ブリオベッカ浦安 パーパス策定 おれは気に入っています

サッカーでともに成長し、まちを楽しくする。

浦安市、市川市をホームタウンとし育成の選手たちだけでなく、トップ選手もスタッフも、関係する皆様の成長のお手伝いをすることが我々の使命であるとの認識に至りました。そしてこの街を刺激に満ちた楽しい、住みやすい/住みたくなる街にしていくことが私たちの目的となりました。

この「パーパス」 おれは気に入っています

真っ先に思い浮かべた記事

学年はおれと同じ 柏木陽介さんの 岐阜移籍~引退直後まで を取り上げた記事です

特に気に入っている文章を引用します。

クラブは歴史的に、地元と選手の交流イベントを重視してきた。
柏木も可能な限りここに参加するようになった。

個人的にも動いた。
県内各所を訪れては、特産品や観光地をSNSで宣伝した。

とんでもないやらかしをしてしまった自分を受け入れてくれた。
なにか恩返しをしないとーー。そんな考えがあった。

ある時、岐阜で活動するある放送作家と親しくなった。
岐阜の力になりたいんですよ。柏木は熱っぽく語った。

共感してくれると思いきや、その女性は首を振って言った。
「希望を与えるとか、力になるとか、ちょっと上から目線じゃないですかね」

 

サッカークラブのビジョンとして「子どもたちに笑顔を」とか「ホームタウンのみなさんを笑顔に」といった標語を掲げる球団がいくつかあります。

しかし、「サッカーを観れば必ず幸せになれる」ことはありえません。

以前のブログにも書きましたが、「理解する」を英訳すると「understand」

人の下に立つことが求められます。

人の下とまではいかなくても、「一緒に・ともに」という姿勢でいることは大切です。

柏木陽介さんは、今年から岐阜の伝統資源・観光資源である鵜飼船の船長をやり始めています。

元日本代表がなぜ鵜飼観覧船の船頭に? 決め手は“地域愛”「大好きになって家も建てた」【インタビュー】(FOOTBALL ZONE)

(この記事中には、おれがよく口にする「継続することが大事」というフレーズも出てきます)

地域の問題を把握し、周囲を巻き込みながら自らが動く 理想的な行動です。

ブリオベッカが求めているもの

サッカーでともに成長し、まちを楽しくする。

19文字のパーパスですが、

トップチームの選手はもちろん、育成の選手もスタッフもサポーターも、どうあるべきか を示す基準として考えると興味深いです。

ともに成長 のフレーズが入っているので、上から目線はNGです。「おれは〇〇の実績があるから、まちを〇〇にできる」ではなく「おれは〇〇の実績があるけど、これから一緒にまちを◎◎にしたい」という考えでいたほうがベターです。

極端な話 リオネル・メッシが年俸120円で契約できるチャンスがあっても、「ともに成長」する考えがないなら門前払いとなります。

とはいえ、このフレーズを(勝手に)堅苦しい考えに変換するつもりはありません。

おれのインスタは、9割が浦安や市川の名店・名所紹介になっています。飲食店は、ほとんど個人経営の店です。

まちを楽しくする については、いろんな方法があります。

時間労力を割いて 地域貢献活動を継続して行うことが大切ですが、

楽しめるところにお金を使い(飲食店に限らず)、地域内でお金を回せば、楽しいことができる なんて考えもできます。

おれが、1年前にした↓のツイートは、結構本気の考えでした。

「ともに成長」「まちを楽しくする」ことに対し、使命感悲壮感があると上から目線になりがちです。

ブリオベッカ浦安という べか舟集合体 に携わるみなさんで、自然にできる行動から始めていきましょう。

では。