レッドブル・グループが大宮アルディージャの経営に参画の報道 他人事には思えません

日本時間で2024年2月15日午前3時 レッドブル・グループが大宮アルディージャの経営に参画との報道が流れました。

ブリオベッカ浦安を熱狂的にサポートしているおれにとって他人事とは思えません

1.首都圏のJクラブ

現在、首都圏(1都3県)のJクラブは、13あります。

埼玉県→浦和・大宮

千葉県→柏・千葉

東京都→FC東京・東京V・町田

神奈川県→川崎F・横浜FM・湘南・横浜FC・YSCC横浜・相模原

J1やJ2に在籍している球団は、町田ゼルビアの親会社がサイバーエージェントになった(2018年9月)のを最後に、株主構成が大きく変わったところはありません。

しかし、J3に在籍している球団は、ここ数年で株主構成が大きく変わります。

大宮→本日、上記の報道が流れた

YSCC横浜→2023年10月、イニエスタが共同所有するスポーツ・エンタメ事業会社が資本提携との報道

相模原→2022年10月にDeNAが連結子会社化

J1やJ2の球団は株主構成が変わりづらく、J3は株主構成が変わりそうとなれば、JFLの球団の株主構成も変わることは十分想定できます。

アルディージャの実質親会社だったNTT

NTTグループは、ここ数年リーグワン(ラグビートップリーグ)のパートナーであり、浦安D-Rocks(ラグビー2部リーグ)の親会社でもあります。

NTTグループがブリオベッカを買収することは考えられません。

しかし、

大宮アルディージャほど魅力的ではないですが、経営に参画したい企業が現れる可能性は少しあると踏んでいます。

浦安市は魅力的

ピッチ内の成績(昨年の最終順位はJ3チームとの入れ替え戦圏内)、東京都心やハブ空港からのアクセスの良さは、素晴らしいです。

アクセスは良いのですが、浦安市内には肝心なスタジアムがありません。

スタジアムがなく、建設改修に向けた大きな動きもありません。土地が少ないだけではなく、このブログで何度も書いているとおり、球団の姿勢(営業も運営も広報も、力不足。サッカー好きが、スポンサー様やサッカー好きのために行動しているように見える)も理由の1つです

首長の考えで大きく変わる

ブリオベッカを取り巻く環境が大きく変化するとすれば、浦安市もしくは近隣自治体の首長が、スタジアム建設にとても前のめりとなった場合。

古い例では、大分県知事を6期24年も務めた平松守彦氏(溝畑宏氏とツーカー)

少し古い例では、長野市長を3期12年務めた鷲澤正一氏(当時、パルセイロのホームゲームはほとんど皆勤賞)

現在の例では新宿区長の吉住健一氏(クリアソンを強烈に後押し)

おれがオススメしている書籍「社長・溝畑宏の天国と地獄 大分トリニータの15年(著者:木村元彦 出版社:集英社)」を読んでいただければ幸いです。

上記に挙げたような政治家が首長になれば、ブリオベッカを買収したい企業が現れる可能性大です。

あくまで仮定の話

もし、ブリオベッカに、アルディージャのような買収話が出れば、おれは悲しむはずです。

ですが、

ブリオベッカの上層部が「Jリーグ参入」を具体的な目標としているのに、球団の姿勢が2~3年経っても変わらなければ、買収話を喜ぶかもしれません。万が一買収があったとしても、べか彦がマスコットの主役であり、育成組織やその選手たちを大事することは継続していただきたいです。

妄想話はこの辺で止めておきます。では。