365日ぶりの清心温泉(岡山駅近)

初めて清心温泉を訪問したのは平成28年3月26日
岡山駅近の「清心温泉」 スポーツファンにはたまらない!
あれからちょうど365日経った平成29年3月26日
、2回目の清心温泉訪問を果たした。
どちらも訪問前、JFL(J2のふたつ下)に所属するブリオベッカ浦安の試合観戦後に寄っている。
昨年の試合は→「危機一髪」 ネクスファジvsブリオベッカ浦安
今年の試合は→遠すぎる遠征で見えた「距離感」
今年の試合で起こったことを、岡山県民へ簡単に説明すると
難易度だけでいえば、 昨年のJ1昇格プレーオフ決勝vsC大阪 で
0-1で負けている後半35分から大逆転勝利を収めたようなものだ。
その試合のテンションのまま清心温泉を訪問すれば、ただの変質者なので、高揚する気分を抑えて暖簾をくぐる。
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…昨年とは明らかに違う
脱いである靴の数がめちゃくちゃ多い! 20足以上はある。
靴の数が少なくなるまでは、靴置き場に貼ってある↓を見てしばし待機
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昨年の春には無かった新聞。いくらでも時間が潰せそうだ。
その後、入浴客が少し収まったのを見計らい、脱衣所へ。
入口に立っていた番頭さんは、おれのことを覚えていてくれ、温かく出迎えてくれた。そして、
相変わらず近鉄の帽子(10.19の頃)を被っている!
↓のポスターも変わっていない
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常連に見えたお客さんへ、軽くあいさつした後、「何でこんなに入浴客が多いんですか?」と聞いてみた。
すると、その人こそが<清心温泉友の会会長>だった!
この日の清心温泉営業ブログ→衝撃!102名のお客様に感謝(涙)
おかげで浴室も盛況。前回来たとき以上に熱気がすごい。しかし、全員が自然にあいさつができていて、(もちろん、○○学園のよう洗脳はない)最低限のマナーは、子どもたちもしっかりと守っている。
おかげで、ゆっくりと旅の疲れを癒すことができた。
脱衣所では、地元の大学を出た若者と意気投合。しばらく「くだらない話」が続いた。(でも、スポーツ以外の話。ファジアーノにいた矢島慎也すら知らなかった)
すっかり気分がよくなって、外でも話を続けていると、近くに住んでいる親子連れが脱衣所から出てきた。
子どもたちが店の前で遊んでいると、そのうちの1人(5歳の男の子)が
いきなり座っていたおれに襲い掛かってきた。
仕方ないので、ほんのちょっぴり軽く「顔を叩いてくる」男の子に付き合うことに。気が付いたら、ちょっとした「プロレスごっこ」になっていて、おれは
暴力的ではない ふなっしー役 になっていた。(苦笑) しかも15分間も。
意気投合していた若者は、ずっと微笑みながらこの様子を見ていた。恥ずかしい…「将来、いいパパになれると思いますよ」という褒め言葉?もいただいた。
その後若者たちと、また湯に浸かり、疲れを癒す。(この銭湯は、1日で何回でも浴槽に入れる)
浴槽から出たら、今度が副社長(番頭さんの次男)と会う。副社長も、昨年のおれを覚えてくれていた。素直に嬉しい。
いろんな人を話を終えた頃には夜10時を過ぎて、「ホテルサンライズ」の出発時刻が近づいたため、後ろ髪を引かれつつ清心温泉を後にした。
岡山駅から乗った夜行列車で、「なんで、清心温泉は居心地が良いのか?」ひとりで考えてみた。
結論を先に書くと、
↓の清心温泉営業ブログに書いているとおり、
権力者の皆様も清心温泉へ!優遇しませんから!
「でかい態度」をする方だけが、必然的に嫌われていくだけの空間
だから

即ち、初めてだろうが、何百回来ていようが、子どもだろうが、お年寄りだろうが、障がい者だろうが、社長でも、対等な空間を創り上げる「目に見えないシステム」が構築されているのだろう。
みんなが、最低限の礼儀をわきまえているから、みんな笑顔でいられる。そう感じた。
この空間の雰囲気を、贔屓チームの応援席へ持ち込むには、どうすればよいのか…
結論の出ない問を考えながら、岡山を後にした。