「細かい差」の積み重ねが「大差」 天皇杯千葉県予選決勝 ブリオベッカ vs グラシオン東葛

天皇杯予選準決勝で延長の末 順大を下したブリオベッカ浦安・市川(オイラは未観戦)

5月9日(土) 決勝戦に臨みました。

試合前

決戦の地はフクダ電子アリーナ(千葉市中央区)

先週のようなスカッとした快晴

先週よりもキツい強風。東西線は一部区間で速度規制が入るほど 強い風でした。

フクダ電子アリーナには、キックオフ2時間前に到着。

この時点で観客は数人しかいません。

風があまりにも強く、スタジアムの外は、↓を思い出させる環境でした。

キックオフ90分前の11時半に開門。入場無料。

スタジアムの中は、そんなに風を感じませんが「風の通り道」は突風レベルの風

その場所に横断幕を掲出するときは、ふた苦労しました。

千葉県サッカー協会の運営の方とも少し話をしましたが、上記のYoutubeや今日のような風になることは、春だと発生する可能性が高いとのこと。

野田市に練習拠点があるグラシオンよりも、浦安市に拠点があるウチにとって有利な風になりそうだと考えていました。

横断幕掲出を終えるころには、ピッチ内アップが始まっていました。

このころには、観客も増え始めます。ウチよりも、グラシオン東葛のサポーターのほうが少し多い状況。

本日の主審が瀬田貴仁さんとオーロラビジョンで発表され、テンションが上がります。

瀬田さんは、2010年代半ばころ ソニー仙台の中心選手。2015年はJFLのMVP ソニー仙台時代の北埜GKコーチとも少しかぶっています。現在は千葉県在住で、J2の主審も担当

選手のピッチ内アップが終わり、スタジアムは天皇杯特有の静寂に包まれます。

選手入場直前 おれは拡声器を握り、ファン・サポーターに演説。

いつも通り「声と手拍子」の大切さを伝えるほかに、「先制点を取られる、数的不利になる」状況も想定しうること。

何より「延長に入ろうが、PK戦になろうが 勝つことが1番大事」であることを強調

相手のグラシオン東葛は千葉県1部ですが、順大やVONDS市原にも完封勝利を収めています。先制点を取られていないチームです。

内心では、先制点さえ取れれば、後は問題なく勝てると踏んでいました。

前半開始

その先制点は、開始5分でゲット。

福元友哉のゴール。中盤でボールを奪い、相手GKが前に出ていたのを見逃がさずに捉えたストライカーらしい得点でした。

想定よりも早い先制点

得点を祝うエレクトリカルパレードをシャウト。フクダ電子アリーナの屋根に反響して、いつもよりも響きます。

その後は、ブリオベッカがボールを保持しつつも、グラシオンのカウンターが やや怖い時間帯が続きます。

グラシオンは、ウチの右サイドでボールを持ちたがる 梶山はるま のパワフルな突破や 井田祐成 が足元にボールを収めてからの早いターンで好機を探ります。

ウチの攻撃も相手の攻撃も ウチの右サイドが多く使われ、逆側のサイドは ほとんどボールがいきません。

グラシオンのサポーターの応援も、いつもの天皇杯千葉県予選決勝よりは迫力がありました。

ウチが多少バタつく場面もありました。グラシオンは、ファールを誘発しようとする動きも多かったです。

セットプレーから少しヒヤリとする場面もありましたが、前半は1-0リードで折り返します。

ハーフタイムは、リーグ戦と違い 静寂の時間帯。声出しサポーターは完全休憩。

ピッチ内は水が全くまかれず、ゴロのパスのスピードはやや遅めな印象。

後半開始

両チームとも交代はなし。

ウチは、ウィングバックの選定に若干の苦慮がうかがえます。相手がやりづらいことを優先するのか、ウチの選手間の相性の良さを優先するのか。

ビハインドを負ったグラシオンは、中盤でのパス回しに変化が。GK DFではない選手がボールを保持し前を向いたとき、攻撃のスピードを速くしたい意図は伝わりました。

ウチがボール非保持の戦術になりかけた後半10分ころ ウチのベンチが動きます。

ダブルボランチの松山碧と富田英寿に代わり、坂本琉唯と橋本龍馬が入ります。アウェイ高知戦でこのような交代をすれば、スタンド中がざわつくはず。

入った2人のコンディションが良好であれば、相手チームにとっては この上ない脅威。

昔のプロ野球に例えるなら、相手が阪神タイガースで 僅差のビハインドの試合終盤に、JFKが登板する(藤川球児 ジェフ・ウィリアムス 久保田智之)気分でしょう。

今日の試合に話を戻すと、守りに入るように見えながらも攻めの姿勢。

中盤が分厚くなった結果、中盤からチャンスが生まれます。

グラシオンは、DFラインの統率がとれていたチームでしたが、福元がバイタルでボールをもったとき ばらつきがありました。

デカい隙を見逃さなかったのは東駿。そこに完璧な浮き球パスを出したのは福元

パスが出た瞬間、ウチの応援席からは大歓声。東がトラップし、シュートモーションに入ったときは、少し静かに。

東が右足でシュートを打つ。ボールは、横っ飛びしたグラシオンのGKの脇を抜ける。ネットを揺らす。

ブリオベッカ浦安・市川 追加点。

応援席近くで決まったゴールで、サポーターはとても盛り上がります。

エレクトリカルパレードは、先制点よりも盛り上がりました。今年1番の盛り上がりだったかもしれません。

ハッキリ書けば、この時点で ほぼ勝負あり

前線3人(池谷 福元 東)の連携が1か月前と比べ 何段階もバージョンアップしています。

グラシオンは個人技に秀でた選手は何人かいましたが、坂本琉唯や橋本龍馬のマークの受け渡しさえできれば 問題ない という思いでした。

ウチがカウンターに出たときは、グラシオンのDFラインにばらつきが生まれ始めていて(前半はウチがオフサイドを5回も取られた)、コーナーフラッグ近辺までボールを運べる場面が頻発。

3点目は、パパになった菊地紘平の良さがでました。相手を引き付けるだけ引き付けて、仕上げは途中出場の清水勇貴

クロマティチャント(4月上旬のYSCC戦のレポート参照)で喜んだ直後、即座に失点。

グラシオンサポーターが一気呵成にヒートアップ。

しかし、ウチは慌てることなく 守備をこなします。

グラシオンの攻撃が一段落したところで、ウチのカウンター。

清水勇貴の理不尽な左足炸裂。

再び3点差。完全に勝負あり。

あとは、グラシオンの攻撃をいなしつつ ボールを敵陣コーナーフラッグ付近に運び、ボールキープ。

グラシオンからすれば、時間があっという間に過ぎていったはず。

後半アディショナル4分も問題なくやりすごして、試合終了。

ブリオベッカ浦安・市川が4-1で勝利。

天皇杯千葉県予選で優勝。天皇杯本戦出場決定

試合終了後

第31回千葉県サッカー選手権大会(天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会千葉県代表決定戦)(GoalNote)

両チームの選手が、それぞれのベンチにあいさつを済ませ、すぐに表彰式。

参考までに、ブリオベッカが天皇杯千葉県予選決勝で2点差以上の90分勝利は初。

結果的に3点差勝利となりましたが、そこまで大きな差が開くような試合展開ではありませんでした。その要因があるとすれば、守備の間合い。

守備の強度を落とすことなく89分間(失点シーンがあったので90分ではない)やれたのが、大きかったです。攻撃も守備も、もっと連携を上げられるはず。

表彰式で個人的には、栗田詩音が盾を受け取るシーンが印象に残りました。昨年の天皇杯千葉県予選決勝で、栗田詩音はベンチ外。昨年の試合後 スタジアムの外でばったり会ったとき、悔しいような 怒っているような表情は 今でも覚えています。

表彰式の後は、ラインダンスで喜びを分かち合います。

ブリオベッカ浦安競技場では、ゴール裏の人数が少なすぎるため行っていなかったので、今シーズン初。ハーフタイム時にラインダンスの打ち合わせをするこき スネアを叩くサポーターが素で 違う曲を口ずさんでいました

記念撮影をした後も、選手たち と ファン・サポーターで天皇杯千葉県予選優勝の喜びを分かち合います。

「モリワキ」と呼ばれる芸能も、理解していない人が多数。「モリワキ」は最初からやるのではなく 数人目で行うべき。

森脇良太のように何回もタイトルを獲得すれば、チームとして慣れるはず。

現在 マルヤス岡崎に所属する選手は、加入3か月で完璧にチームに馴染んでいましたが、それは 選手の能力が異常に高いだけのこと。

おれ自身は、今のサポーターや選手 監督コーチと、もっと喜びを分かち合いたいです。

天皇杯本戦1回戦の相手は未定です。(相手が分からないからこそ、この日の天皇杯予選決勝に集中し、勝利できたと考えています)

試合会場も不明。

日程だけは決まっていて、8月19日(水)です。

3か月後にピークを持っていけるよう 選手もサポーターも できることを地道に継続していきましょう。

では

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