4月13日(土) 栃木シティのホームスタジアムで、JFLリーグ 栃木シティvsブリオベッカ浦安が開催されました。
結果は1-3でブリオベッカの負け。
それは仕方ないのですが、いろんな意味で失礼な試合となってしまいました。
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栃木シティのスタジアム到着
このスタジアムでJFLの旗を見るのは感慨深いです。
臨場感があるスタジアムなので、サポートしがいがあります。
ピッチ内では、かなり水を撒いていて(キックオフ直前 ハーフタイム)、とてもスリッピーな状況でした。
試合中は、ウチを中心に脚を滑る選手が多数。
水を撒く前のピッチ内アップ練習では、選手を間近に観られてよかったです。
(栃木シティの田北GKコーチの素晴らしいキックを観に、ホームゴール裏へ潜入しようかどうか、悩みました)
選手入場直前には、国歌斉唱が行われたので、おれはいつも通り熱唱。しかし、誰も付いてきません。
国家斉唱直後、「ニッポン」コールをしたときは、いくつか反応がありました。
そして、大音量すぎるBGMの流れる中、選手入場。
コイントスに勝った栃木シティがエンドを替えて(日差しが強いためと推定)、キックオフ
試合開始
ウチは選手層が野戦病院状態でベストメンバーには遠いスタメンだったので、押される展開になるのは想定済。
DFラインの上げ下げも悪くなく、前線では林容平の奮闘が光ります。その後ろがボールを収められない選手なので、致し方なし。
栃木シティのハイプレスに慣れてきたところで、ウチのサイド攻撃が機能し始めます。
前線に小島樹がいるので、中央でボールを前に運べる かつ 攻撃のタメができるので、ワンツーを通せるシーンがいくつもありました。
サイドを突破できるシーンはいくつもありましたが、栃木シティのDF陣は(三重や青森のように)個人能力がとても高く、簡単にシュートを打たせてもらえません。
うちが先制点を取られたのも、栃木シティの個人技の高さが主な理由。コーナーキックのピンチを迎え、プレースキックと打点の高いヘディングシュートに脱帽。(赤帽ではなく)
先制こそされましたが、ウチは相手PA付近でボールを回す場面が出始めます。
PA近くでファールをもらったとき、ウチのファンが「相手選手の風貌を揶揄する野次」をしたとき、
栃木シティの選手が「全部聞こえているぞ!! 質を下げるようなことはやめろ!! いいチームなんだから」という声を、ウチらに向かって叫んでいました。ごもっとも。
その選手は、後半最初の黄紙をラフプレーでもらっていましたが。
前半は0-1 栃木シティリードで終了。
ブリオベッカは、栃木シティのハイプレスに苦しみ、前半終わり近くになってからPA付近で侵入できる出来でした。
勝負の後半。
立ち上がりは静かでしたが、気温が高かったこともあり、体力の消耗が早かったです。
体力の消耗が早かったのは、栃木シティも同様。ハイプレスができなくなると、ウチの選手にラフやアフターのファールを連発。遅延行為も多く、いろいろ察しました。
「そんなプレーをしているから観客増えないんだよ!!」と言いたかったですが、ウチのホームゲームも観客動員は少ないため自重。
しかし、ボールボーイやキーパーの相澤ピーターコアミ選手は、フェアでした。この点は強調して伝えたいです。
ウチは、後半20分ころに選手を3枚替え。勝負に出ます。
アウェイ 栃木シティ戦に限ると、2020年も2021年も2022年も同じような采配をしているはず。
(昨年2023年の対戦がないのは不思議)
しかし、
同様の采配をした3年間は飲水タイムがありました。(コロナ禍だったり、暑い時期の対戦だったり)
今日の試合は、そういった時間がなく、選手同士で確認の声が飛び交っていました。
そのちき、キレイに失点。0-2。
3枚替え直後でマークの受け渡しがあいまいだったり、右サイドの選手のコンディション不良だったり、反省材料の多い失点です。
左サイドばかりをケアした結果、右サイドを崩された形でした。
ウチは左サイドを活性化させる交代をしましたが少し経ってから結果が出ます。荒井大のゴール。1点差に詰め寄ります。
このころ、本日の観客動員がアナウンスされます。
1,197人。参考までに、2022年地域CL決勝ラウンド最終日(熊谷)の観客は1,117人。
おれが何を言いたいのかは、察してください。
ブリオベッカは、一気呵成に攻勢に出ますが、今後も右サイドを崩され失点。1-3。
浦安ファンは、ヤジや罵声ではなく選手のサポートに徹します。2022鹿児島全社準々決勝のような試合にしたかったです。しかし、今のチーム状況は、栃木シティに対し失礼と思われかねない状況でした。
この試合結果は、最初に書いたとおり、1-3でブリオベッカの負け。
素晴らしいスタジアムで、いろいろ失礼な要素が溜まってしまう試合でした。
試合終了後
おれ自身、拍手や軽く頭を下げる行動はしましたが、
すぐ近くまであいさつに来てくれたウチの選手には何も言わなかったです。
ひたすら観察。
アウェイ沖縄SV戦の試合直後は「選手のメンタルが本当にまずい」と考えましたが、この日はそうでもなかったです。アスリートらしい表情でした。
ラフプレーの仕返しをしなかった選手たちを、誇りに思います。
怪我人続出、コンディション不良の選手多数という最悪の状態でも、サポートは継続します。
では。