世間一般は、大型連休期間に突入。
元号が令和にかわってから、ちょうど3年が経った5月1日(日)
今にも雨が降りそうな空模様で、少し肌寒い天気でした。
おれは五井駅に着いたのは昼過ぎでした。
改札を出て、西口の階段を降りていると、
女性の方が「ゼットエー方面へ行かれる方は、このバスに乗車してください!」とアナウンスしていました。
バスを見ると、珍しい行先表示でした。
ゼットエーオリプリスタジアム行の臨時直行バスです。
この日は、スタジアム隣接の野球場で高校野球春季大会開催のため運行とのこと。
VONDS市原の公式ツイッターで、このことを知りました。
おかげで、悠々とゼットエーオリプリスタジアムに到着。
隣接する野球場は、それなりに賑わっていました。
陸上競技場のほうは、すでにピッチ内練習が始まっていたとめ、そそくさと移動。
関東サッカーリーグ1部 VONDS市原vsブリオベッカ浦安 が開催されます。
この写真を撮っているころ、アウェイ ブリオベッカ浦安の選手紹介が行われていました。
ブリオベッカのスタメン11人中4人が、前所属はVONDS市原
そのため、ホームチームのサポーターが、アウェイチームの多くの選手に拍手していた模様です。
ピッチ内練習が終わった後は、スプリンクラーを用い散水。
ブリオベッカの声出しできない声出し隊は、この時点で平均年齢高め。
散水(どの水量まで許される)やロングスローイン(ピッチ脇にタオルを持ち込む点)のホームアドバンテージ討論で盛り上がります。
そうこうしている間に、キックオフ時刻3分前を切ってから選手入場。
コイントスが行われ、勝った橋本龍馬はエンド交換を要求。
少し慌ただしくキックオフ。
ブリオベッカの前半は、かなり良かったです。
橋本龍馬は、いつも通りの働きっぷり。走りでも、声かけでもチームを鼓舞します。
DFラインも、ボールを跳ね返し続けます。
FWの井上 翔太郎は、最初の数プレーこそ相手DFの高さに苦労していましたが、15分ころからは、見事なポストプレーを披露。攻撃的MFの選手に、いいボールを供給。
今日の試合で、今までよりも光り輝いていたのは、加藤 大育。
センターバックの右でも、右サイドバックでも、右ウィングバックでも、相手に球際で勝ち続けます。運動量もあり、2014年~2016年の秋葉 勇志よりも、良い出来でした。
それでも、シュート本数自体は少なく前半はスコアレスで終わります。
ハーフタイム中でも、散水が行われます。
勝負の後半。
立ち上がりの時間で、ブリオベッカにアクシデントが襲います。
井上翔太郎が、途中交代。
重い怪我ではなさそうですが、戦術的な交代でないのは確かです。
代わって入った林容平は、なぜかサイドに流れることが多く、持ち味を発揮できません。
こうなると、流れはVONDSに傾きます。
VONDSが決定的なシュートを打つ場面が出てきます。
声出しできない声出しファンは、前半のうちは勝点3が取れると踏んでいました。しかし、雲行きがこの日の天気同様に、怪しくなってきます。
後半唯一の飲水タイムからしばらく経ってから、ブリオベッカは2人の選手を代えます。
しかし、ピッチ上で大きな変化はありませんでした。
防戦一方というほどではなかったですが、得点の匂いが無くなってきたのは確かです。
熱狂的ファンのおれとしては、後半30分ころから拍手のギアを上げたかったですが、それも難しかったです。
最後はオープンな展開となり、両チームともシュートを何本か放ちますが、最後までゴールを割ることなくスコアレスドローで試合終了。
両チームのファン以外にとっては、つまらない試合に感じたかもしれません。
この日の観客数は、380人。湾岸決戦であることを考えると、寂しい数字です。
2015年8月の雰囲気を知る者としては、時計の針が相当前に戻ってしまった感覚です。
スタジアムの外に出ると、高校野球ファンで賑わっていました。
他の声出しファンの車のせてもらうため、駐車場へ向かいます。
先のツイートにあったとおり、この日の駐車場は遠く、10分くらい歩きました(通常時は、スタジアム隣接)。
帰りの車内で、高校野球2試合の対戦カードを調べたら、
第1試合 習志野vs銚子商業
第2試合 市船橋vs東京学館
混雑することが、目に見えています。なぜ、VONDS市原は予めこの状況を予測し告知できなかったのか、甚だ疑問です。
ブリオベッカの次のゲームは、天皇杯千葉県予選決勝。
相手は順天堂大学。場所は浦安から近い第一カッターフィールド(習志野市秋津)。
おれは行けませんが、多くの子どもたちも来場するでしょう。今日の高校野球ファンに負けないような盛り上がりと、タイトルを賭けた好ゲームに期待しています。