うまくいっているようで、うまくいってない ブリオベッカ vs 沖縄SV

(サッカー観戦以外の沖縄滞在については、後日インスタグラムに少しずつあげます)

関東地方は暖かくなりつつも花粉飛散がピークの最中、ブリオベッカは沖縄SVとのアウェイゲームに臨みました。

沖縄県のスタジアム到着

試合会場であるタピック県総ひやごんスタジアムに到着。

開門直後の時点では、思ったほど暑くないです。

沖縄SV名物のコーヒーは、アイスでもホットでも飲める気候です。

この写真で伝えられないのは、スギやヒノキの花粉がないこと。本当に快適でした。

育成組織の子どもたちにチケットをもぎってもらい、入場。とてもハンサムな子もいました。

キャンプシーズン直後なので、芝生の状態は言うことなし。完璧。

アウェイ応援席の近くは市街地ですが、鳴り物を使った応援もできました。

ただし、ホームのサポーターが鳴り物を使っていなかったので、音量は控えめにしました(後述する試合後除く)。

キックオフ1時間前になり、スタメンを確認。前節から5人の変更がありました。個人的には、この策を評価しています。

ピッチ内アップの様子は、ブリオベッカと沖縄SVで内容が全然違いました。

選手入場直前、浦安のファン・サポーターに声を掛けます。声出し応援も含めて15人くらいいました。中には、ブリオベッカの試合を初めて観る浦安市民がいました。話を伺うと、沖縄旅行へ向かう航空機が、選手たちと同じ便で興味をもったとのこと。実際観に来てもらえてありがたいことです。ハーフタイムには太鼓を叩いてもらいましたが、シャボン玉スティックを持参しなかったことを後悔。

選手が入場してきて、写真撮影。志村の色白肌と村越のヘッドバンドが目立ちます。

前半開始

沖縄がサイドチェンジをして、前半は向かい風となります。

開幕戦と同じように、前半立ち上がりは両チームとも手探り状態でした。

浦安は5バックのラインの統率は取れていました(開幕戦よりは)。

前半25分ころからは、サイドで数的優位を作られ、いいクロスを上げられてシュートを打たれるシーンが何本かありましたが、本吉がファインセーブ連発で何とかしのぎます。

まるで、ホーム開幕戦を見ながら応援している気分でした。

そのときと違うと感じた点は2つ。

まず、都並監督がテクニカルエリアに出てくる回数が多かったです。前半25分以降、沖縄ペースになってからは、長時間指示を出していました。

2点目は、サイドからクロスを上げられるようになったこと。DFラインの統率はマシになっていたので、サイドの選手が少し攻撃的なポジションを取れていました。上松瑛や東駿(ひがししゅん)のオフザボールの動きは良かったので、バイタルエリアで前を向けるシーンも増えました(開幕戦よりは)。

ただ、シュートには結びつかなかったです。点を取れる気配は感じません。2020年 レイソルにいたマイケル・オルンガがいれば1点は取れたでしょう。

前半はスコアレスで折り返し。

後半開始

沖縄が、ブリオベッカ5バックの裏を取る動きが、明瞭になりました。

これも、ホーム開幕戦を見ている気分です。ただし、オフサイドを何本か取ることができたので、守備が良くなる兆しはあります。

守備が良くなる兆しを見せたことで、ボランチの攻撃参加も積極的になります。開幕以来、初めて崩し切ってのシュートを打ちますが、得点はならず。(シュートを打った選手を批判したり、〇〇のシュートが決まっていればなんて言い始めると、誰もシュートを打たなくなります。ご注意を)

ブリオベッカは割と早い時間(60分にならない時間)で

選手を2人交代。この頃から、応援しているおれですら、暑さを感じ始めます。

沖縄SVは、中盤の要である荒井秀賀を退けてFWを入れます。得点を取る意思が明白になります。後半立ち上がりは、ブリオベッカ5バックの裏を取る沖縄の選手の動きに対応できていましたが、対応が少し遅れ始めます。

沖縄SVは「我那覇のポストプレーを活かす攻撃」と「サイドを崩す攻撃」を上手く使い分けていて、浦安にとって脅威でした。

浦安は橋本龍馬を入れますが、ズルズル押され始めた流れを変えることができません。

浦安のファン・サポーターは後半30分過ぎから応援をフルスロットルにしますが、どうしようも無かったです。沖縄SVの裏を狙う動きに対して、DFラインがズルズル下がります。

結果、後半45分にゴールライン近くで与えたスローインから、あっけなく崩されて先制点を献上。

ブリオベッカは後半AT突入直後に、選手を2人入れ替えますが、沖縄SVは「鹿島る(敵陣コーナーフラッグ付近で時間稼ぎ)」に徹して試合終了。

ブリオベッカは、またしても0-1で敗戦となりました。

試合終了後

選手整列時におれは「何か」を感じたので、スローインのピンチ時から続けたチームコールを継続。あいさつを終えてしばらく経つまで、ひたすらチームコール。

次節(習志野市の第一カッターフィールド開幕戦)に向けて言えることは、このままだと0-4で負けます。

昨年も第2節は酷い試合運びでしたが、第3節のアウェイ・ヴェルスパ大分戦で試合内容は劇的に変化しました。

しかし、そのうちなんとかなる精神だと、取り返しのつかないことになります。開幕戦で降格が内定した2017年のように。

今週の練習では激しい言い合いになることもあるはずですが、秘めたエネルギーを正しい方向に爆発させてJFLのビッグクラブ・ヴィアティン三重を迎え撃ちましょう。では。