2021年の継続選手が11人以上となりました。
世界的に不況ですが、来シーズンもブリオベッカ浦安が存続できる前提で話を進めます。
今年の関東サッカーリーグでは、9試合で6勝2分け1敗で、2位。
輪番枠で出場した地域CLでは1次ラウンド1勝2分けで敗退となりました。
私自身は、ムービーアイさんによるライブ中継を観たり、試合結果を確認。
地域CLは、初日だけ現地観戦することができました。
来てほしいのは〇〇〇〇
そんな私にとって、ブリオベッカに来てほしいのは…
この選手ではありません。
(本題とは逸れますが、隠したくなるような過去に蓋をすると、「いつか来た道」が訪れます。歴史は改ざん・修正することなく、次の世代に伝えましょう)
本当に来てほしいのは、
ムネリンです。
その理由
私が思うブリオベッカ浦安が抱える課題とは、
悪い流れになったとき、チームに悲壮感が充満することです。
後半35分時点で2点リードにも関わらず、そこから大逆転負けを喰らったリーグ戦。
地域CLのvs刈谷では、後半30分過ぎに相手が優勢の試合展開となりました。その頃、ピッチ上から浦安の選手の声が消えました。伊藤GKコーチが「声出せ!」と指示を出すシーンが印象に残っています。
声を出したくても出せない立場の私にとって、非常に歯がゆい状況でした。選手たちは、「自分が何とかしなければ」の想いが強すぎるように感じました。
「自分が何とかしなければ」の想いが強すぎると感じたのは、このときだけではありません。
最も顕著だったのは、vsVONDS市原で、前半30分過ぎに起こったプレーです。
アタッキングサードでスローインを得たとき、ラインを割ったボールの近くには、ブリオベッカの選手が2人いました。
チームで年長の部類に入る前線の選手が、すぐ近くにいた選手にボールを入れさせ、自分は裏へ抜ける動きを狙いました。
しかし、近くにいた選手は、すぐにボールを入れませんでした。(この日の水野主審は、リスタートの基準がとても緩かったにも関わらず)
年長選手の近くにいたのは、小島樹。
すぐにボールを入れなかったのは、当然の判断です。年長選手が裏を狙うより、小島が裏に抜けてドリブルしたほうがチャンスになるのは明白。
年長選手が小島にボールを預けて、裏を狙う動きをした瞬間、私は憤りました。
ベテランとは思えない判断に対し、家の壁を思い切り蹴ってしまいました。(録画で観ていたのに)
その判断をした選手が、プレーオフの松中信彦(2004, 2005)と被って見えました。
(参考)2004年:リーグ戦は三冠王 プレーオフは、19打数2安打1本塁打1打点
2005年:リーグ戦は打率.315 44本塁打 121打点 プレーオフは、16打数1安打0本塁打1打点
新加入選手に期待したいこと
今のブリオベッカは、山崎 紘吉を筆頭に、味方を奮い立たせることができる選手は大勢います。
しかし、苦しい状況にある選手を気楽にさせたり、落ち着かせて視野(パノラマ)を広げさせることができる選手はいないように感じます。
ソフトバンクホークスでいうところの 松田 宣浩 や 川島 慶三の役割を果たす選手が出てきてほしいです。
〇〇〇〇のプレー
そんなことを妄想している時期に、栃木ゴールデンブレーブス(野球の独立リーグ)の試合を現地観戦しました。
↓の翌日です。
川崎宗則の栃木デビュー戦だったので、球場の内野席は満員でしたが、三塁ベースの近くで観戦することができました。
下の写真は、ほとんどズームをかけずに撮影しています。
サードを守る川崎のすぐ近くで観戦したので、守備時に発する声は、すべて聞こえてきました(このときほど、鳴り物応援NGでよかったと思ったことはないです)。
先発投手の成瀬をリードする13歳年下のキャッチャー・秋庭 蓮がサインに迷っていると見るや「アキが引っ張っていけ!」と背中を押したり、
ランナーを気にしすぎるピッチャーには「アキは強肩たい!あまりランナーを気にせず投げろ!」と迷いを無くすようなハッパをかけていました。
山田 綾人投手が、バウンドの高いピッチャーゴロをジャンプして捕ってアウトにしたときは「ヤマちゃん、ナイスジャンプ!」と言ってみたり…
この試合を観ただけで、何度「ブリオベッカに来てほしい」と思ったことか…
(ムネリン自身は、高卒1年目のシーズンでホームシックにかかり、鹿児島の実家に2~3週間帰ったこともあるので、張り切りすぎを心配にもなりました)
悲壮感が表に出ることなく、チームを引っ張っていける選手は、本当に少ないです。
ブリオベッカで期待していることは
ブリオベッカで、ムネリンのような明るい個性を持っているのは、
田宮 諒・川島 征爾・白井 拓路…
みんな今シーズン限りで退団します。
苦しい状況にある選手を気楽にさせたり、落ち着かせて視野(パノラマ)を広げることができる選手という意味では、上松 瑛や(引退してしまったけど)中島 宏海に、来てほしいです。
チームに悲壮感が漂いがちということは、球団も察してはいると思います。
地域CLvs刈谷 の70分前には、スポーツDr.辻秀一先生によるメンタル系のミーティングが行われていました。関係者エリア外に笑い声が聞こえてくることもあり、悪くない雰囲気だと思いました。
メンタル面は改善しつつあるとはいえ、悪い傾向を簡単に変えることはできません。
来年は村田 翔がいなくなるので、結果が伴わない試合は多くなると思います(No.31の動向次第では、残留争いも覚悟)。それは仕方ないですが、ピッチ上で悲壮感を充満させることだけは、勘弁してほしいです。