青山新さんの凱旋コンサート 初鑑賞

今年4月から浦安市猫実に引っ越してきた「サッカー阿呆(おれ)」が、青山新さんの凱旋コンサートを鑑賞してきました。

会場到着

コンサートに行ったキッカケは、浦安市内のいくつかの商店・飲食店でポスターを見たことです。

青山新さんの公式ホームページに掲載されているプロフィールを見ると、趣味・特技・好きなスポーツ 全ての項目で最初に「サッカー」と明記。

勝手に親近感が湧きました。

何とか予定を調整して11月19日(日) 猫実1丁目にある浦安市文化会館 へ。

1週間前に購入したチケットを係員がもぎって、会場の大ホールに入ると、マダム層が目立ちます。

同年代の男は、少数派でした。

試合開始

試合開始は15時。

ステージの幕が上がり、青山新さんが登場。800人の観客は大きな拍手で出迎えます。

最新のリリース曲「女のはじまり」からスタートし、自身の曲を熱唱。とてもハリのある歌声で、ファンを魅了。観客の多くは、ペンライトを振り花を添えます。

「仕方ないのさ」「あなた探して港町」など数曲続きましたが、おれは歌声に聞き惚れていました。

最初のトーク~前半終了

最初のトークで新さんが「我こそは遠方から来た人!!」と遠くから来たファンの居住地を質問。

北海道や鹿児島、果ては沖縄といった地名が聞こえてきます。そのたびに新さんは「ありがとうございます!」と笑顔で応えていました。

その様子を見ていて、「行動範囲の広い熱心なファンがいるんだな」と感じていました。しかし、1年前のおれは

鹿児島空港から2時間かかる原っぱみたいなグラウンドで行われたサッカーで、3日連続90分近く大声を張り上げ続ける異常行動者であることを自覚し、急に恥ずかしくなりました。

トークの後は、西城秀樹さんの「ヤングマン」で盛り上がります。

新さんは客席の通路をまわります。観客とふれ合っている最中「おにいちゃん!」と言ったことに対し、大ホール全体が和んだ空気になりました。

おれにとって「ヤングマン」といえば、川崎フロンターレの等々力劇場。

いつの日か、浦安のサッカーチームの試合で、新さんがゲストで来ることを夢見ています。

その後も新さんは歌い続け、観客の手拍子やコールを適度に煽りながら、どんどん盛り上げます。

1時間経つか経たないかのうちに、前半終了。ハーフタイムに突入。

ハーフタイム

おれは、横に座っていたおばあさまに声を掛けられます。

「新ちゃんの親戚ですか?」

当然おれは否定。なんでそう思ったのか聞いたところ、「甚平姿で手拍子がとても強かったから 」とのこと。

そこから話が進み、おばあさまは、子どものころの新さん も知っているとのことでした。

浦安に住んでどれくらい経つのか聞くと「かなり昔」であり

「引っ越してきたころは境川で洗い物をしていた」との回答に驚愕。

境川がべか舟で溢れかえるよりも前の時代であることを察し、尊敬の念を覚えました。

おばあさまがポツリと言った「今は区画整理されてキレイになって良かった」の一言が印象に残っています。

後半開始

コンサートが再開する前に、浦安三社のワンシーンがスクリーンに映ります。

そのシーンが映り終わると、新さんが客席の端から颯爽と「お祭りマンボ」の曲で登場。

曲の途中、横に座っていたおばあさまは、その年齢とは思えない素早い動きで立ち上がり、新さんと ほんの少しだけ ふれ合っていました。直後のおばあさまの様子を見ると、とてもいい笑顔でした。

その後も、洋楽のヒット曲を歌唱。タップダンスやハーモニカを披露。

熱心なファンが多く集まる場所からは、多少のざわめきと感嘆の声が上がります。

新さんが特にお世話になっている方々やバンドの方々を紹介するときも「らしさ」が出ていました。「らしさ」を簡単に書けば礼儀・感謝・謙虚という基礎をつくった上に(とがっても良い)個性がにじみ出ていました。

地元のコンサートでもあるので、新さんからは「幸せ」という言葉が何回も出てきます。

そして、予定していた17曲目を歌い終え、ステージの幕が下がっていきました。

後半アディショナルタイム

17曲歌い終わった後、観客からの大きな手拍子が鳴り響きます。

新さんが、アンコールで出てきました。

アンコールの手拍子から2曲を歌いあげ、

最後の20曲目は、「女のはじまり」を熱唱。

1曲目と同じタイトルなのです。(はじめは緊張もあったかどうか分かりませんが)最終盤で歌のキレが増したように感じました。疲れを見せない様子に、相当なトレーニングを積んでいることが分かります。

そして、大ホールがこの日最大の拍手に包まれながら、ステージの幕がゆっくり下りていました。

試合終了後

この日は、新さんによる観客のお見送りが行われました。800人も来たので、握手や手渡しのプレゼント等はNG。それでも、行列ができます。

おれとしては、新さんに「ありがとうございました」と一声をかけるだけで充分。コンサートが終わった直後なのに、ファンに対して真摯に対応しよう気持ちが伺えました。

予備知識が無い おれまでも、幸せな気分にしてしまう新さんの魅力に心が躍りました。

これからは、挑戦し続ける新さんを ひっそりと応援します。では。

おかえり!(青山新オフィシャルブログ)