ブリオベッカ浦安は17日(日)、アウェイで流経大FCと戦った。
流通経済大学のサッカー部は、Jリーガーを数多く輩出しているが、現在の部員数は238名である。
登録しているチーム数が1チームしかないと、ベンチ外の人数が220人になってしまう。そのため、(育成型のチームを除くと) サッカー部は、サードチームまで保有している。
1軍は、関東大学サッカーリーグに所属している「流通経済大学」
セカンドチームは、関東サッカーリーグ1部に所属している「流通経済大学FC(流経大FC)」
サードチームは、関東サッカーリーグ2部に所属している「クラブ・ドラゴンズ」
ただし、これは昨年の話
「クラブ・ドラゴンズ」が飛び級で、関東サッカーリーグ1部よりもカテゴリーが上のJFLに昇格した。
従って、今年の場合は、「クラブ・ドラゴンズ」がセカンドチームで、「流経大FC」がサードチームということになる。事実、流経大FCのスタメンは全員1年生である。
話を「流経大FCvsブリオベッカ浦安」に戻す。
試合会場となったRKUフィールドは、客席がなく、ピッチ脇にベンチがあるのみで、選手との距離が非常に近い。
試合運営は流経大の学生が行っており、何とも地域リーグらしい牧歌的な空気が流れている。
地域リーグだと、こんな改名もよくあることだ(と思う)
昨年の浦安は公式サイトで、「浦和レッドタイダモンズ」「浦和レッドタイヤモンズ」なんて誤植をやらかした。人のことは言えない。
そんなくだらないことを考えていたら、選手入場
浦安は、出場停止の田中貴大に代わって、都並智也が今季初先発。
都並は守備で後手に回ることもあったが、機を見た攻撃参加はさすがだった。(都並敏史テクニカルディレクターがベンチ入りしたことも影響したかも?)
縦パスをミスしたとき、右サイドバックの山崎紘吉(本来は左)から「厳しい言葉」を浴びせられていたが…
前半立ち上がりに、竹中の豪快なミドルシュートが決まり、浦安先制。
その後は、流経大FCが攻めるも、スコアは変わらず。
流経大は、浦安DFラインのすぐ前でボールを奪う
(ミスターサイトーが、「危ないよ!!」と叫ぶくらいの)ビックチャンスもあったが、それも活かせず。
前半は1-0浦安リードで折り返す。
後半に入ると、浦安が主導権を握る。流経大FCの対応は、明らかに後手に回っている。
後半10分ころ、浦安の田中俊哉がボールをキープしているところ、流経大の選手がボールを奪おうとして、明らかにスパイクが入る。(その音は、浦安サポまで聞こえた)
しかし、ノーファールの判定。浦安サポが「極端に流す審判だな」と嫌な印象を強くしたときに、あってはならないことが起きる。
上松が、前線にスルーパスを出そうとしたときに、悪質なタックルを受けてしまう。
もんどり打って倒れたが、主審はアドバンテージをとる。田中俊哉のシュートがオフサイド判定になったところで、ゲームは中断。
浦安の選手は、審判と流経大の選手に怒号を浴びせる(当たり前だ)。
上松は、右ひざを動かせず、担架でピッチを後にした。全治8か月の大怪我から復帰したばかりなのに………
おれは、清水康也の1件を思い出してしまった
結果として、このアクシデントが浦安の選手を駆り立てた。
流経大FCに、危ないシーンを作られることは特段無かった。交代でサイドハーフに入った岩永&小田は決定機を何回も演出した。
このまま、浦安は1-0で勝利。鬼門のアウェイで、貴重な勝ち点3を取った。
試合後の上松は、何とか自力で歩ける状況だったが、短期間での復帰は考えないほうがいいだろう。
勝つには勝ったが、アクシデントが重くのしかかる…
次節はアウェイでFC KOREA戦(23日土曜日13時)。試合会場は「赤スポ」
近距離アウェイは、応援が盛り上がりやすいシチュエーションだ。厳しい戦いはまだ続くが、この試合は特にノリ応援を楽しむつもりだ。スペリオ城北の応援が、大変マジメに見えるくらいに
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