We are not Arsenal’s Unbeaten 2003/04 Season ブリオベッカ vs ティアモ枚方

阿部慎之助の母校でもある浦安小学校で賑やかな運動会が行われた秋晴れの土曜日、ブリオベッカは柏の葉でホームゲームを開催しました。

試合前

柏の葉開催なのに、スタジアムグルメが出店なし

グッズ売り場があるとはいえ、殺風景でした。

その殺風景を華やかなものにしたのは、べか彦&ブルーキャッツのみなさん。

ハロウィンに近い日だったので、べか彦は「チーバくん」の仮装で登場。

口をよく見ると、ベロ(本物のチーバくんだと、浦安市の位置)も付いています。

ハロウィンのバケツを持ったべか彦がおれの元に来て、耳をおれの口元に傾けます。

べか彦に付いている女性が「合言葉は?」と聞いてきたので、おれは

「べか彦かわいい!!」と回答。

珍回答を聞いたべか彦。おれの腕を軽く殴ってきました。

そして、サイン入りの小さい袋を渡してくれました。

他のファンには、ちょっとしたお菓子を渡していました。

おれがもらった袋の中身は

のど飴でした。

声出し応援を労わってくれる気持ちが十分に伝わってきます。

(猫実に住んでいる同士、いつも良くしてもらっています)

スタジアムの中に入ると、いつものJFLの光景でした。

開門前にサッカースクールがあったこともあり、スタンド内は子どもたちが多かったです。

おれは、いつも通りスティックタイプのシャボン玉を貸します。楽しんでもらえれば、何より嬉しいです。

選手入場時、浦安ファンはミッキーマウスマーチを歌います。

片やアウェイの枚方サポーターの声も聞こえ、鳴り物が上手でした。

前半開始

両チームとも慎重な立ち上がりでした。

プロ野球日本シリーズの「詰むや、詰まざるや」ではないですが、「先に動いたら負け。不動こそが最高の戦術」といった印象の試合展開です。

アウェイの枚方戦では、村上弘有のポストプレーが面白いように効いていましたが、今日はティアモの外国籍のセンターバック相手にあまり通用せず。

ライナー性のボールは、ヘディングで後ろに逸らすプレーができていました。しかし、周りの選手と呼吸の合わない場面が目立ちます。

守備については、枚方の1トップ バジルのポストプレーに少し手を焼きます。

しかし、枚方は被カウンターを恐れているせいか、「3人目の選手」の動き出しが遅かったです。

ブリオベッカは、西袋が欠場した代わりに出場した長田が奮闘し、枚方にいい形でシュートを打たせません。DFラインの上げ下げも良かったです。

試合が膠着状態になっていたとき、突然スコアが動きます。

右ウィングバックに橋本龍馬が入っていた副作用により、右センターバックの藤森が流れの中からオーバーラップしていました。右サイド深くでフリーになっているとき、IJ(伊藤純也)からボールが入ります。

すかさずクロスを上げると、ボールは「ブリオベッカの誇る長身FW」と「枚方の誇る強力CB」の上を通過。落下点にいたのは小兵の小島樹。

今までのプレースタイルからすれば、目を疑うようなドンピシャヘッドが決まり、ブリオベッカが先制。小島樹は、浦安復帰後初ゴール。

浦安ファンが得点を祝うエレクトリカルパレードの応援歌をシャウトします。

決めたのは、本当に小島樹なのかと半信半疑に思いながら(失礼)。

このゴール以降、前半残り5分程度は、DFラインがズルズル下がることもなく危なげない試合運びでした。

前半は1-0 ブリオベッカのリードで折り返します。

ハーフタイムは、いつも通りブルーキャッツ&べか彦のダンスショーで盛り上がります。

後半開始

枚方は、攻め方を修正してきました。前半は、1トップ バジルのポストプレー中心の攻撃でしたが、バジルがやや流動的なポジションになります。

ブリオベッカから見て、ボランチとウィングバックの間で、枚方の選手に前を向かれるシーンが増加。

枚方の同点ゴールは、「半分事故(試合後に偶然お会いしたサポーター談)」でしたが、試合が振り出しに戻ります。

ブリオベッカの選手は、ピッチ上で意思疎通の声が出なくなり、混乱している様子が伝わります。守備を修正できる様子もありません。浦安から見て、サイドからドリブルでえぐられるとか、危ないクロスを上げられるシーンは少なかったです。ウィングバックがもう少し中に絞るとか、三浦俊也の代名詞4-1-4-1にしてほしい気持ちもありましたが、動きは無し。

ブリオベッカは、小島樹のドリブルでチャンスを作るシーンもありましたが、攻撃は散発的。前線が機能しません。伊川拓不在の影響が出始めます(残留は決めっているので、無理はしないでほしい)。

浦安応援席は、歓声よりもため息が多かったです。反省。

秋らしい気候だったこともあり、両チームを通じて最初の選手交代は後半30分ころ。枚方は2人のFWを送り込みます。この交代を踏まえ、ブリオベッカの都並監督は3枚替え。

正直に書くと、「もっと早く代えろ」と思いました。

スタメンに選出した選手の頑張りに期待する気持ちも分かりますが、「現場の実情」を重要視してほしかったです。

この交代で、林容平と井上翔太郎、CB中央に栗田詩音(くりたしおん)が入ります。栗田は、ブリオベッカで初出場。

ピッチ上はオープンな展開になりつつあり、中盤がスカスカになります。

ブリオベッカは、フレッシュな点取り屋が入ったにも関わらず、キレイに崩そうとする意識が強すぎました。

過去に決まったファインゴールという成功例に捉われたかどうかは分かりませんが、もう少し強引な攻め方でも良かったです(公式記録では、前半シュート4本 後半シュート2本)。

枚方の二川監督は、ベンチ入り選手が7人ではなく6人にも関わらず前回対戦時と同じように、的確な狙いを持って選手を交代させていきます(誰を使って攻めるのか分かりやすい)。それに対し、都並監督は慎重過ぎました。

結果、疲弊した選手の周りでボールをカットされカウンターをモロに受けるシーンが頻発。

プロ野球に例えると、全盛期の西武やヤクルトのように「監督が何も言わなくても、選手たちが自分で考えて正しい判断をする」のが理想ではありますが、今のブリオベッカは、そこまで高い完成度ではありません。

浦安ファンと子どもたちが「カモン浦安」の応援歌でテンションの上がるシーンもありましたが、得点をあげることはできず。

守備では被決定機もありましたが、相手のシュートミスに助けられました。

結果は1-1のドロー。

試合終了のホイッスルが鳴ったとき、浦安応援席周辺は大きなため息に包まれます。6月以降の試合で、最も大きいため息でした。

おれは、その様子を察知したので、数十秒間 鳴り物なしの「カモン浦安」を続けました。それを周りのファンがどのように感じたかは不明。

試合後

選手たちは、悔しさありありの様子でファン・サポーターの元へあいさつに来てくれました。

おれは拍手もコールもせず、その様子をじっと見守ります。レポートを書いている現在は、栗田詩音を少し褒めれば良かったと後悔しています。

直後、コンコースへ出て、観客のみなさんに来場のお礼を伝えます。

みなさん、何とも言えない表情をしていました。

おれは弾幕を片付けた後、(アプリから有料で会員になれる)ファンクラブ限定のイベントの様子をぼんやり見ていました。

参加する権利はありましたが、試合内容に対する怒りが収まらず、見学に終始。

参加したのは2名ほどでしたが、喜んでもらえたなら嬉しいです。

この様子を見て、少し落ち着いてから柏の葉を後にしました。

現在考えていること

今月上旬 ヴェルスパ戦のレポートで、締めに書いた文章の意訳は、

「今季の目標はJFL優勝」

でしたが、2試合連続でドローに終わったことにより、可能性は極めて低くなりました。

こうなってしまった要因は、「この時期に大活躍するスーパーイカワサンの不在」と「できることをやりきっていた選手が、できないことをやり始めた」ことだと考えています。

ベンチワークとして、選手へ求めるプレーの完成度を高めたい気持ちは分かりますが、枚方戦の後半はチグハグしっぱなしでした。

昨年夏(レッズはリカルド監督 ガンバは片野坂監督解任で松田監督)の時期にレッズサポーターがツイートしていた言葉を引用すれば

今のブリオベッカは、まだ発展させる前の段階です。

15戦連続無敗なのは事実ですが、負け同然の引き分けも何試合かあり、試合運びは必ずしも安定していません。選手は奮闘して、べか彦も頑張っていますが、観客動員は微増にとどまっています。おれは猫実周辺の店を頻繁に使いますが、この成績が話題になることは、まずありません。

球団上層部が自惚れてシーズンオフに突入すれば、来年は地獄が待っています。

2016年のホーム最終戦 ゼロウノで負けた試合後、球団代表がスタジアムのマイクを通じて「ウチのサッカーは面白いでしょ?」とほざいた翌シーズンに降格したことは肝に銘ずるべきです。

繰り返しになりますが、球団上層部も選手もスポンサー担当のスタッフも運営も広報も、ファン・サポーターも地味な行動を継続していきましょう。

では。

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