雨が強まり、春らしい陽気が影を潜めた4月中旬の日曜日。2週間ぶりにゼットエーオリプリスタジアムに来ました。
前回訪れたときは桜の花が咲いていました。今は、葉桜がキレイです。
開門直後
雨が強かった影響もあり、キックオフ90分前の開門直後は、観客が10人もいませんでした。
このスタジアムは、メインスタンドのコンコースが比較的広いのでキックターゲットのイベントも雨に濡れず行うことができます。
イベントを手伝う選手たちの顔ぶれを見ると、
「ベンチ外の選手豪華すぎ問題」は解消されていないようでした。
それでも、おれ自身は楽しむ気持ちを忘れず、キックターゲットに参加(ファン・サポーターがほとんどいなかったので、好きに遊ばせていただきました)。
右の30点を狙い続けましたが、6本目でようやく入ったのはここだけの話。そのとき、べか彦とハイタッチできました。
最後は、べか彦の華麗なキックで締めました。
ホッとしたので、スタジアムグルメを購入。悪天候で観客の少ない試合でも、
ジャマイカキッチンオルハさんが出店してくれました。ジャークチキンとガパオライスを購入。
スタジアムグルメを食べ終わり、おれは応援の戦闘態勢に入ります。いつもの甚平に加え、裸足になります(応援初心者の方にはオススメできません)。
ピッチ内練習時は、スタンドで様子を見ていました(この日は、ピッチが映った写真は1枚もなし。悪しからず)。
ピッチ内練習が終わりコンコースへ移動すると、あざとい猫がいたので、写真を撮影。
球団には、べか彦用のカッパを用意してほしいです。
試合開始直前には、おれが拡声器を握り、雨をしのげる場所で観戦するファンへ呼びかけます。(このスタジアムのメインスタンドは、真ん中最上部の5段くらいは、屋根で雨をしのげます。バックスタンドは、大部分が屋根ありですが、入れません)
呼びかけの内容は、「雨に打たれながら応援するおバカさんになる必要はありませんが、選手が前を向いてプレーする限り、いいシーンも惜しいシーンも後押ししましょう」といったものです。
試合開始
相手の高知ユナイテッドは、徹底的にブリオベッカの弱点を狙い続けます。その攻撃に対峙するポジションに立った選手は、自分の長所が出せず苦慮していました。なぜか、その選手に対して申し訳ない気持ちにもなりました。
嫌な流れでしたが、先制したのはブリオベッカ。PKを獲得し、村越がゴールを決めます。エレクトリカルパレードで得点を祝った直後、同点に追いつかれます。
その後は攻撃が散発的になり、いいようにカウンターを喰らい続けてしまいます。
選手個々は頑張っていて、ある程度試合にはなっていました。しかし、高知に勝ち越され、ブリオベッカは前半のうちに警告2枚で退場者を出してしまいます。
さらに、相手の悪質なタックルで橋本龍馬が負傷(前半終了までの数分間は、踏ん張って強行出場)。悪い内容で、前半を終えます。
雨のため、ブルーキャッツとべか彦のダンスもなく、寂しい気分でハーフタイムを過ごしました。
後半開始
退場&橋本龍馬の負傷退場により、2名の選手を交代。
峯勇斗のワントップにフォーメーションを変更。Honda FCに在籍していた古橋のようなバイタルでボールを引き出す動きが秀逸で、周りの選手たちが呼応して いい攻撃を見せ始まます。浦安ファンは、少人数で「カモン浦安」コールを開始。すると、雨に濡れない場所で観戦していた育成組織の子どもたちが応援スペースへ降りてきて、一緒に応援を始めてくれました。ピッチ上では決定的なシーンを迎えるも得点を上げることはできず。大人が疲れたときは、子どもたちが自発的にコール開始。しかし、直後にカウンターで失点し2点差に広げられます。
それでも、選手たちは懸命にプレーします。しかし数的不利が災いし、ガス欠。育成組織の子どもたちは楽しそうに応援してくれましたが、1-3で敗戦となりました。
試合後
都並監督のインタビューでは「JFLの強度へ慣れるのに時間が掛かっている」とのコメント。その通りです。しかし、試合は一応成り立っているので、育成組織の子どもたちの応援は続きました。試合が成り立たなければ、コーチが応援を半ば強制しても30秒で声は止みます。その試合を上げるなら、2017年のJFL第5節。
試合後の選手のお見送りは、選手の対象を考慮しコンコースで手短に行われましたが、いつもより、淡々とした空気が漂っていました。
甚平&裸足姿でびしょ濡れだったおれの格好を見て、風邪をひかないかファンもいました。べか彦が(少し)腕をさすってくれたこともあり、元気にしています。
(おれに対するべか彦のグリーティングが、いつもより多かったです。おれが猫実に住んでいるからでしょうか?)
帰りの車内
雨だったこともあり、声出しファンはレンタカー相乗りで浦安へ戻りました。当然、低迷しているチームについて意見が飛び交いました。
おれの持論は以下の通り。
Jリーグに例えると、今年のブリオベッカはJ2で6位なのに、プレーオフを勝ち上がってJ1へ昇格した状態。ちなみに、昇格チームで最も酷い年間成績は、34試合で勝点14。今のブリオベッカの勝点獲得ペースに近い。
昇格チームは、ただでさえ厳しいシーズンを強いられるのに、林容平・伊川拓・笠嶋哲太など数多くの主力選手が試合に出られない現状があるので、この勝点獲得ペースは仕方のないこと。
現在のチームで明らかな弱点は、主力選手が数人戻ってこないと、改善しようがない。しばらくは我慢が続く。それでも、試合として成り立っているので、極端に悪くはない。極端に悪いと言えるのは、被シュート数が20本を超えたり、5点取られること(ここで、助手席にいたモンテディオが1番好きなファンが、過去のドイヒーな試合を列挙する)。主力選手を無理して戦線復帰させると、帰って傷口が広がるだけなので、焦らずサポートすること。
天皇杯予選決勝やアウェイ青森戦は、相手が勝って当然。その心理状態を逆手にとって試合に臨んでほしい。
おれの持論は以上です。では。