サッカー天皇杯2回戦に向けて(但し、JFL&関東リーグ目線)

明日6月6日は、各地で天皇杯2回戦がナイトゲームで行われる。
しかし、残念ながら、下部カテゴリーのほうがコンディションの厳しいチームが多い。日程面の苦情は山ほどあるが、本題と外れるので書かない。
昨年の天皇杯で浦安は、2回戦に進出。
その3日前にあったリーグ戦で、浦安は敗北を喫した。試合終了のホイッスルが鳴り、選手がセンターサークルで相手選手・審判と握手した直後から、おれを含む声出しファンは「天皇杯アンセム」をアカペラで熱唱。ベンチへ引き上げるまで、歌は続いた。
2回戦の前日は、選手でもないのに、異様なテンションだった。
贔屓チームが日立台でレイソルと公式戦を行うことは、声出し応援をするファンにとって、本当に特別なことだ。
日立台特攻に向けて(1/2)(状況整理)
日立台特攻に向けて(2/2)(浦安ファン向け)
ブリオベッカ浦安の執念及ばず@日立台
この舞台でチームを応援できる嬉しさを知っているから、
この舞台で勝つ喜びを味わってみたいから、
先月の天皇杯予選で負けたときは、本当に悔しかった。
悔しさは、ジャカルタへ行っても消えなかった。
今年の天皇杯で日立台へ駒を進めたチームは、VONDS市原。
VONDS市原の強さは、改めて書く必要はないだろう。
GMと監督の知名度と、1回戦で秋田へ乗り込みJ3のブラウブリッツを撃破した事実だけで十分だ。
迎え撃つ柏レイソルは、ガチで戦うはず。
何故なら、(月曜日はもともとだが)試合の3日前から、ずっと非公開練習なのだ。
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加藤望新監督が戦術を浸透させたい状況も考慮すると、伊東純也やクリスティアーノがスタメン出場することもあり得る。
面白い試合になるだろう。
参考までに、昨年のブリオベッカは、0-1で負けた。おれにとって今まで観戦してきた試合の中で、1、2を争うくらいの悔しさが残った。その3日後、1人の選手のプレーを観るために茨城県へ向かった。
その選手は1得点を挙げ、ゴール以外でも相手の脅威になる活躍だった。
試合後に、その選手と少し話をさせていただいき、おれが「3日前は日立台にいた」ことを伝えた。すると、
「おれも、スタンドで観ていましたよ」との返事が。
「じゃあ、○○に代わって出てよ!!」と大声を出したかったが我慢。
その選手は、昨年の関東サッカーリーグ得点王のFW池田晃太。(2位はレナチーニョ)
(サッカーに「たられば」は、キリがないけど)、昨年の浦安に池田晃太が残っていれば…と今でも悲しく虚しい気持ちになる。
柏生まれ、柏育ちのサッカー選手が、日立台で初めてプレーする。
その一戦に臨む熱い気持ちは、おれの想像を遥かに超えるだろう。


その他、個人的な注目試合
横浜FマリノスvsFC大阪
三ツ沢でFC大阪の「セーブ!セーブ!永井!」コールをしたかった…
(そのコール発案者が、三ツ沢でFC大阪の応援に加勢したら、古参の関東リーグファンからすれば衝撃)
鹿島アントラーズvsHonda FC
「Honda FC」の名前を初めて知ったのは、11年前の天皇杯で躍進したとき。
そのときは、準々決勝(!)で鹿島と対戦し、延長戦の末に敗れた。
Twitterにも書いたが、(書き間違いではなく→)J1より下のカテゴリーでNo.1のボランチ・栗本広輝と、Jリーグ屈指のボランチ・レオシルバのマッチアップが見たい。
Honda FCからすれば、鹿島のCB昌子と植田がいないので、勝機は大いにある。
参考:当時のスタッツとダイジェスト。得点者の現状については、ノーコメント。
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川崎フロンターレvsソニー仙台
フロンターレは、大島僚太と小林悠が出れない。それでも、DFラインは健在。安定した守備と破壊力抜群のサイド攻撃はJリーグ随一。
(強い方の)仙台は、前節出場しなかったDFW荻原健太と、20分弱しか出場しなかった藤原元輝の出来が良ければ、いい勝負になる。
清水エスパルスvsFC今治
今治は、有間潤や三田尚希の攻撃が活きる戦術にしなければ、完敗するだろう。FW桑島良汰が、万全の状態で出場できるなら、一縷の望みあり。
おれは、
ジェフ千葉vsラインメール青森
の試合で、青森を応援する予定。
浦安が泥船状態だったときに、新加入で活躍した2人の選手に対して(勝手に)恩義を感じているからだ。
ラインメールは、CB小山内貴哉が出場停止だが、代わりに出場する選手がフィットすれば、接戦になるはず。
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天皇杯2回戦は、J1規格のスタジアムが多く使用される。なので、アマチュアのチームは、そこに来ただけで満足しがち。
しかし、(流行語大賞になるかもしれない)以下の一言だけは心に刻んでおきたい。