。
結果、2試合勝ちなし。
その2試合がひどい内容だったので、その次節は迷うことなくスタメン変更
スタメン変更した試合は、宮崎県で開催
ホームのサポーターよりも心強い マナビス宮崎支社の方々の大サポートを受けて圧勝
マナビス宮崎支社の方々は、声や手拍子が大きいのはもちろん 「キャー!!といった変な悲鳴」がなく 惜しかったシーンではため息ではなく「次のプレーで取り返せ」という意思のこもった応援でした。
次節のアウェイ鈴鹿戦も勝利
ですが、次のホームゲームは惨敗。ウチのウィングバックがボールを持ったとき、攻撃が単調。被カウンター時は、相手の足元に納まるボールをつながれ、バイタルエリアを使われ放題。
相手のスカウティング(分析)がドハマリ。驚くほど酷かったです。
後半のサポートは、休業状態。浦和レッズのサポーターが同じことをしたら「ボイコット」と揶揄されていたでしょう。試合終了直後は、来ていただけた&最後まで観戦していただけたファン・サポーターに謝ることしかできませんでした。
柏の葉からの帰り道、優勝争い もしくは 残留争い(ボール非保持) の相手と対戦する日程を見て本当に全部負けるかも と悄然としたのを思い出します。
昨シーズンから、クロスボールの質の低さ&PA内にいる選手は駆け引きがない ことを散々批判しました。特に、林容平が退団してしまった今シーズンは、PA内での駆け引きが全くできていませんでした。2022年以降、林容平が囮になってゴールを決めることができた場面は数知れず。おれがパッと思い浮かんだゴールは↓ ブザービーターで逆転した試合です
しかし、今シーズンの負けは、9月の試合が最後でした
実りの秋 10月~11月
若手中堅選手が国スポ(4日連続試合)を戦った直後のラインメール青森戦
GKは倉原を抜擢。本吉のようなスーパーセーブもありました
さらに、国スポに出場した選手が躍動
堅守(と思われていた)青森ゴールをこじあけ先制。そして完封勝利
ナイスゲームでした。
次節のアウェイ マルヤス戦も勝利。しかし、この頃からサイドからの攻撃がチグハグになる傾向が顕著に出ます。相手のスカウティング(分析)効果。
しかし、ウチもスカウティング(分析)ができていて、特にセットプレーからの失点は減少。
セットプレーからの得点が少ないことは、ある程度割り切っています(1年目は空中戦にめちゃ強い選手も、良いプレースキッカーも多かった)
次節の横河武蔵野戦は、相手の「残留争いへの集中力」が非常に高く 苦しみましたが、選手の粘りにより何とかドロー
11月に入り アウェイのグルージャ戦もドロー
そして、ラスト3戦
ホーム ヴェルスパ戦は、攻撃がハマりました。4月の対戦で後半に見られた どんどん前線に駆け上がる&10月のラインメール青森戦のように、PA内での駆け引きができていて3得点。勝利
ホーム最終戦はレイラック滋賀戦
豚が空を飛びました。しかし、引き分け。今までの試合よりも、バイタルエリアから崩す狙いが見て取れました。
そして最終戦。おれは現地で無かったですが、ベストゲームといってよい試合内容だった模様。劇的勝利。
村田達哉コーチ兼強化部長が2年前に退団したことを感じさせないシーズンでした。
簡単なQ&A
みなさんから聞かれそうなことをQ&A方式で列挙します。
今季のMVPは?
→悩みます。1名には絞り切れません(シーズン終了報告会で行われる 選手着用ユニフォームオークションは、今年が4回目ですが、入札する選手に最も悩みました)
今季ベストゴールは?
→心象的には第18節 ホーム ティアモ枚方戦 辻椋大の決勝点
個人的に好きなのは第16節 ホーム 沖縄SV戦 東のゴール(坂本琉維のインターセプトがドンピシャ)
チームとしての狙いが出たのは、第24節 アウェイ ラインメール青森戦 東のゴール
このゴールに至るまでの過程として、PA内で囮になる動き クロスボールの質 クロスボールへの入り方 PA内でシュートを打つスペースを作る動き。どれも素晴らしかったです。
11月 ホームでのヴェルスパ戦 後半開始直後のゴールなんかも↓のゴール集と遜色ない完成度の高いゴールでした
1番強かった相手は?
→4月のヴェルスパ大分。次点は、ティアモ枚方(5月のアウェイも7月のホームも) もしくは10月の横河武蔵野
最も大事な運営編は、公式戦終了直後にレポートを書きました。ピッチ内の振り返りは以上。年内には、サポート・応援編を書きます。
では。













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