ブリオベッカ浦安 2024年のサポートを振り返る

ピッチ内の出来事も振り返った以上、サポート(応援)のことも振り返ります。

3月~5月は超絶低迷

ゼットエーオリプリスタジアム(市原市)で行われた開幕戦の人数は覚えていません。

第一カッターフィールド(習志野市秋津)最初の試合の観客数が425人。

この時期は、ホームゲームらしいサポートが全くできていません。

3月末のホーム青森戦に至っては、試合前の演説で「負けている状態・負けた後の心構え」について言いました。

4月上旬の横河武蔵野戦で初勝利を果たしますが、この試合もサポートは微妙。おれ自身はU-18の応援をした後に駆け付けたこともあり、試合終了と同時に疲労でぶっ倒れました(比喩表現ではなく)。試合終了間際のことはあまり覚えていませんが、「後ろ向きな悲鳴(甲高い声でキャーと叫ぶような)」が目立ってしまう悪い雰囲気だったことは記憶にあります。

おれ自身は、悲鳴を上げることが選手のサポートにつながるとは考えていません。接戦の試合終了間際は、選手が「今ここ」に集中できるサポートをしたいです。

初勝利を上げても、リーグ戦は低空飛行が続きます。天皇杯千葉県予選決勝は優勝し、天野友心の強烈キャラクターが目立ち始めます。

この試合 試合終盤にゴールが決まったときの熱量は、凄まじかったです。この熱量がよみがえるのは、もう少し先。

5月のリーグ戦。試合内容が少しマシになったとはいえ、サポートをしても空回りする状況が続きます。試合終了の笛が鳴った瞬間、選手の整列すら待たずに弾幕撤収。使命感や悲壮感を隠しながらの応援でした。

6月は三社祭開催

直前の記事に書いたとおり、6月から試合内容&結果が劇的に良くなります。

おれは福島県に泊まり出張中でしたが、三社祭とホーム ミネベアミツミ戦のときは、一時帰宅。

福島県出張中は、民宿に受像機があったので、たまに視聴していました。夕方のニュースでは県内にあるサッカーチームのことを大きく取り上げていました。ベガルタをホームに迎える試合前には、「コールリーダー」なる人の紹介コーナーもありました。

(特に地方では)受像機に映れば、その人の発言力は巨大化します。しかし、おれは受像機に映りたい気持ちはありません。ブリオベッカは、短期で結果を出し続けなければならない球団ではなく、将来的に見て観客動員を増やすサポートをしたい考えを持っています。それ以上に、ファン・サポーター間で明確な主従関係を作りたくないです。

そんな考えを持って、6月下旬 フクダ電子アリーナでの一戦に臨みました。

相手はミネベアミツミ。観客数は、ホームゲームでは最多となる1,775人。

三社祭の神輿の担ぎ声「マエダ!!マエダ!!」を多用するなど、今年初めて本気に近いサポートをします。よく声を出す育成組織の子どもたちは、少し離れた席にいたので、拡声器を渡すことはできず(注意.おれはコールリードのために拡声器は使わないです)。すぐ近くにいたら、子どもたちを暫定コールリーダーにしていました。

試合終盤になり決定機を作り始めると、自然発生的応援が天皇杯本戦2回戦(vsFマリノスなど)のような迫力になります。変な悲鳴もなければ、使命感や悲壮感もなく、ワンプレーワンプレーに対するサポートが大きかったです。

みなさんの後押しもあり、大逆転勝利。

(山崎愛さんの動画は、次の記事でも書きます)

このサポートを標準にしたかったですが、そんな簡単にはいかず。

ピッチ内は好調を維持し、中断期間に入ります。

べか彦夏休み中のホーム クリアソン戦

振替試合のため、べか彦は夏休み満喫中

ホームゲームにべか彦がいないのは、珍しいこと。

おれは、いつものスティック型シャボン玉に加え、ハーフタイム時にちょっとしたイベントを開催。

昔の川崎球場でもやったことがないであろう

スイカ割り

概ね好評だったようです。

藤岡優也の21か月ぶり復帰かつJFL初出場と

試合終了間際に阿部要門がゴールしたとき、サポーターに向かって熱いパフォーマンスをしたのが、とても印象的でした。

その後の8月9月

次のホーム ソニー仙台戦では、試合終了直前 スローインの際近くにいた選手数名が大ポカをやらかします。おれ自身は5月の試合よりも、使命感や悲壮感を隠すのに精いっぱい。ホームゲームでの勝ち試合にも関わらず、試合終了後即時撤収。

9月のアウェイ 横河武蔵野戦は、近距離アウェイかつファン・サポーターが狭い場所に多くいるため、印象振る舞いを決行。

選手のためのサポートとは違ったことをしましたが、楽しんでいただければ何よりです。おれとしては、声出しサポートするファンと、座って観戦するファンの心理的距離感を縮めたかったです。

ホーム高知戦 & ホーム栃木シティ戦

注目度の高い試合とは思えないサポートをしてしまいました。

おれ自身、情けないです。

アウェイ ミネベアミツミ戦

ホーム最終戦のティアモ枚方でも、平凡なサポートに終わってしまいました。

リーグ最終戦は、アウェイ ミネベアミツミ戦

先月のレポートにも書きましたが、マナビス宮崎支社の方々の応援が凄まじかったです。

ウチがシュートを外した時、ホームゲームだと、ため息だったりガッカリする声が少しありますが、この日は皆無。マナビス宮崎支社の方々は「次はいける!!」と選手に前を向かせるサポートができていました。ピンチのときに変な悲鳴は起きず、ワンプレーワンプレーに対する反応が大きい点も含め、(昨年同様)浦和レッズのサポーターのような素晴らしい覚悟と情熱を持っています。

辻先生が言うところの「今ここ」に集中できたサポートでした。

フクダ電子アリーナのミネベアミツミ戦に続き、今年2番目に良い応援ができたと自負しています。

来年の開幕戦が、アウェイ ミネベアミツミ戦であれば、スタートダッシュができるはず。

今年 特に力を入れたこと

まず、試合前に演説させていただいたときは 声と手拍子 というセリフを何回も口にしました。

ため息や変な悲鳴に言及したときもありましたが、

今年の公式戦で「打ったシュートがポストもしくはバーを直撃し、その直後ワンプレーでゴールが決まったシーン」が何回あるでしょうか?

答え→3回

おれ自身は、打ったシュートがポストもしくはバーを直撃したとき「この一瞬が勝負」と考えてサポートしてます。

次にスティック型シャボン玉の貸し出しを 昨年よりも頻繁に行いました。子どもたちに楽しんでもらう&声出しサポーターに興味を引いてもらう活動なので、今後も継続させたいです。

最後に、試合中の拡声器の貸し出し。残念ながら、今年は ほとんどできませんでした。昨年は、声出し応援をする育成組織の子どもたちが隣に座っていたので、スムースに貸せました。来年は、育成組織に限らずもっと貸してみたいです。

 

来場していただけたファン・サポーターに対し 少し偉そうに書かせていただきましたが、今年のサポートを簡単に振り返ってみました。来年も精進します。
次のレポートで書くのは「運営・興行について」 もっと偉そうに書く段落もあります。ご承知おきください。