今年のJFL日程が発表されてときから、この日を心待ちにしていました。
4月9日 日曜日。
前日まで連日仕事かつ引越しで多忙、しかも目覚ましをかけていないのに、
朝4時半起床
朝4時半に目覚めました。
(似たようなケースは2020年地域CLvs刈谷 このときは、8か月ぶりの現地応援でした)
床に荷物が転がった部屋の外の窓が明るくなり、きれいな朝焼けを見ました。ホームページの記事を1つ完成させ(サポーター紹介のページ)、支度します。
アジトから下道で40分。
目的地の国立競技場の前に7時半ころ到着。大荷物を降ろしてから、近くの駐車場に停めます。
8時からビジター自由席の列整理が始まります。この列に並んでいたのは、おれだけ。
クリアソンの運営
この時間帯から、警備員・クリアソンのスタッフさんは大勢動き出していて、JFLでは異様な光景でした(J1では当然)。
様子を観察していると、クリアソンの企画力・運営力を思い知らされました。
指揮命令系統が確立されていて、みんなきびきび行動していました。
ブリオベッカのホームゲームと比べると、本当に恥ずかしい思いです。
10時になると、競技場外のブース・キッチンカーがオープン。同時に、開門前の幕掲出を行わせていただきました。ここでも運営が行き届いており、大いに関心しました。
同時に、ブリオベッカのホームゲームは「運営が(ほとんど)おらんから、観客けえへん」とも思いました。歴然とした差があります。
幕の事前掲出が終わり11時に開門。すぐにビジター自由席の最低限のスペースを確保します。
直後、選手たちがピッチの芝の様子を確認しに来ました。
(実は、この写真以降 1枚も撮影していません)
この後から、ピッチ脇では和太鼓の演奏やチアのダンスがあり、観客を盛り上げます。
ピッチ脇でのイベントがないときは、スタジアムDJの方がよい選曲のBGMを流してくれます。
べか彦が国立競技場の場外にいるのはTwitterで確認しましたが、そこには行かず幕の張り方の修正などを行います。
その後、ネット上からスタメンを確認。やはり、林容平も伊川拓も笠嶋もいません。実質1.5軍で挑むことに。
キックオフ45分前、選手がウォーミングアップに出てきます。気合が入っている表情をしていました。
育成組織の子どもたちが、ビジター指定席へ着き始めましたが、おれは、ビジター自由席の前のほうで楽しく応援するようお願いをします(注意.江川事件のような強い要望ではないです)。
ピッチ内練習が終わりスタメン発表の後、おれは拡声器を握り、以下の内容を演説しました。
「今日べか彦に会えたファンは一日幸せだと思います。そうじゃない人は、選手が前を向いてプレーする限り、楽しみながら応援して、勝って国立から帰りましょう」
そして、選手入場。
キックオフ
ブリオベッカの出だしは良かったです。
林容平がいないので、フォーメーションの変更があり、クリアソンは手を焼いていました。
3週間前の鈴鹿戦と同じように、拡声器を子どもたちに預け、応援を盛り上げます。
橋本龍馬と荒井大のボランチの距離感もよく、クリアソンに決定機をつくらせません。
セットプレーではブリオベッカに分があるので、コーナーキックはチャンスと考えていました。
そのコーナーキックから、ブリオベッカが先制。決めたのは村上弘有。
国立でもエレクトリカルパレードをシャウトします。
前半の得点だったのでおれは比較的冷静でしたが、周りの声出しファンは、ほとんどがものすごい表情でした。育成組織の子どもたちは、無邪気ないい笑顔でした。
そして、このまま前半終了。ブリオベッカは1点リードで前半を折り返します。
ハーフタイムで、ビジターのファン向けに配布物を配らせていただきました。
後半開始
クリアソンは、ハーフタイムで修正してきました。ブリオベッカは、同じような形でボールを奪われるシーンが目立ちます。
ブリオベッカは、良い守備ができていません。3分遅刻してしまったスネア担当のファンが戻ってきても、流れは変わらず。ブリオベッカは、守備で後ろ向きの対応をしてしまうシーンが急増。
10分経たない間に同点に追いつかれます。直後、ブリオベッカは2枚替えをしますが、効果はあったか微妙。1.5軍の選手層であることが如実に表れ始めます。
浦安ファンは、「カモン浦安」の応援歌で盛り立てます。
育成組織の子どもたちや他のファンも一体となっていたので、楽しかったです。しかし、それがピッチに移ることはなく、クリアソンの波状攻撃を受ける形に。
そして、クリアソンに逆転を許します。応援席は、若干嫌な空気が流れます。
それでも、「カモン浦安」の声量はさらに大きくなります。ここで、
しのコーチが応援席に来てくれました
篠田朋宏さん。2020年から3年間 ブリオベッカでプレーした後現役を引退し、現在は育成組織のコーチをしています(客席に来ていた育成組織の選手担当)。今日の前半にあいさつを交わしてはいました。そのときは、「引退後の元気な姿を観られて嬉しい」気持ちでした。しかし、劣勢となってしまった展開も手伝い、「応援を盛り上げてもいいですか?」との提案を受けたので、おれは快諾。すると、想像の20倍の勢いで子どもたちの応援を煽り始めました。
正直、強制的な応援は好きじゃないですが、この雰囲気では止める理由もありません。
ピッチ上に、その様子が伝わったのか、ブリオベッカは猛攻に出ます。決定的なシュートシーンも何回かありました。
それを決められないのは構わないですが、がっくりしたり下を向く様子は見たくありません(n回目の文章)。
シュートを外してもサポートを続けたのは、選手に前を向いて挑戦(チャレンジ)し続けてほしいから。選手たちは、その気持ちを忘れないでほしいです。
結局、1-2で試合終了。ブリオベッカは、運営でもピッチ内でも完敗でした。
試合後
選手たちが、応援席から少し離れたところへあいさつに来てくれました。
声出しファンはとても疲れていましたが、子どもたちと一緒に精いっぱいのチームコールを送ります。しかし、選手たちは落胆の色が濃いように見えました。声出し応援するファン・サポーターは、悔しさありありでした。
直後、おれは拡声器を握り、以下の4点をファンに伝えます。1.応援してくれたお礼・2.その応援が楽しかったこと・3.国立での試合は残念な結果でしたが今後も楽しく応援しましょう・4.ホームゲーム同様に選手のお見送りがある
おれは「負けても堂々とした振る舞い」を心掛けながら、球団所有幕回収の手伝いなどを行います。そして、国立競技場のゲートの外へ出て、選手たちのお見送りを3歩引いたところで観ていました。
(参考)個人的な応援の考え
国立競技場での応援は楽しかったですが、
コールリーダーは基本的に置きたくないです。
今日の試合で、声出しファンは、試合中に1回も拡声器を使っていません。
それに気付いたファンは何人いるのは気になるところです。
この記事を書いている現在
今日の試合で負けたことは、もちろん悔しいです。ただ勘違いしていけないのは、国立競技場で試合ができたのは、クリアソン新宿に携わるみなさんの努力(運営だけでなく)と昨年のブリオベッカの選手たちの頑張りがあったからです。
ブリオベッカが、再び国立で試合をして、次こそ勝ちたいと願うなら、ブリオベッカ浦安というクラブの価値をクリアソンと同じくらいまで上げなければなりません。(地域貢献、ホームゲームの集客 等々)
クラブの価値の差は歴然としています。
↓1年半前の記事
国立で勝ちたいと本気で願うなら、地道で行動を繰り返しましょう。
おれは、3年ぶりに「うつの入り口」みたいな気分です。スタジアムに来なくても、気に留めないでください。では。
クリアソンファンです。本日はお疲れ様でした。素晴らしい観察力とブリオベッカさんに対する愛の記事が凄いと思いコメントさせて頂いてます。9月23日は浦安に伺いたいと考えています。お互い応援しているチームを通して自分自身と地域が豊かになれば良いかと思います。まだまだシーズンは長いです、お互い楽しみましょう。
いちクリアソンファンさま
返信が遅れて申し訳ないです。
浦安球団は、クリアソンさんのように地道な行動ができる社員・スタッフがほとんどいません。クリアソンさんは、自分自身と地域が豊かになることが目的であり、フットボールはあくまでも大事な手段の1つであることの認識がなされているように感じました。社員・スタッフの数だけでなく「認識の差」も大きいです。チームの成績については長い目で見ますが、球団運営については批判もしながらシーズンを過ごしていきます。コメントありがとうございます!