アメフト・Xリーグ初観戦(オービックシーガルズ)

 千葉県習志野市をホームタウンにするアメフトのチームがある。
 
 オービックシーガルズというチームで、2010年~2013年の間、日本選手権を4連覇した強豪である。
 
 ただ、日本にはアメフトのプロチームはない。
 日本選手権も、大学リーグと社会人リーグ(Xリーグ)の上位がトーナメント方式で対戦する大会である。(決勝のライスボウルは大いに盛り上がる)
 これくらいの知識しかなかったおれが、アメフトの初観戦に行ってきた。
 場所は川崎球場である。
IMG_0398.JPG 
 個人的には「パリーグの1番長い日」こと「10.19」の印象が強い。(YouTubeにもダイジェストがアップされているが、今でもたまに観る)
 今は、富士通スタジアム川崎として、アメフトに利用されることが多い。
 しかし、クソ野郎もいた
IMG_0400.JPG
 
 地域のつながりも、富士通つながりも連想させる。
 スタジアムの中に入ると、フィールドとの距離感がいい。
IMG_0403.JPG
 臨場感は期待できそうだ。しかし、細かいルールはわからない。
 ちなみに、オービックシーガルズのHPでは、ルールを分かりやすく説明しているので、大変役に立った。
 試合開始前にはコイントスが行われた。サッカー等と同じである。ここで気付いたことは、主審がインカムを使え、客席にアナウンスできることだ。
 アメフトでは当たり前のことかもしれないが、インカムを使えると、1つ1つのファウルに対して主審が即座に説明できる。観客は疑問を持たずにプレーを観れるだろう。
 選手が主審に罵声を浴びせるときも、スイッチをonにすれば(以下略)
 試合が始まったが、俗にいう「サポーター」はいなかった。観客はみんな、じっくり試合を観戦している。
 それでも、シーガルズの選手がタッチダウンしたとき、チアリーダーが選手の幕を掲げる。顔写真つきで、初心者にもわかりやすい!
IMG_0415.JPG
 スタジアムDJのTDK(タッチダウン金子)氏も、チームコールの扇動をするなど、スタジアムの盛り上げに一役買っていた。
IMG_0417.JPG
 インプレー中は、最前列の通路で、しゃがんで観戦している。
 ・プレーが途切れたときには、ルールの解説もしてくれる。
 ・プレーが再開するときには、見どころ(この場面は、○○選手に注目してください!さぁ、魅せてくれ!○○etc)
 ・相手のチャンス時には、ブーイングを扇動したが、「身近な気に食わないことを大声で叫んでも大丈夫です!」の一言は強烈だった。
 試合中は決して感情的にはならず、観客の子どもが、なついているシーンが印象的だった。
 
IMG_0418.JPG
 アメリカで最も人気があるスポーツだけあって、演出次第で、凄く面白くなるというのが率直な感想だ。試合自体も、そこそこ楽しめた。
 
 しかし、Jリーグで同じことをやったら、サポーターの邪魔とか、DJの感想はいらないetcといった苦情は必至だ。
 
 サッカーの場合、選手以外で会場を盛り上げられるのは、サポーターしかいない。スタジアムDJが扇動しすぎると、どっちらけになるからだ(そういうクラブは幾つも知っている。)。
 
 会場を盛り上げるには、敷居を少し低くすることも大事! と認識した。