勝点3より嬉しい〇〇の成長 ブリオベッカ vs 栃木シティ

台風が接近する前なのに、台風一過のような強烈な日差しとなった三連休最終日。

浦安市基準では、いつも通り強い風でした。

関東リーグは残り2節。この日のベカスタは、首位栃木シティを迎えての試合。

栃木シティは、勝てばリーグ優勝が決まります。

開門

注目度の高い試合ですが、この日は11時キックオフ。開門時間(9時半)になっても、平日の試合のように客足は悪かったです。

客足が悪いのは残念ですが、この時間はスタジアムグルメ選び放題。

この日は、Chez sasaco さんの ソッカ を食します。

卵を使わない生地なのに、サクサクとふわふわが合わさった食感。

(いつも、どうやって撮影しようか悩みます)

明治安田生命さん特設ブースでは、血管年齢測定やベジチェック(推定野菜摂取量)をしていました。

↑この写真は、球団代表取締役の谷口さんの測定風景。

ピッチ外の様子も観ているのは、興行の観点から嬉しいです。

 

開門時刻になってもファンの出足が悪いということは、

べか彦とのふれあいタイム(グリーディング)も、十分な時間があります。

ツーショット写真も撮ってもらえました。

べか彦が「スッ」と足を上げるのに対し、おれが「よいしょ」と足を上げたのは、ここだけの話です。少しバカにされました。

35歳の体になったことを実感しつつ、スタンド内でジャマイカキッチンオルハさんの ジャークチキンとガパオライスのハーフ&ハーフを食します。

20代のようにぺろりといただきました。

ピッチ内アップ終了後、ベンチ外選手へのインタビューが行われ、

選手入場直前、明治安田生命さんの執行役員からあいさつをいただきます。

おれが持参した(棒を振るタイプの)シャボン玉を、他のファンや子どもたちも遊ぶ中で、選手が入場。

キックオフ

遊び終わったところで、おれはメインスタンドへ。席についたと同時に、キックオフ。

その100秒後。

ブリオベッカ浦安 1点先制。

セットプレーの流れから、二瓶が裏へ抜け出し、見事なトラップをした時点で勝負ありでした。

昨年の初ゴールもそうですが、

特に大事な場面でしかゴールを決めない男は健在でした。

先制ゴール後は、栃木シティがボールを保持する展開になります。

それでも、シュートを打たれるシーンはほとんどありません。

ブリオベッカもシュートを打てず、こう着状態になる

と思われたのですが、前半15分にブリオベッカが追加点。

GK谷口のロングフィードを、栃木シティのDFが若干の対応ミス。それを峯が見逃さず、ゴールを決めました。

早い時間帯にブリオベッカが2点リードし、メインスタンドのファンも少し浮足立っていました。先制ゴールに間に合わなかった観客も一定数いましたが、得点を見れて満足している様子た。明治安田生命さんが100人近く来ていたこともあり、いつも以上に手拍子が大きかったです。

栃木シティは反撃に出たい展開ですが、中盤でボールを上手く回せません。

特に橋本龍馬とIJ(伊藤純也)の距離感が良かったです。

ボランチ2枚のタスクが以前よりも明確になったので、プレーに迷いが見られなくなりました。(7月のvs川向こうでは、1番の問題点だった箇所)

橋本龍馬がボールを奪い、カウンターを仕掛ける場面が多く、観ていて楽しかったです。IJも「守備の強度」が上がり、少し成長を感じました。

栃木シティは、時間の経過とともにブリオベッカの右サイドを使った攻撃にシフトし始めます。

夏に行われた「関東リーグの生態系破壊補強」の1人 表原だけでなく、岡庭も顔を多く出します。

結果、そのサイドを攻略されて1点を返されます。

失点には関係ないですが、特にこの時間帯は、主審のジャッジが不安定。都並のおっちゃんが、「おい、レフェリー!!」と怒声を浴びせていました(おれですら、初めて見る光景)。

かなり嫌な流れで、その後も同様の攻撃を仕掛けられるも、前半はこのまま終了。

ブリオベッカ1点リード。

ハーフタイムは、ブルーキャッツ&べか彦のダンスショー。明るい雰囲気になります。

ショーの後は、明治安田生命企画さんによるプレゼント企画。

メインスタンドに向かってボールを投げて、それを受け取ったファンには、プレゼントが用意されました。

豪快なオーバースローを披露するべか彦。

勝負の後半。

立ち上がり。

IJのコーナーキックから、林容平がドンピシャヘッド。

リードを再び2点差に広げます。

本日3回目となる エレクトリカルパレードの太鼓。メインスタンドのファンも大きく呼応。

セットプレーでIJ→林容平のホットラインは、この上ない飛び道具。

少し前の 村田翔→笠松亮太 のような最強レベルまで成熟することに期待。

この時点で、栃木シティが意気消沈しているのは目に見えていました。IJのコーナーキックから、林容平がドンピシャヘッドというのは、8月のVONDS戦と全く同じ形。最も警戒したであろうパターンでやられたショックは、明らかでした。2点差にされ、立て直そうとするしますが、前半よりも攻撃の糸口がつかめません。

シュートを打てないストライカーは、ラフプレーをするなど悪循環にハマり始めます。

PA外からのシュートを打っても、ブリオベッカのGK谷口はコーナーキックへ逃げるパンチングを難なくこなします。

後半唯一の飲水タイムを経て、栃木シティが3人目の交代をした直後、

ブリオベッカが決定的といえる4点目を上げます。

ショートカウンターから最後の仕上げは、またしても林容平。

ベカスタの客席は、5月の南葛戦のような情熱が生まれていました。

その後は、試合展開が大きく動くことはありません。

後半40分過ぎ、峯と林容平が交代でベンチに下がります。

後半15分ころ二瓶が下がったときもですが、活躍した選手が引き上げるとき、観客はスタンディングオベーションで出迎えたいです。メインスタンドの拍手に対し、林容平も拍手で応えてくれただけに、その想いは強いです。

このままスコアは動くことなく試合終了。

ブリオベッカは4-1で大勝利。

試合終了

ひとまず、残留争いでの生き残りに成功しました。

ベカスタでの勝利は約3か月ぶり。べか彦も大喜び。

圧倒的ニータンならぬ、圧倒的つーたん(?)

ブリオベッカの選手が、アウェイ応援席へあいさつに向かう謎行動をしていたときの写真。

(給料がいい栃木シティでプレーしたい意思表示であれば、仕方ない行動だと考えます)

余談ですが、圧倒的べか彦が発売されたら、倍額の10万円までなら出します

試合後のヒーローインタビューも、ベカスタのコンコースを降りた場所でも、ファンの笑顔があふれていました。観客が久しぶりに500人を超えた(507人)こともあり、いい光景です。

声出し応援のファンの中には、この日30歳を迎えた仲間がいたので、コンコース近くでお祝いしました(写真なし)。

試合結果の要因

試合後は、4点とって残留以上を決めたことに盛り上がっている様子でした。

おれは、栃木シティを1点に抑えた守備を称えたいです。

この日栃木シティが打ったシュートは計6本(GoalNoteより)。前回ブリオベッカに勝った後の8試合で打ったシュート本数は、1試合平均14本以上。すべての試合で10本以上打っています。

ブリオベッカの守備は、オフサイドを5回とるなど、選手の距離感もよく、走り負けませんでした。GKやDFはもちろん、ボランチで橋本龍馬の相方となったIJが守備でもよかったです。

IJがこの日のような活躍を継続できるなら、鹿児島全社は楽しみです。