桜が1週間近く前に満開となり、春本番の陽気となった4月最初の日曜日。
おれは、朝早い時間から銭稼ぎ(仕事)をしていました。
仕事が終わったのは、午後1時前。車でゼットエーオリプリスタジアム(市原臨海)へ向かいます。
車内で聴くのはラジオではなく、ムービーアイさん制作のブリオベッカ浦安のリーグ戦ライブ中継。運転しているので映像は見れませんが、実況の高森さん・解説の長谷川太郎さんの声を聴く限り、悪い展開ではなさそうです。
前半終了直前に 京葉道路蘇我インターを降ります。前半をスコアレスで折り返したことを把握。べか彦のハーフタイムショーは映像で見たかったですが、我慢して運転継続。
後半開始直後、ゼットエーオリプリスタジアムのある公園に入ります。
このとき、車内に「ブリオベッカ PK獲得!!」の情報が入ります。そわそわしながら運転していると、外からスタジアムDJ河東さんの声で「ゴーール!!」のアナウンスがかすかに聞こえてきます。河東さんは、ゴールが決まっても、DJが主役であるような絶叫はしないので好感が持てます。
浮ついた心を抑えながら、駐車場に車を停め小走りでスタグル(スタジアムグルメ)に向かいます。
ブリオベッカホームゲームの名物である
オルハさんのジャークチキンを購入し、スタンドに入ります。
スコアボードに映されたスコアも相まって、非常においしくいただきました。
しかし、観客席は寂しかったです。相手がHonda FC様なのに269人しか入らず、選手に申し訳ない気持ちでした。
声出しファンも頑張って応援していましたが、子どもたちや他のファンと観戦場所に微妙な距離があり難しかったと思います。
Honda FC様は、中盤省略のパスが多くみられ、ブリオベッカは跳ね返し続けます。以前のHonda FC様は、古橋達弥(説明不要) 香川大樹(2016天皇杯vsFC東京で絶妙スルーパスの先制アシスト) 栗本広輝(JFLのレオシルバ 現在は大宮)といった名選手が本当にうざかったですが、今は「ブーイングする価値ある選手」がいないように感じます。
一方のブリオベッカは、ヴェルスパ戦 後半の試合内容を継続しているように見られ、DFラインがズルズル下がることなく、ボールの奪うポイントが意思統一され始めています。スタメンの藤森、途中出場の つーたん や 富樫も、すんなり試合に入っていました。
中盤でダイアゴナル(斜め)のパスが通ることも多くなり、応援したくなるような試合内容でした。
しかし、後半40分過ぎ、勝利を意識しゴールを守る意識が強くなり過ぎたせいか、最終ラインが下がり過ぎたときに同点ゴールを決められてしまいます。
茨城県のJ1のチームのように、このまま逆転されそうな展開でしたが、ブリオベッカは、防戦一方になることなく攻勢に出ます。後半ATには選手を替えて勝点3を狙います。勝ち越しゴールを狙えそうなシーンもありましたが、得点はできず。1-1の引き分けで終わりました。
後半40分を過ぎてから追いつかれての勝点1なので、もちろん悔しさはあります。しかし、内容は良くなっているので、成長を見守りながら応援します。
試合直後の監督インタビューのとき、最後の一言が「みなさん、見捨てないでください」だったのですが、見捨てる訳がありません。
開幕前の記事にも書きましたが、
球団上層部、スタッフ、選手が誠実に向き合っているならば、4試合や5試合勝ちなしだとしても、何とも思いません。
おれがスタンドから出たとき、スタジアム外で選手たちがファン・サポーターと触れ合っていましたが、悔しさはありながらも悲壮感はなかったので、悪くない雰囲気でした。
そんな中で、今週日曜日 ブリオベッカはビッグイベントといえる一戦に臨みます。
クリアソン新宿相手のアウェイゲーム。場所は、国立競技場。
クラブに価値があることを行政へ伝える最大のチャンスです。
勝点3を取らなければならないプレッシャーは、クリアソン新宿のほうが大きいはず(昨年の国立開催での試合は惜敗)。
そのことを頭に入れつつ、ファン・サポーターはもちろん、ただのサッカーファンの方も、単に注目施設へ来たい人も「ビッグイベントを楽しむ」感覚で国立競技場へ来てほしいです。
ちなみに、Honda FC戦の後、べか彦に「国立競技場へ来るの?」と聞いたところ、とぼけていました。おれは、べか彦に「タクシー代として」1万円札を渡そうとしましたが、やんわりと拒否されてしまいました。べか彦が、初めて千葉県の外へ出るのかにも注目してください。
では、4月9日 国立競技場で会いましょう!!