リーグ戦に「順当」という単語は存在する?

本日、JFL ブリオベッカ浦安vsHonda FC の試合が行われた。
場所はなぜか「千葉県総合スポーツセンター東総運動場」
千葉県の東端近くに立地している。
ホームチームの状態は悪い。しかも悪天候。
JFL昇格後の観客数ワーストを更新してしまう…と思ったら、そこはHonda様。柏の葉開催とさほど変わらない動員だった。
特に、地元出身の宮内選手を応援する子どもたちの応援は、Honda FCの応援に大きなアクセントを加えていた(Hondaの声出しが、子どもたちの応援しやすいコールに特化したのはさすが)。
試合のほうは、戦前の予想通りHonda FCが圧倒的にボールを支配する。浦安は守ることに徹する。
それでも、幡野がボールを持つと、少しワクワクした。
浦安はエンドを替えて風下に向かって攻めていたこともあり、セットプレーで「何か」が起こりそうな予感は感じた。
起こった出来事は「子どもと相撲力士のふれあい相撲」みたいなプレーだった。
得点の匂いもゼロではなかったが、前半のラストプレーで、CKのピンチからHondaに先制点を決められる。
後半になると、選手間での声掛けに「精神論」的な内容が増えた。4月の今治戦ほど「最悪の内容」ではなく、サッカーの試合として成立するレベルなのだから、細部を詰める指示・要求をしてほしいと思ったが。
そんな中でも、秋葉の「悪いクセ」は治らず、警告2枚で退場。したのに、浦安のパス回しが機能し始める。
開き直りが功を奏した時間帯もあった。1トップは「Jリーグデビューしたてのムァキ」状態だったけど。
パス回しの調子が悪くなったとき、Honda・古橋のFKが炸裂。点差を2点に広げられる。
この後は、特に覚えていない。「セットプレー失点病」を再発したことは覚えているが、
そして試合終了。結論だけ書けば、Hondaの貫禄勝ちだった。東総の近くにホームタウンがある「赤いチーム」のように(赤いチームがJリーグに加盟したころ、HondaのOBが数多くいた歴史もある)
試合後の選手たちは、少し悲壮感があった。しかし、決して下を向かなかったからこそ、浦安の声出しはずっと応援を続けた。
本当は、今後の展望も書きたかったけど、今日はここまで。