4部リーグで低迷するチームらしい試合となりました。
試合前
6月最後の週末。土曜日
梅雨の晴れ間となり高温多湿となった関東地方
ブリオベッカ浦安の試合が、柏の葉公園総合競技場で開催されました。
JFL開催要件を満たすスタジアムが浦安市内にないため、昔のJFL時代は主会場だった柏の葉。ラグビー使用の関係で、6月下旬にして今季初の試合会場となりました。
それでも、いつものホームゲームと変わらず、試合前の雰囲気は緩かったです。
開門後は、いつも通り べか彦によるグリーディング(ファンとふれあい)
なのですが、いつもと様子が違いました。
なぜなら、
寝そべりべか彦 人形の発売が始まったからです。
当然のことながら、売れ行きは好調でした。
そして、この日はおれが持参した「七夕の笹」をチケット売り場の脇に飾らせていただきました。
毎年のことながら、育成組織の選手、ファンサポーター、トップチームの選手、そしてべか彦にも願い事を書いてもらいました。ありがとうございます。
現在、七夕の笹は猫実のアジトに飾っています。
この時間帯の前後、某人気選手と話をさせていただきました。
おれが猫実に住んでいることを話すと、家賃を聞かれたので正直に答えました。
関西では、家賃を聞いてくる人が多いことは理解しています。おれ自身にタブーな質問はほとんどないので、選手・ファンサポーター・関係者は、どんどんおれに聞いてもらえると嬉しいです。
オルハさんのジャークチキン や Tsu-na-gu kitchenさんのラズベリージュースを飲み食いしてからスタンドへ。
グッズ売り場やスタグル販売所付近は暑かったですが、スタンドは屋根の下の日陰に覆われていて涼しかったです。
ピッチ内アップ練習後のベンチ外選手へのインタビューは、冨樫凌央と平野貫路が担当。明治安田生命さんがスポンサーの試合で、スタンドには女性も多かったので、妥当な人選です。
試合開始
高温多湿かつ13時キックオフでの試合のため、両チームともスローペースで入りました。
先にペースを掴んだのはマルヤスで、No.14の水谷侑暉選手が効いていました。マルヤスは、ブリオベッカの右サイドを崩す意図が強く、伊川は守備に翻弄される展開に。
客席は、静かな時間帯もありながら、いい形でボールを奪取したシーンは、声や手拍子があり、いい雰囲気でした。
前線3人(村越、村上、峯)も自陣で守備に回るシーンが多かったです。コーナーキックを与えるシーンも目立ちましたが、GK本吉のファインセーブもあり、何とか前半を無失点 スコアレスで折り返すことに成功します。
ハーフタイムは、いつも通りべか彦&ブルーキャッツのダンスショー。ピッチレベルは暑いのに、見事なハードワークでした。
勝負の後半
ブリオベッカは、右サイドに張っていた伊川のポジションを変えてきました。
それが功を奏し、前半はほとんどなかったシュートシーンが出始めます。
左サイドは村越だけでなく、小泉隆斗も連動した攻撃が機能し、スタンドが湧くシーンも連発。柏の葉は屋根があるため、歓声や手拍子が響きやすい構造でいろんな声が反響します。
正直に書くと、決定機のシュートを防がれ、まだチャンスが続くかどうかという場面でのため息には腹が立ちました(宮崎で、「今ここ」の凄まじいサポートをした直後なのでなおさら)。
高温多湿により両チームとも運動量が落ち(スタミナ99の伊川を除く)、オープンな展開となり両チームとも相手PAまでボールを運べる展開となります。
両チームとも後半15分ころに1名ずつ選手を代え、後半35分ころに「勝負の交代」をした直後、試合が動きます。
ブリオベッカは右サイドから攻撃し、相手PA内で井上翔太郎がボールを受けます。相手DFが寄せてきたところで、PA中央へパス。そこにいたのはNo.10。不格好となりながら、ボールをネット枠内へねじ込みます。
ブリオベッカ、待望の先制点ゲット
ゴールを上げた峯は、両足がつり(推定)、そのまま担架でピッチを後にします。
客席は得点時に歌うエレクトリカルパレードで盛り上がった直後、
ワンプレーで同点に追いつかれます。
ブリオベッカは一時的に1人少ない状況とはいえ、全員が極端すぎるベタ引き。
PAすぐ近くで、フリーの選手(しかも、相手のNo.10)にシュートを打たれたら、失点するのは当然。
セットプレーでの失点が多いのは、かろうじて理解できますが、DFラインが極端に下がる なおかつ そこに中盤の選手も吸収される傾向を直さないと、失点はさらに増えます。
今シーズンの失点の中で、1番ムカつきました。
昨シーズンまでの不調時なら逆転される展開でしたが、同点にされた以降は持ち直し、攻勢に出ます。DFラインの上下動も良かったです。結果、1-1の引き分けに終わりました。
試合後
柏の葉でも、試合後の選手によるお見送りはいつも通りです。
べか彦の人気はいつも通り高かったですが、最近は村越健太の人気も上昇中。
7月の試合でも攻撃に期待したいですが、さらに高温となる中で、今のプレーを継続するのは厳しいです。この日は逃げ切りに大失敗しましたが、スタメン選手以外の活躍やベンチワークがさらに大きなカギを握ります。
難しい試合が増えるはずですが、それは相手も同じ。相手の心理状態を察した上で、積み上げられる勝点を増やしていきましょう。
おれは7月中旬以降、サポートできる試合も少なくなりますが、行けない試合でも最後までハードワークを続けてほしいです。では。