試合前
関東地方で桜が開花した3月中旬の日曜日。
雲一つなく風も穏やかな春らしい陽気に包まれ、ブリオベッカ浦安 JFLホーム開幕戦の日曜日を迎えました。
ベカスタは人工芝のため、今年の試合会場は千葉県内ジプシー生活となります。
記念すべき開幕戦の会場は、蘇我にあるフクダ電子アリーナ。国内屈指の球技場です。
おれはキックオフ3時間前に到着。直後に続々と到着したのは、アウェイチーム 鈴鹿のファン・サポーター。鈴鹿には一応サポーター団体があり、その代表の方と初対面。いろいろなお話しを伺うことができました。今後の応援に生かしたいです。
浦安ファンは、パラパラと現地に到着。横断幕掲出時刻になり、弾幕を出すファン・サポーターが掲出に向かいます。
開門~キックオフ
キックオフ1時間半前に開門。今年は、広告幕のスポンサー様が増えました。個人的に、気になったのは「ヤマグチクレープ」さん。球団事務所と同じテナントにも出店したことも大きいはず。また食べに行きます。
浦安は、サポーターの幕が目立ちます。後に、球団所有の選手名横断幕も掲出(写真なし)。
開門直後の時間帯は、コンコースでべか彦がファンサービスをしていますが、おれは準備のため行けず。キックオフ1時間前になって少し落ち着いて、スタジアムグルメ喜作のカレーを1分で完飲。
べか彦がいなくなった後のコンコースでは、グッズを売っていたり、サッカーボーリングが行われていました。子どもたち(育成組織の選手)が楽しそうにしていて、ほっこりしました。
ピッチ内アップが始まり、客席は少しずつ観客が増え始めます。
後援会長、浦安市長など来賓のみなさんからあいさつを承ります。
そして、笠松亮太さんの引退セレモニーが行われます。笠松さんの声を聴けなかったのは残念でしたが、セレモニーが行われたのは良かったです。
セレモニーが終わってから選手入場までの2分間。
おれは、スタジアムで初めて拡声器を握り、応援席からメインスタンドへ「演説」をします。
内容を簡単に書くと↓になります。
そして、選手入場。
声出し応援するファンは、ディズニーのテーマ曲で選手を出迎えます。
前半キックオフ
ブリオベッカは、DF4人、MF4人による守備ブロックの作り方がうまかったです。
決定的なシュートを打たれるシーンもありましたが、GK谷口の見事なセーブで事なきを得ます。
ホームゲームで声出し応援ができるのは、2019年9月以来なので、おれの気分も上々。声出し応援するファン、すぐ近くにいた子どもたちの雰囲気もよかったので、おれは突飛な行動に出ます。
(ピッチに向けて使わないこと&コールの第一声だけ使うことの2点だけ説明して)おれが試合前に使った拡声器を、子どもたちに預けました。
子どもたちは、悲壮感&使命感を出さず楽しそうに応援するので、よりいい雰囲気になります(自己満足な分析では)。子どもたちの第一声から応援が始まるシーンは幾度となく続きます。ただし、応援しがいのない試合内容だと、子どもたちは応援を止めて目がうつろになります。
ブリオベッカはロングボール中心の攻撃でしたが、「地上戦」に切り替えた瞬間、鈴鹿DFの守備にバタつきがありました。そのバタつきから、村神様(暫定)が先制ゴールを決めます。
ホームゲームでエレクトリカルパレードをシャウトするのは、3年半ぶり。おれは、喜び方を忘れていました(昨年の全社&地域CLは、楽しく応援する状況じゃなかったです)。
その後の鈴鹿の攻撃はなんとか抑え、1点リードで前半を終了します。
ハーフタイム~試合終了
ハーフタイムは、いつも通り べか彦&ブルーキャッツ(チア)によるダンスショー。
ブリオベッカは1人、鈴鹿は2人を代えて後半開始。
応援席の雰囲気は前半と変わりませんでしたが、鈴鹿が立て続けに2ゴール。あっさり逆転を許します。
そうなると、「カモン浦安」の応援歌(チャント)を歌うことが多くなります。しかし、ブリオベッカは鈴鹿の変化に対応できず決定機を作ることができません。個人個人ではいいプレーが観られたものの、動き出しの速さ、球際での体の使い方に苦労する選手が何人もいました。
応援席は「沈黙の時間」になることもありましたが、子どもたちや声出しファンの自然発生的応援もありました。しかし、低い位置でボールを奪われたときや疑問に感じる判定があったとき、サポートする大人がため息や変な悲鳴が聞こえてきたときは、憤りを感じていました。
あの浦和駒場ですらため息をつかれることがあるので、ゼロにできるとは思っていません。
ブリオベッカのサポーターを名乗る大人がため息や変な悲鳴を続けた場合、おれはACLバージョンの人格を露わにするでしょう。
微妙な雰囲気が(臨場感あるスタジアムで)ピッチに伝わったかどうかは分かりませんが、後半AT直前に失点を喫します。
結果、このまま試合終了。ブリオベッカは、1-3で敗戦となりました。
試合終了後
試合が終わった直後、おれは真っ先に1つしかない入退場ゲートの脇へ向かいます。
来場したファンに「来場のお礼」を言うためです。
内心では「おれ自身に、もっと爽やかさがほしい!」と叫びながら、笑顔を心掛けてあいさつをします。爽やかにあいさつできる浦安ファンをゆる募。
この行動は、2019年5月 三重ダービー開催時の鈴鹿の社長(当時は山岡氏)の行動を参考にしたものです。
おれがあいさつしていたとき、選手が浦安ファンにどういう顔であいさつしたのか、都並のおっちゃんはどんな表情だったのかは分かりません。
ゲートを出ていくファンの様子を見ていると、落胆したりガッカリしているファンは少なかったのが、本当に良かったです。
しばらく経ってから、おれもゲートを出て、スタジアムの外へ出ます。
そこでは、選手のお見送りが続いていました。マスク制限解除万歳。
選手には声を掛けなかったですが、べか彦に声を掛けることはできました。
いつもなら「久しぶり!」とか「今日もかっこいいね!」と言うのですが、おれの第一声は
「4月9日、国立競技場には行けるの?」
それを聞いたべか彦は、微妙なリアクションでした。誰か、往復のタクシー代を出してあげてください。
べか彦のお見送りも終わった後、今年もスタジアムDJを担当していただけた河東さんと少し話ができ(ありがとうございます!)、フクダ電子アリーナを後にしました。
最後に
4月9日の国立競技場は、浦安市内で全国リーグ開催の可能性を見出すための大一番です。
今週末の大分 と 来週末 ホームの大正義Honda戦で、ピッチ内ではうまくいかない1万通りの方法を発見していただきたいです。ファン・サポーターは、いつも通り楽しく観戦しましょう。苦難上等。