注意 ブリオベッカのファン・サポーターは、このレポートを観るのであれば、別のことに時間を費やすことを推奨します。
9月最後の日曜日 ブリオベッカ浦安・市川は、柏の葉で試合をしました
試合前

本日は13時キックオフ
特に暑いとは感じず、少し風が強かったです
本日のキッチンカーは3台 出店していただき、ありがたい気持ち
パーパスが「サッカーでともに成長し、まちを楽しくする。」なので、地元 もしくは ブリオベッカをサポートしてくれるキッチンカーに出店してもらえるよう努力すべき。



11時半に開門
観客席もコンコースも「ほわん」とした雰囲気
べか彦 のグリーディングも、余裕がありました

おれがべか彦に「なんで昨日の百縁商店街(9月下旬の土日 浦安駅前で行われる祭り)に来なかったの?」と聞いたところ
熟睡していた との回答。
来年は、浦安市内の広報放送を使ってでも、呼び出します。
この後も、べか彦はファンサービス。
小学6年生の男の子なので、子どもたちや若い女性には、撮影するときの距離がとても近かったです。
おれは、チームのグッズを6,000円分購入。
コンコースでは、声出しサポーター以外の方が「優勝争い」とか「今日勝てば」なんて話をしていました。かなり嫌な予感がありました。


試合終了後
都並監督の談話は、以下のとおり。
まず、対戦相手が賢くプレーしたことにおめでとうといいたい。相手チームはしっかりしたサッカーをやったと思う。逆にいえば、私も合わせてもう少し賢いサッカーをすべきだった。今日はホームゲームなのだし、勝っていれば今後が少しは楽に戦えたのだが……。われわれにもチャンスはあった。しかし、100パーセントのチャンスではなかったから、ゴールにつながらなかったのも致し方ない。とにかく信じられないのは、連勝で選手がうぬぼれてしまい、傲慢なサッカーになってしまったことだ。今日来てくれたサポーターに、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいだ。そして、サッカーとはこういうものだということも知ってほしい。4-0で勝つ日があれば、すぐに0-3で負けることもある。唯一よかったのは、全員が最悪なプレーをしたという点。だから、だれも何もいえないはずだし、それは私にも当てはまる。
このコメントを見て、すぐにピンと来た方は、弊ホームページの愛読者です。いつもありがとうございます。
これは、都並監督の談話ではなく
2003年J1リーグ第3節 市原vs神戸 試合終了後のオシム監督コメント
のコピペです。
2003年のコメントでは、続いて質疑応答もあります。それを引用します。
─── 賢くなかった点は。
まず、最初にあんな形で失点してしまってはダメ。集中力の問題だ。2連勝したからといって3連勝できるとはかぎらない以上、入れられてはいけないゴールだった。チャンスがなかったわけではないから、早く同点に追いつかなければならなかったし、とにかくもっともっと走り、アグレッシブにプレーすることが必要。大分に4-0で勝ったことが、逆にチームを壊してしまったかもしれない。
─── ボランチの位置でのミスが多かったが。
ボランチというより、もっと前の段階(ポジション)でボールを失ってしまっていた。技術、経験のある選手がボールを失ってしまっては、ほかの選手も対応できない。それでも何とかしようと思ったが、今日はまったく反対の結果になってしまった。
─── 今後の課題は。
もっともっといいチームを作ろうと思っているが、今日の敗戦でもう一度考え直さなければいけないかもしれない。正直、選手にも疲れがあるし、それがとれた状態のときに、これまでやってきたプレーができれば問題ない。しかし、それでもできないようだとマズい。とにかく、いい教訓になったかもしれない。本当にされたら耳が痛くなって大変だけど、私も含めて張り手をくらったような感じだよ。でも、これからチームは必ずよくなる。私も信じている。
話を今日の試合に戻すと、救いようのない惨敗です。ボール非保持のチームに対して、被カウンター時の守備がイマイチ。さらに、攻撃の引き出しが少なすぎます。
ウチの球団公式SNSは「あと一歩の攻撃」なんてほざいていますが、「あと一歩の攻撃」というのは、流れの中からずっと波状攻撃ができたときのこと。
おれが現地で観たJリーグの試合だと↓のセレッソのようなハーフコートマッチです
2010.10.23 J1リーグ セレッソ vs ベガルタのプレーヤー・スタッツ(Soccer D.B.)
おれが当時応援していたチームは、前半シュート3本、後半シュートはゼロ
ボランチや前線に圧倒的なタレントを擁するセレッソは、後半だけでシュート15本。
それに対し、今日のウチの選手はハードワークしつつも「思考回路の少ないロボットたち」のように見えました。
敵陣のタッチライン付近で裏を狙う動き。
あまり余裕がない状態でクロスをあげる動き。
相手PA内で駆け引きができず、シュートまで持っていけない前線の選手。
クロスを跳ね返された後波状攻撃ができずに、相手にボールを回収される。
これが90分間続いた感覚です。
アウェイのミネベアミツミ戦がパーフェクトだった理由は、
・被カウンター時、相手の前線がボールを持ったとき、ウチのDFが対応できていた(この日のウチは、ボールを狩り取る気持ちが強すぎて、重心の逆を突かれる場面が頻発)
・相手のロングボールを弾き返したときのボランチのポジショニングが良かった
・ウチの菊地紘平や藤森隆汰がボールを持ったとき、裏を狙う選手とそうでない選手が、それぞれ違う方向に動いていた(この日のウチは、裏を狙う方向が揃い過ぎていて、相手はすぐに対応していた)
・クロスを上げるとき、PA内で複数選手が同じタイミングで同じ方向に向かうのではなく、バラバラのタイミングで動き出せていた(この日は、囮になるような動きだしやポジション取りといった工夫は、ほとんど見られず)
・マナビス宮崎支社の大サポートがあった
相手からすれば、とても戦いやすかったはずです。特にこの日は、バイタルエリアでいいポジショニングを心掛ける選手もいなかったので、攻撃はワンパターン。
守備はスカウティングと集中力の問題により、あっけなく3失点。
前半の2失点は、どちらもセットプレー絡み。事故のような失点 という言葉もありますが、それが2回も続けば、必然の失点。
メンタル的なことを書けば、「フロー ノンフロー」を論じる以前の問題です。
おれ自身は、サポートしていて眠くなるどころか怒りに震える試合展開。
試合中、応援エリアのところでは、ブリオベッカのスクールに通う子どもたちが(おれが選手入場時のために貸し出している)シャボン玉スティックで遊んでいました。今年初めての出来事。
酷い書き方をすれば「観る価値のない試合」をしている証拠です。後半途中から、声出し応援をするサポーターは半分以上が座り込んでいました(おれは、ずっとスタンディング)。
後半途中から秋葉勇志が出てきて、バイタルエリアでの動き や みんなと違う方向で裏を狙う動き、ハードワークができていました。しかし、時すでに遅し。秋葉が出てきたときには、複数選手の目が死んでいました。
結果は0-3で惨敗。
試合終了の笛が鳴った瞬間、おれは急いでコンコース下に向かいます。
観客のみなさんに「最後まで観戦していただいたお礼 & 酷い試合にしてしまったお詫び」を直接伝えるためです(横断幕の撤収は、他のサポーターにやっていただきました)。
予想通り、みなさんの帰宅の脚が早く かつ 渋い表情でした。
おれは15分間あいさつしている間、選手によるお見送り や べか彦との記念撮影は、いつも通り賑わっていました。
ありがたいことに、べか彦がおれの元に駆け寄ってくれました。
べか彦は悔し泣きをしていました。それに対しおれは真顔で
「明日から都並さんに代わって監督できる?」と聞いたところ、サインする準備はできているとの返事(白石尚久監督が就任する前のJ3高知を見る限り、JFAは舞田べか彦監督を認めると踏んでいます)。
順位表を見たり 今後の対戦相手を見て 一喜一憂する趣味はありませんが、このままだとの残り試合の合計スコアで
4-33
くらいになる可能性があります。
現時点では、数年前のJFL 某アウェイゲーム直後のように「もう監督を代えてほしい」なんて思っていません。この日出場した選手のうち半分は、来年もブリオベッカにいてほしいです。
しかし、
今のチームは分岐点に差し掛かっています。
JFLで常にトップハーフ(16位チーム中8位以上)でいられるのか、
(2016年のように)シーズン終盤で大型連敗して、球団はその問題を無視して次のシーズンで降格するのか
今シーズンの残り試合 おれは現地でサポートできる機会は少なくなりますが、球団に携わる全員が自惚れることなく地道な努力を継続していってほしいです。
2日間にわたって行われた百縁商店街のトリを飾った森田釣竿さんのように(地元で地道な活動を継続しているからこそ、トリを務めることが決まっている)


では














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