パーパス策定から半年経過

サッカーでともに成長し、まちを楽しくする。

おれが感銘を受けたパーパス

いつもは、球団の体質について書いていますが、

同じような内容となってしまうので、今回は、少し趣向を変えます。

選手とホームタウンの関係について、少しだけ書きます

地域に愛される存在になるため

まず、谷口球団代表は、ファン・サポーターに対して「選手のプレーを観てもらえば、自ずと人気は出る」と考えている可能性が高いです。

沖縄SV戦のハーフタイム時 松木安太郎さんへのインタビューの内容を見る限り、

サッカー好きが、サッカー好きのため「だけ」に活動している球団 という意識が如実に出ていました。

サッカーをあまり見ない人向けに、「JFLの良さ」とか「サッカー観戦の楽しさ」をアピールする大チャンスだったのに、もったいなかったです。

理想をいえば「パーパス実現に向けて必要なこと」を聞くことができればベストでした。

これに対し、インタビューアーとなった松木安太郎さん

試合後の都並監督へのインタビューでは、

ここぞとばかりにサポーターへの感謝とか、もっと応援してほしい思いが全面に出ていました(試合終盤から、サポーターの応援への言及あり)

ファン・サポーターに対して、素直な気持ちで「応援のパワーで優位に立てた」「応援してほしい」ことを表現できれば、少しずつホームタウン内で応援する人は増えるかもしれません。

平常時、試合中、試合後を問わず。

(余談ですが、大企業の大サポートを受けている球団の選手は、SNS活動にばかり注力して、地域のファン・サポーターと向き合えているか疑問に思うケースもあり)

今のブリオベッカだと、良くも悪くもスポンサーさまの支援があり、その支援がないところで地域の人々と話したり ふれあう機会が限られてしまうのは、残念に思います。

この記事のアイキャッチ画像は、2012年の城福監督(ヴァンフォーレ甲府)と反町監督(松本山雅)がそれぞれ就任1年目のときの10の質問インタビューについてです。

城福監督のインタビューで、特に印象に残った箇所を抜粋します↓

ユニフォームを無償でやってもらったり、散髪を安くしてもらったり、無料で温泉に入らせてもらったり。ボランティアの人の協力なしには、ホームゲームも運営できない。そういうことを感じながらプレーすることが、プロスポーツ選手の原点。社会のなかで、スポーツがどういう役割を担っているのか。それをより身近で感じられるのがプロヴィンチャ(規模が小さい地方都市の球団)であり、その経験というのはたとえ選手がステップアップしても現役をリタイアした後でも生きる財産になるはずです。

ウチではないですが、浦安市内 大三角線沿いの飲食店の前に路上駐車をして食事をするスポーツ選手がいました。その選手は、大企業の大サポートを受けている球団に所属していて「地域のために活動している気持ちがゼロ」だと感じました。

その逆で ウチには、青年会議所で活動している選手もいます。ホームタウン内を盛り上げるべく(SNSの外で)自ら動く選手には、頭の下がる思いです。

ありきたりなことを書くと、選手から「応援よろしくお願いします」という言葉をよく耳にします。

「ピッチ内で誰よりもハードワークするから」応援してほしいのか、「地域内のボランティアも頑張るから」応援してほしいのか、「ブリオベッカのファンになったばかりの観客に対し1人残らず、笑顔でサインするから」応援してほしいのか 「得点したとき、必ず声出しサポーターにアピールするから」応援してほしいのか 「浦安三社祭で神輿を担ぎ続けるから」応援してほしいのか 理由も言ってほしいところです(小声)。

もっと地域に愛される存在になるため

まずは、地域のことを理解(understand 人の下に立つ)ことが必要です。

https://twitter.com/hayato_s11h/status/1952303867041067378
https://twitter.com/hayato_s11h/status/1952658362182635757

サッカー選手として地域の祭りに参加することも大事ですが、

「1人の人間」として地域に溶け込む姿勢があれば、自ずと人気が出て地域に愛される存在になるはず。

おれ自身は、たまに自治会の行事を手伝いますが、いろんな話が聞けて楽しいです。

話を選手のことに戻すと、「地元出身」だと、それだけで親近感が湧きます。育成組織からトップチームで活躍する選手を多く輩出することは、大企業のない球団にとって大切なこと。

サンフレッチェ広島は、3万人収容の新スタジアムでチケット入手が難しい状況が続いていますが、育成組織出身選手が多く活躍している影響も大きいです。(大迫敬介、山﨑大地、荒木隼人、川辺駿、東俊希、中島洋太朗、加藤陸次樹など)

広島よりもはるかに魅力的なスタジアムを擁するのはVファーレン長崎ですが、J1 J2の違いがあるとはいえ2万枚のチケットが入手困難になることは、ほとんどありません。おれとしては、地元もしくは育成組織出身の選手が少ないからだと考えています。

JFLからJ2に昇格した2012年の松本山雅でも、チケット完売は無かったです。初めて完売したのは、2013年のJ2 vsガンバ大阪

究極を書けば、アスレティック・ビルバオのように純血地元オンリーになってほしいです。(日本で例えるなら、アビスパ福岡が九州出身選手だけ)

JFL以上のカテゴリーで純血地元オンリーを貫くのは、ACLEで優勝するよりも難しいです。

理想ばかり追い求めるのは難しいですが、

球団も、選手個々も ホームタウン内でできることを継続して取り組んでいきましょう。

では

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