ブリオベッカ JFLの洗礼を受ける!?

 関東サッカーリーグ・地域決勝の激戦を勝ち抜いた「ブリオベッカ浦安」が
ついにJFLデビューを果たした。
 
 相手はアスルクラロ沼津。アウェイでの一戦だ。
 
 13時キックオフなのだが、浦安ファンの出足がいい。
 10時ころには、沼津ファンと同じくらいの人数が来ていた。
 浦安ファンは、JFLへの出航を楽しみにしていたのだ。 
 そんなとき、
 浦安から「長い間、沼津へ期限付き移籍しているサポーター」が現れた。
 


 そのサポーターが「タイコ叩きコーナー」を設けたのはいいが、
 ブリオベッカファンしか来ない!
IMG_1211.JPG
 「期限付き移籍中のサポ」が1人で「アスルクラロ」コールをするのに対し、
 10人近くで「ブリオベッカ」コールをする阿呆たち。(写真が無くてゴメンナサイ)
 
 どっちもバカげている
 
 さらに、どこからか、ダースベイダーが現れたので、さらにカオスになった!


 …ふざけている間に開門となった
のだが、ピッチを見て唖然とした
IMG_1206.JPG
IMG_1205.JPG
カンバンの数が多いことは立派だが、関東サッカーリーグでも見たことがない 劣悪なコンディション だ。
なのに、JFL公式記録では「芝→良芝」となっているのが意味不明。
センターサークルと両方のゴール前は、土が剥き出し
トンボを使用して天然芝を整備する光景は、初めて見た
(ピッチから見えないところでは、ネコ車に土を山盛りにしていたので、手抜きをしている訳では無さそうだったが)
浦安市陸のようにロングパイル人工芝のほうが、選手の負担が少ないのは明らかだ。
JFL理事会は何を考えているのか…
ブリオベッカは意見書を提出してほしい。
 選手がアップに登場するまで、コールリーダー同士の握手などJFLらしい儀式(byJFL専属カメラマン)が行われる。
 その後、選手紹介のアナウンスとなったが、ここでひと悶着。
 浦安スタメン選手のうち3人の名前を「言い間違える暴挙」が発生!それに加え2人も「名前を言うのに詰まる」
 なにをどうしたら「清水康也」を言い間違えるのか…
 (アナウンスのある)サッカーの試合は200試合以上観戦しているが、「やり直せ」コールを入れたのは初めて!!
 これまで、沼津の運営はJリーグ並みに手際がいいと思ったけど、すべて台無し…
 「応援のやる気スイッチ」が全開になったところで選手入場

アウェイユニフォームの背番号が見えない。去年のように、背番号は黒が良かった(虚しい)
デザインしたのが佐野研二郎だったら仕方ないけど
陸上競技場のゴール裏で、視力検査をしている間に試合開始。
劣悪なピッチコンディションなら、ロングボールで攻めたいところだが、沼津のセンターバックは空中戦に強い。JFL屈指だ。
そうしたこともあって、いつもの通りパスを繋いで崩す「普段着の」サッカーでゲームを進める。
(90分で浦安が取られたオフサイドはたった1回)
しかし、シュートまで持っていけない。
対する沼津は、バリエーション豊富な攻撃でゴールに迫る。
浦安のセンターバックは「173cm・浦安での本職はサイドバック」「175cm・本職はボランチ」の2人で構成されていた。
いつゴールを割られるのか?冷や冷やしていたが、無失点で持ちこたえる。
しかし、69分に先制ゴールを奪われる(逆をいうと、68分までよく耐えたが…)
その後は、新加入・池田晃太が登場して攻勢を強めるも、ゴールを奪えず試合終了。
負けているのに、交代のカードが1枚余るあたりに、苦しい台所事情&控えのアピール不足 が伺える…
それでも、リーグ戦は残り29試合ある。
通用していた部分も多く、バイタルエリアを上手く崩したシーンもあった。
じっくり焦らず、「サッカーの完成度」を高めてほしい。
浦安ファンは、(ミスターサイトーがトップチームのコーチをしていた)ベガルタや横浜FCのサポと違い、
「長い目でチームを見ているはずだから」。
「全国リーグの戦い」は始まったばかりだ。
今年も、ブリオベッカのサッカーを楽しもう。
IMG_1220.JPG