「自分たちがチームを支えている幻想」を抱けない(2)

昨年の公式戦終了直後に書いたレポートの続報です

球団は、ファン・サポーター対し「チームを支えている幻想」に持たせようとしない

球団の志向が最も顕著に表れたのは、2023年シーズン報告のポスターでした。

当時は、パーパスではなくビジョンによって指針が示されていました。

「ブリオベッカ浦安では、地域のジュニアを原点として世界で活躍できる選手を育成し、浦安、市川市および周辺地域市民が成長を見守りながら応援できる、地域に愛されるチームを目指します。」

現在のパーパスに近い内容となっていますが、上記のチラシはこのとおり

天皇杯本戦2回戦のスコアがフェイクとか、突っ込み所は山ほどあります。

サンドウィッチマン富澤の卒アルと同じくらい突っ込み所があります。

ビジョンでは、「浦安、市川市および周辺地域市民が成長を見守りながら応援できる、地域に愛されるチームを目指します。」なんて書いておきながら、そんな描写はゼロ。

選手たち以外で映っている人物は、Fマリノスサポーターだけ。

ウチのサポーターや育成組織の選手たち、地域市民は一切映っていません。

「サッカー好きが、(他に好きなチームのない)サッカー好きのために経営している球団」という性質が露わになっています。

浦安駅前の駐輪場のフェンスで、少しへこんでいる箇所がありますが、それはチラシを見たおれが少しキレた痕跡です。

天皇杯で、Fマリノス相手に奮闘し、相手のすごいサポーターに拍手してもらえるような試合ができました!! JFLで良い成績を残すことができました!! ありがとうございました!!

球団がそんな考えなら、遠征費を使って遠いスタジアムでサポートをするのが馬鹿馬鹿しくなります。

上のレポートでも書いていますが、

「球団内部の人」がチラシを配ったり、広報活動をしたり試合運営をするとき、「球団内部の人目線」で行動すると、パーパスは実現しません。

浦安市・市川市の小中学校へ チラシを配布するのは、良い取り組みです。

しかし、「1人でも多くの子どもたち、保護者の皆さんにチームを知ってほしい」チラシではないと考えています。「球団内部の人目線」ではカッコいいチラシであっても、「地域の人目線(人の下に立つunderstand)」でないのは明らか。

「1人でも多くの子どもたち、保護者の皆さんにチームを知ってほしい」思いが強ければ↓のようなチラシを作成するはず。

当然のことながら、おれ自身がチラシを作りたくても肖像権等の問題により作れません。

球団がSNSでも活動するのは良いですが、地方球団のように「テレビや新聞がチームや選手のことを詳しく紹介していて、地域住民も選手のことを何となく知っている」状況ではないことを前提にする必要があります。

おれは球団外の人間なので、今年在籍する選手の中で 声がなんとなく分かるのは、秋葉勇志 橋本龍馬 栗田詩音の3人だけ。他の選手は、どんな声だったか思い出せません。

同じJFLでも、ラインメール青森は地域シェア№1の東奥日報が大々的に取り上げています。

地元のマスコミがチームのことを大々的に取り上げない場合は、地域貢献活動がより大事になります。

だだし、数だけをこなすのであれば効果は薄いです。(やらないよりはマシです)

地域貢献活動をした後、接点を増やすことが大事。

地域貢献活動の後もチームに興味を持ち続けてくれた結果、子どもたちがスタジアムに来てくれたとします。

その子どもたちが熱心に応援してくれるのであれば、声出しサポーターは、子どもたちに対して最大限協力します。子どもたちが応援をリードする形もできます。(子どもたちに拡声器を持たせたとしても、チームコールだけさせるのが普通)

おれは、試合の前後にファン・サポーター同士の接点を増やすよう努力しているつもりです。

しかし、球団上層部が観客動員数に対し無関心だと、選手たちも観客動員数に無関心になります。

その状況で、選手たちにファンサービスを要望しても、全く響かないはず。ファン・サポーターに幻想を抱かせる選手も少なくなるのは自明の理。

現状だと、ティアモ枚方の阿部隼人選手のような考えを持った選手はいません。

今シーズンを振り返って(阿部隼人選手のnote)

 

球団は、「スタジアム問題」が解決しそうになったら、観客動員を増やす施策を講ずるつもりかもしれませんが、それでは遅いです。

似たようなケースにFC大阪があります。そのチームは、1試合当たりの観客動員数2,000人を超えて昇格しましたが、そのシーズンの観客動員数の中央値は1,142人。最多で12,183人 最少で343人

「スタジアム問題」が解決しそうになってから、観客動員を増やすのであれば、政界の強力なバックアップが必要です。(現在の浦安市や市川市の支援が100くらいだとしたら、500,000くらいの支援が必要)

今の球団に政界の強力なバックアップは望めないので、(国政が21世紀に経験してない大転換をするとか 株式会社ベイフットボール浦安の株主構成が変われば話は別)、

「球団内部の人目線」ではなく「地域の人目線(人の下に立つunderstand)」でパーパス実現に向けた活動を継続していきましょう。

では