5月14日
雨予報でしたが降らず、どんよりとした曇り空。
今年2回目となるフクダ電子アリーナで、「重たい一戦」が行われました。
JFLで最下位に沈むブリオベッカとブービーの沖縄SVの直接対決です。
今年のレギュレーションは最終順位が最下位であれば、入れ替え戦へまわりますが、ブービーであれば自動残留となります。
キックオフ20分前に到着
5月に入ってから1日しか休みがない状況かつ午前中に仕事をして、フクダ電子アリーナに着いたのは、キックオフ20分前。いつもと違い、このタイミングでべか彦とブルーキャッツのダンスショーが行われました(写真なし)。
観客は、3月のホーム開幕戦(同じ会場)で行われたときと変わっていないようです。
会場入りしてから、数人の方に声を掛けていただきました。ありがたい。
そして、小川香料さまのあいさつの後で、選手入場。
キックオフ
正直に書きます。
2週間のインターバルで何の準備をしていたのか聞きたくなりました。(沖縄SVは先週に天皇杯予選決勝があったので、インターバルは1週間)
伊川拓が復帰したというのに、中盤は間延びしていて、セカンドボールをほとんど回収できませんでした。
完全に崩し切っていない中でシュートを打つのは、何ら問題なし。おれ自身は、どんなに低迷していてもシュートを外したことを非難したことは1回もありません。(外した後に下を向く態度を批判することはあります)。
峯が中盤の底までボールを受けに来ることも多く、誉められた出来ではなかったです。
さらに、前半40分ころ、ブリオベッカの選手が相手選手にラフプレーをして警告を受けます。これは、高知戦で橋本龍馬が喰らった悪質タックルに近いプレーでした。どちらも、一発退場が妥当と思えます。
今回与えてしまったファールはPAの数メートル外 ほとんど正面という危険な位置でした。このフリーキックを蹴ったのは、沖縄SVの選手兼監督の高原。
このフリーキックは、バーを直撃。ブリオベッカは肝を冷やします。
ここで前半終了。少し嫌な流れです。
ハーフタイムは、あいあむみーさんのショーが行われました。
後半開始
ブリオベッカは2人の選手を交代。二瓶と復帰した秋葉が出場。
少しずつ流れがかみ合い、相手PA内へ侵入する回数が増えてきます。
シュートも多く打ちましたが、得点を上げることはできません。
いい流れをフイにすると、必然的に沖縄SVが決定機を迎えます。沖縄SVのラストパスを送る選手へプレッシャーがかからず、スルーパスに抜け出され、キーパーと1vs1となってしまいます。相手選手はボールをトラップし、キーパーの位置をはっきり見る余裕がありましたが、シュートしたボールは枠外に逸れます。ブリオベッカは、まだ見放されていません。
スコアレスドローも見え始めた80分ころ、ブリオベッカはさらに2名の選手を交代。明確に勝点3を狙いに行きます。
ここで、4月のアウェイ クリアソン戦以来となる 篠田コーチが応援席に来ました。
大事な試合とは思えない雰囲気のサポートだったのは確か(おれのコンディション不良だったり、応援席内で相手選手の年齢を揶揄する言動など)だったので、潔く拡声器を渡します。
ただし、コールリーダー型の応援に頼りすぎると、 楽しい要素が消えやすく悲壮感使命感が充満しがちなので、今後も取扱には注意!
特に、球団から給料をもらっている人がやる場合、ファンサポーターを無視して無理をしがちです。
今回も篠田コーチが教えている育成組織の子どもたちが駆け付けていたので、この時間帯以降は、子どもたちの声援が5割増しになりました。
特に、後半ATのラスト2分は、子どもたちだけでなく、応援席まわりにいた浦安ファンも手拍子や声によるサポートが凄かったです。(関東を含め)リーグ戦では感じたことのない雰囲気でした。
セットプレーのチャンスが続きましたが、ここでも決めきれず結果はスコアレスドローとなりました。
両チームとも「勝点3が取れた」と悔やむような痛み分けです。
試合後
まずは、育成組織の子どもたちにお礼を言います。
さらに拡声器で「(自虐を込め)今日のラストの応援はすごく良かったと思います。来週は大一番なので、勝ちに行くため引き続きサポートしていきましょう」とあいさつさせていただきました。
満足できる試合結果ではなかったので、いつも通りコンコースで来場してくれた方々へ「ありがとうございました」の礼を言いました。
予想以上に沖縄SVのファンサポーターが多かったです。いい選手は何人もいるので、個サポもいるようでした。浦安ファンは、残念な表情をしている人がほとんどでしたが、必要以上に落ち込んでいる人はいませんでした。ある程度は切り替えができている模様です。
来週は天皇杯本戦1回戦
来週5月21日(日)13時から 天皇杯本戦1回戦がゼットエーオリプリスタジアム(市原臨海)で開催されます。
相手は筑波大学蹴球部。言うまでもなく強豪です。いろんな意味での支援がある大正義軍です。
この対戦カードは昨年と同じ顔合わせとなり、そのときは延長120分 2-2のドロー、後PK戦げ敗退。
今にして思えば、この試合が昨年のターニングポイントとなりました。総力を結集して、本当の底力が出た試合でした。後に、全社や地決(地域CL)で、この経験が活きることになりました。
ただ、今回は「いい経験ができた」だけで済ませるつもりはありません。うちはJFLで1勝もできておらず、片や筑波大学蹴球部は、関東大学1部で首位を快走中。
相手の筑波大学蹴球部の関係者は、この1回戦は眼中になく、2回戦のことを考えている人ばかりのはず。
ブリオベッカは、今日のような試合をすれば、0-5くらいのスコアで大敗します(断定)。
ブリオベッカの選手、関係者、ファンサポーターはこの1戦をファイナル(「地域CL最終日vs栃木シティ」)のつもりで、総力を挙げて戦いましょう。おれの頭の中は、筑波大を倒すことしか考えていません。