ソフトバンクホークスが、セリーグ優勝チームを圧倒。
日本シリーズが「公開処刑」と化してしまいました。
このままでは、日本シリーズの価値が下落する一方なので、
私なりの改正案を考えてみました。
私なりの改正案
先に4勝したほうが、日本シリーズ出場とします(リーグ優勝チームには2勝のアドバンテージ)。
パリーグ優勝チームvs セリーグ2位
セリーグ優勝チームvs パリーグ2位
それぞれの勝者が、日本シリーズ出場とします(どんな対戦カードになっても、アドバンテージなし)。
日程
日程は以下の通りとします(PO→リーグ優勝vsリーグ2位)(S→日本シリーズ。)
上の表で、PO-5だけ、赤い字で書いていることにお気づきでしょうか?
第5戦に限り、リーグ戦2位の球場で開催とします。
日程を考えた根拠
箇条書きにすると、次のとおりです。
・リーグ優勝チームからすれば、ホーム4連戦で2勝すれば、日本シリーズ出場。
・2位チームは、アウェイ4連戦で3勝すれば、第5戦(決定戦)をホームで戦える。
・第5戦(決定戦)が行われるケースでは、第1戦と同じ投手が投げ合うはず。そうなれば、日本シリーズで、エースが1試合しか先発できない。
「第5戦までもつれた結果、進出した2位チーム」vs「第4戦までに決着をつけた同一リーグの優勝チーム」の対戦カードとなった場合、優勝チームだけがエースを2試合投げさせられるのは大きなアドバンテージと言っていいでしょう。
もし今年、この日程で開催されたとしたら…
福岡ソフトバンクホークス(ハンデ2勝) vs 阪神タイガース
結果は、予想するまでもないと思われます…。
読売ジャイアンツ(ハンデ2勝) vs 千葉ロッテマリーンズ
こちらのカードは、面白くなるでしょう。マリーンズが進出したらパリーグ同士の対戦となりますが、日本シリーズは「ハイレベルな試合」になるでしょう。
セリーグが強くなるためには?
1993年~2002年の間、セリーグとパリーグの日本シリーズ勝敗は、現在と全く違います。
パリーグの優勝チームが、ほとんど勝っていません。10年間で2回しか日本一になりませんでした。
「1993年~2002年」という区切りにしたことには、理由があります。
その10年間は、松井秀喜が読売ジャイアンツにいました。
20年近く経った現在になってから視聴しても、柳田やグラシアル、デスパイネがかわいく見えるほどのバッティング。
バッテリーが、打者の弱点を突くという考えでは、打たれるでしょう。投手の持っている長所を最大限生かさなければ、抑えられない大打者です。これほどの4番打者がいれば、自ずとリーグ全体の投手力は高くなります。
指名打者制度ではなく、有力な選手を迎え入れて成長させることが、リーグを活性化させるために1番大切だと思います。