私にとっては、関東サッカーリーグが予想外の展開を見せています。
ブリオベッカ浦安が開幕3連勝、しかも2試合連続で完封するとは…
守備時のDFラインは低いですが、2列目との距離感は悪くないです。時には、前から積極的に連動したプレスをかける時間帯もあり。「例年に比べれば」守備組織は機能しています。
今シーズンのリーグ戦は、順調に消化しても残り6試合。8月最終週から、10月第1週まで毎週末試合がある日程です。ブリオベッカ浦安の場合は、
どうしても、次節に注目してしまいます。
「浦安にとってはイバラの道である」JFLへ昇格したいのであれば、価値点6がかかる とても重要な試合です。
昨年の同時期に行われたアウェイゲームのレポートは、以下のとおり。
この試合は、ブリオベッカのGK山田が後半にビッグセーブを連発したことで、大逆転勝利を収めました。
他の要因としては、相手の監督の采配に意図が見えなかったこと。
後半開始から出場した「舞浜のメッシ」こと小島 樹へのプレッシャーが、ほとんどかかっていませんでした(相手の監督は、逃げ切り勝利が狙える時間帯で松下 裕樹を出すも、小島のスピードについていけず)。
現地観戦した浦安ファンの多くが、「最も興奮した試合」から1年。
今度の試合は、小島 樹を徹底マークしてくるはずです。前を向いて仕掛けるシーンは、激減すると思います。(小島と90分間「デート」する相手選手がいる。もしくは、敵陣でボールを持った瞬間、2人が潰しに来るイメージ)
次節に限らず、今シーズン残りの試合も、相手チームは徹底マークをするでしょう(何せ、開幕戦~第3節までの3試合連続でマンオブザマッチです。実力を考えれば当然ですが)。
この場合、小島 樹はどういったポジション取りをするのか?
・中央のスペースを空けるため、極端にサイドへ張り出す
・相手最後尾のCBにくっついて、裏のスペースの駆け引きを続ける
・ポジションは変えないで、ポストプレーに徹する。裏のスペースを、他の選手に狙わせる
ポジションの取捨選択によって、周りの選手(幡野や田宮)との連携は、もっと良くなるでしょう。
本来ならスターティングに入るべき選手たち(←球団代表がPRAYER!に記した一節)が不在でも、いい流れでここまで来ています。ヴェルディのトップチームに在籍していた選手が出場しなくても、面白い試合内容です。
今後は出場停止やコンディション不良etc.も想定されるので、経験の少ない選手にもチャンスはあるでしょう。
本来ならスターティングに入るべき選手たちが、現在試合に出ている選手へ取って代わるような活躍に期待しています。