勝てなかったのは必然 負けなかったのは偶然 ブリオベッカ vs FCティアモ枚方

梅雨が明けたかのような天気となった7月の大阪。

試合後は、その暑さを完全に忘れました。

会場到着まで

大阪へ足を踏み入れるのは、約1カ月ぶり。

その前に京都へ立ち寄り、行ったことのない場所を巡ります。

まずは二条城へ。

入場券売機付近で、スタッフのおっちゃんに「引率の先生ですか?」と声を掛けられます。

おれみたいな野郎が学校の先生になったら、とんでもないことになります。

次は、祇園近くにある建仁寺へ。

歩いて2分のところに場外馬券場があるとは思えない厳かな空間です。

京都河原町から阪急電車で1時間弱。

大阪の南森町へ。

上方落語を鑑賞します。

東京で寄席の定席には10回以上 脚を運んでいますが、上方落語は初めて。

それでも、東京の寄席以上に楽しめました。

会場を後にするときは、一部噺家さんや色物演奏者の方によるお見送りもありました。

小劇場では、こういったお見送りがあるのを経験していますが、おれにとって落語では初めてのこと。

若手の方は、記念撮影にも応じていました。

この落語鑑賞でも、記事を書けそうですが話を進めます。

その後は、奈良へ移動

翌朝の朝イチで東大寺大仏殿へ。

実は2020年3月から毎年参拝しています。

その後は、少しマニアックな白毫寺(びゃくごうじ)へ。

重要文化財の仏像を至近距離で拝むことができます。

そして、枚方市の たまゆら陸上競技場 へ向かいます。

会場着~後半30分

とにかく、日なたは暑かったです。

キックオフは14時半で、13時の開門後は、日陰にいないと熱中症になる可能性が高い暑さ。

枚方の声出しファン・サポーターとも少し話をさせていただきました。初対戦なのですが、気さくに応じていただけました。浦安が漁師町だったことを知っている方もいて、嬉しかったです。

浦安ファンも20~30人はいました。

浦安から来た声出しファンは、おれ以外に1人だけでしたが、荒井大のファンもいました。密かな人気者。

暑さのため、最大限のサポートができない状態で、試合開始。

ブリオベッカのパス回しが面白いようにまわります。

枚方の二川監督が「(選手間で)しゃべって!!」という指示を出していたのが、個人的にツボでした。

ブリオベッカの決定機は何回もありました。6回以上ありました。しかし、決めきれません。

このホームページで何回も書いていますが、

決定機でゴールを決められないのは、何とも思いません。しかし、

決定機を決められなかったときに下を向いたり、プレーが続いているのに頭を抱えている選手を見ると、腹が立ちます。

前半の枚方の決定機は1本のみ。それでも、前半はスコアレスで折り返し、嫌な予感が漂います。

しかし、後半立ち上がりにブリオベッカが1点先制。

枚方の地でも、得点を祝うエレクトリカルパレードをシャウトします。

なのに、この直後2分間で枚方に危ないシュートを2本打たれます。

先週の反省が生かされず、チーム全員がずるずる下がる傾向は変わらず。

橋本龍馬が不在であることもあり、

すごく嫌な予感がします。

シュートを2本続けて打たれた後は、何とか持ち直します。

後半30分以降

枚方の二川監督は同点・逆転を狙い、選手を積極的に代えてきます。暑さも考慮すると当然なのですが、後半35分ころまでに交代を完了。都並監督はチーム最年長の秋葉勇志に代えて荒井大を入れたのみ。システムを3バックから4バックに代えますが、2点目を狙いに行くのか、ウノゼロでゲームを閉じに行くのかハッキリしません。

この姿勢が、選手に迷いを生み始めます。

暑いので当然ながら、前線からのプレスがどんどん弱まります。先制点をあげた直後のように選手全員がずるずる下がります。

都並監督は重すぎる腰を上げて後半40分近くになってから(枚方が最後の交代を終えて5分近く経ってから)2回目の交代。

この交代は、自陣で枚方にスローインを与えたときに行われました。

直後のワンプレーで、キレイに失点。同点に追いつかれます。

同点にされた直後、都並監督は慌てて最後の交代をします。そのとき、4バックから3バックへ戻します。3バックに入る選手の名前を大声で張り上げます。つまり、練習でもほとんど行っていないパターンの陣容への変更。後の祭り。

4バックのままにするよりは、いいかもしれません。しかし、ブリオベッカの選手は慌てふためいているように見えました。

同点にされる直前からチームコールは続けていましたが、キックオフ直後からは3分くらい応援を中断。

選手が慌てている状況で、応援をしても意味がありません。

枚方が決定機を作りまくります。同点ゴール以降、枚方が4点くらい取ってもおかしくなかったです。

同点ゴール以降で、枚方が3本目となる決定的なシュートを外した後、超スローモーションの「ぶーーりーーおー べーーかーーー」コールから応援を再開。

交代を終えても枚方に圧倒される試合展開。都並監督は「何百回も言ってるだろうが!!」などと大声で怒りを露わにする場面もありました。それは、迷いを生じさせたベンチワークの曖昧さが主原因です。(そのベンチワークを表立って批判しなかった声出しファンのせいでもあります。政治が悪いのは、政治家ではなく、その政治家を選んだ選挙民と同じ考えです。)

昔のJFL2年目 2017年前期(15試合で勝点9)を思い出し、どこか懐かしい気分になりました。

試合終了間際には、セットプレーのチャンスもありましたが、そのチャンスを生かせず試合終了。

1-5でブリオベッカが大敗してもおかしくない試合展開でしたが、なぜか引き分けに持ち込めました。

試合後のあいさつ時、おれはひたすら選手や監督・コーチを観察。

下の写真を撮影するときも静観。

仙台市泉区のチームを応援している「一部のならず者」の思考であれば、「都並辞めろ!!」の大コールが湧きあがっていたことでしょう。

今シーズン 関西2府2県で行われるJFLの試合は、この枚方のみ。関西在住のブリオベッカのファン(や都並監督の親族)に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

試合後は、京都市内の銭湯でサウナを満喫する予定(どの銭湯も水風呂が素晴らしい)でしたが、サウナにいるとイライラが大増殖しそうだったので、逃げるように浦安へ帰りました。

中華料理 泰興のおばちゃんに優しく出迎えてもらい、ほんの少し落ち着きました。

試合翌日

イライラは収まりません。

先週のマルヤス戦後の試合レポートのまとめを引用すると

悪い予感が、100点中120点当たってしまいました。

おれは、今月の試合でサポートできなくなりますが、選手の成長以上に都並監督の成長に期待しています。今月の試合で成長が見られなかった場合は、重い判断をするべきです。では。

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