ブリオベッカ浦安 JFL 2年目は8位 まずまずの結果

JFLは16チーム中8位(30試合で勝点42) 天皇杯は本戦1回戦で敗退

昨年はJFLで15チーム中2位(28試合で勝点45) 天皇杯は本戦2回戦で敗退

今期開幕前に3名が個人昇格 1名がJ3ライセンス保有の同カテゴリーに移籍

これらを踏まえれば、まずまずの成績といえます。

開幕直後は不安だらけ

↓開幕戦のレポートの画像を貼り付けます↓

 

第2節の終了時には、「完全に残留争い」に巻き込まれることを想定。簡単に言えば、淡々と負けているように見えました。

第3節の時点で、全く同じポジションで出場したのがGK本吉だけ。主力選手が野戦病院状態であり、新戦力のポジションも試行錯誤が続く異常事態でした。

村上弘有が抜けてプレスが思うように掛からずDFラインはズルズル下がり、クロスを上げても、簡単に跳ね返されセカンドボールを回収できず。

悪循環にハマっていました。この頃のウチは、JFLどころか関東1部でも残留できるか怪しい試合内容でした。

相手選手が決定的なシュートを多く打ってきたのは、ピンチの数が多かった他に、

昨年と比べて、DFラインのビルドアップが下手だったことが大きいです。DFラインは、藤森隆汰・西袋裕太・小泉隆斗

いずれも、(ロングボールに限らず)フリーで前線にボールを蹴らせると、チャンスが生まれやすい選手たち。相手選手はプレスをかけ続けなければならず、シュートチャンスに集中できない状況でした。

↓第4節のレポートは画像を貼り付けます↓

 

虚無な数試合を消化した後、攻のキーマン 小島樹 が戻ってきても、試合展開は多少良くなった程度。

4月上旬 横河武蔵野戦は、意地の守り勝ちで今季初勝利。

4月下旬 天皇杯千葉県予選決勝は、何とか勝利。

5月上旬 ソニー仙台戦はプレスの掛け方がバラバラで、酷いドロー。

5月中旬 Honda戦も低調な試合内容で敗戦。

当然の最下位。

この試合直後、ベンチ外だった選手に声を掛け、ケガの状態を直接聞きました。

おれは浦安を応援して10年目ですが、選手にケガの状態を聞くのは、初めてのこと。

本当は聞いていけないことだと知りつつ 質問してしまいました。反省はしています。しかし、その選手が復帰すれば試合内容は劇的に良くなる手応えがありました。

天皇杯本戦1回戦 & アウェイ ヴェルスパ大分戦

この2試合が、今期のターニングポイントになりました。

おれは現地に行っていませんが。

天皇杯本戦1回戦のヴァンラーレ八戸戦では、菊地紘平が左センターバックとして出場し、監督コーチから一定の評価を得ます。

翌週のアウェイ ヴェルスパ大分戦

おれにとって待望だった 笠嶋 哲太の復帰。

東駿は途中出場途中交代となりましたが、ダダ下がりだったDFラインは上がり始めます。

6月~9月上旬

翌週から、DFラインは藤森隆汰・笠嶋哲太・菊地紘平で(ほぼ)固定。東駿の急成長もあり、いきなり連勝街道突入。

本吉勇貴・峯勇斗は、年間を通じて素晴らしいプレーを見せていましたが、

この時期は上松瑛や荒井大も好調でした。

夏の中断期間で、人気者の健太くんが海なし県に引っ越してもチームの好調っぷりは変わらず。

9月に入っても、アウェイ Honda戦で勝利。ホームのヴェルスパ戦は内容の濃い引き分け。

上位争いも期待されましたが、翌週からのアウェイ5連戦で成績落ち始めます。

ラスト10試合

連戦最初のアウェイ レイラック戦は、酷い負け方でした。

3月のように手の施しようがない負けではなかったですが、個人能力の高い相手に何もできず。

翌週の横河武蔵野戦も敗戦。

どちらの試合も相手がスタメンを5人替えてきたり、監督交代直後で、分析班が仕事をできなかったこともありますが、

ラスト10試合は、主力選手数人のコンディションに試合結果が左右されます。

年間通じて良かったのは、既に書いたとおり本吉勇貴・峯勇斗の2人だけでした。

それ以外の選手は、コンディションに波があり、試合結果は極端でした。ほとんどの若手選手がイマイチだったので、抜擢されてもすぐにスタメンが元に戻るケースが頻発。

2019年~2023年までいた村田達哉コーチ兼強化部長が偉大だったことを痛感。

残念ながら、来年も村田さんの偉大さを知ることになるでしょう。

簡単なQ&A

みなさんから聞かれそうなことをQ&A方式で列挙します。

今季のMVPは?

→本吉勇貴。文句なし。控えGKだった天野友心が、腐らなかったことも特筆すべき。

今季ベストゴールは?

→心象的には第19節 アウェイ Honda FC戦 小島樹の決勝点

最も感動したのは第27節 アウェイ アトレチコ鈴鹿戦 藤岡優也のゴール(おれは現地じゃないです)

チームとしての狙いが出たのは、第7節 峯のゴール

このゴールに至るまでの過程として、サイドを崩しきる かつ クロスボールへの入り方が抜群。

今年のウチは、相手が予測できるタイミングでクロスを入れ、クロスボールが入るのをPA内で特に駆け引きせずに待つ場面が多すぎ

シーズン終盤は、クロスの上げ方がワンパターンで、PA内での駆け引きがほぼゼロ。推測ですが、この時期のウチの対戦相手は、単純なクロスであれば何本上げさせてもシュートは打たれないという作戦があった可能性は高いです。

興梠のゴール集を見ても、そんな場面は全くありません。

浦安のファン・サポーターは、クロスが上がる瞬間に沸き立つこともありましたが、おれ自身は(サポートしながら)イラついていました。

1番強かった相手は?

→11月の栃木シティ

認めざるを得ません。試合終盤、両チームの運動量が落ちたときは、チャンスの芽もありましたが、決定機は作れず。

ピッチ内の振り返りは以上。次は、サポート・応援編を書きます。

では。