結果が出ない中で継続する難しさ ブリオベッカvsアトレチコ鈴鹿

まるで3月末の三ツ沢のような春の陽気となった4月最初の土曜日

ブリオベッカは、ホーム 柏の葉にアトレチコ鈴鹿を迎えての一戦に臨みました。

試合前

キックオフ3時間前に到着。良くしてもらっているアトレチコ鈴鹿のサポーターと、お互いの近況報告

昨年4月のホームゲームは、ブリオベッカの惨敗。DFラインは、菊地も笠嶋(現・マルヤス)も不在で、寺田も経験不足。本気で降格すると考えていました。中には、弊レポートを見ている方もいました。ありがたいです。

キックオフ2時間前には、横断幕掲出。ブリオベッカ球団所有の幕は、育成組織の選手によって掲出済。独特な並べ方でした。

キックオフ1時間半前に開門。春の陽気に包まれて、時間がゆっくりと流れていました。

べか彦とのグリーディングも、十分すぎるくらいの時間がありました。個人的にも、久しぶりに2ショットの写真を撮らせてもらいました。

グッズ売り場(客席入口に、分かりやすい紹介あり)もスタグル売り場も、それなりに賑わっていましたが、客席はまばら。

座っていたら、このまま眠りそうな雰囲気。

キックオフ1時間前に、リーグからスタメン速報が流れます。

アトレチコ鈴鹿には、「職業・サッカー選手」ではなく「職業・スーパースター」といえる選手が在籍。しかし、この日はベンチ外。12年前に、スーパースターのサインをもらったことのあるおれにとっては、少し残念。

選手ウォーミングアップが始まってから、鈴鹿のサポーターによる応援が始まります。

鳴り物は声に合わせた使い方なので、嫌な思いはしません。

ブリオベッカの応援席は、緩い空気のまま。子どもたちに貸し出しているシャボン玉スティックも、この日は ほとんど出ませんでした。

選手入場直前には、ベンチ外の若手選手へのインタビュー。選手間の仲の良さが伝わってくる内容でした。 試合前の演説は、いつも通り「声と手拍子を促す」ことを話しました。

試合開始

ブリオベッカは、DFラインから裏を狙うパスがとても多かったです。

FWの藤山 シャドーの東と上松

中央からサイドへのダイヤゴナルランで、チャンスが生まれることもありましたが、決定機は多くなかったです。

DFの牛田と藤森はロングボールの精度が高く、鈴鹿のGKとセンターバックが対応しづらいパスを出したと思っても、前線の選手が走っていなかったケースもありました。前半15分過ぎ、ワンタッチで出したパスのアイデア&制度には驚愕。今後、25mくらいのFKだったら、キッカーとして直接蹴ってもいいと思わせる軌道でした。

鈴鹿からすれば、峯がベンチスタートで、裏を狙うパスばかりだったのは想定外だったはず。

ウチがいい位置でフリーキックのチャンスを得ることは何回もありました。

そのとき、応援席では 子どもたちにコールをリードしてもらいます(試合中、拡声器は貸しています)。

そのチャンスを活かし、ブリオベッカ先制。

ゴール近くで寺田が折り返したボールを藤山が押し込みました。

ファンサポーターは、エレクトリカルパレードでお祝い。先に寺田コールをしてしまいました。

その直後、ウチの左サイドからクロスが上がり、ファーへ流れたところ、鈴鹿のFWがフリーでボールを受けます。

近くで応援していて「終わった」と思いましたが、GK本吉が絶妙な間合いで詰めてビッグセーブ。

応援席は、得点したとき以上の盛り上がり。

鈴鹿はサイドに人数を割いていた印象があり、0-0だったときに、シュートをした選手がオフサイドで難を逃れた場面もありました。

鈴鹿は選手が大幅に入れ替わり(特にFWのリーグ得点王&1.5列目で個人技がうまい選手は、J3昇格を狙う球団に移籍)、試行錯誤している様子もありましたが、チームカラー的に個人技が強烈という印象は変わりありません。

前半はブリオベッカ1点リードで折り返し。お互いの長所が出る展開かつ主審が良かったので、応援していて楽しい試合。

ハーフタイムは、べか彦&ブルーキャッツのダンスショー 今年のこれまでのホームゲームは、「寒い柏の葉」もしくは「音響装置は弱い秋津サッカー場(芝生は素晴らしいです)」だったので、みんな生き生きしているように見えました。

後半開始

鈴鹿はDFラインが必要以上に下がらないように修正してきました。

後半立ち上がり、またしてもセットプレーのチャンス。シュートした選手がオフサイドで得点ならず。プレースキッカーが2人 牛田とIJ(伊藤純也)がいることは、相手にとって嫌なこと

ビハインドの鈴鹿は、ハーフタイムと後半10分過ぎに1人ずつ交代。サイドチェンジ等を使い大きくボールを動かす展開に変わってきます。

ブリオベッカは、前半同様 比較的高い位置でプレスを掛けて、ボールを奪いに行きます。ファンサポーターは、ハードワークする選手を後押しすべく、声でサポート。PA外からのシュートが外れても、ため息や変な悲鳴は出さず 応援は続けます。

鈴鹿は後半20分過ぎに、また1人交代。

その直後、キレイに失点。

鈴鹿の個人技で決まったともいえますが、クロスを上げると見せかけた複数選手の動きが良かったです。

鈴鹿サポーターは、この日1番の歓声。

同点に追いつかれたブリオベッカは、すぐさま2人を交代。小島樹と峯を送り込みます。

しかし、連携が嚙み合いません。

峯は、FWとして裏を狙う動きが多く、小島は中盤でボールを動かします。そこに左ウィングの菊地紘平がトップ下のような位置へ「小動物のように」入ってきます。

この時間帯は、キレイに崩す気持ちが強すぎるように見えました。

ラストパスの前の段階が、どん詰まり。

鈴鹿のカウンターは、サイドから狙う意図が強く、(少し負傷した)山崎広大やジョニーが、大きく戻らざるを得なかったです。鈴鹿の決定機はありませんでしたが、その後の攻撃がワンパターンで、シュートまで持っていけません。

後半40分過ぎには、両チームとも最後の交代。

でしたが、どちらも試合内容を変えられません。

どちらのファンサポーターも、少しリズムの違う「カモン」の応援歌で選手を後押し。

観客席はいい雰囲気でしたが、ピッチ内は停滞。 このまま試合終了。1-1の引き分け。

試合終了後

おれとしては、「悔しい」というより「がっかり」した気分。

次の用事のため、急いで後片付け。なので、選手のあいさつの様子も分かりません。

本当は、両チームのファンサポーターと、少し感想戦をしたかったですが、撤収。

最寄りバス停からの路線バスは渋滞で、かなり慌てましたが、東武野田線の乗りたい列車には発車3分前で間に合いました。とてもホッとしました。

みなさん、ご協力ありがとうございました。

「ラストパスの1つ前が課題」「スタメン選手以外では、途中出場で停滞した流れを変えられる選手を応援したい」「藤山や天野のような選手を応援したい」

そんな思いを抱えながら、試合終了90分後には成田空港到着

続きは、次回レポートで

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