今日のサッカーの話題は、ルヴァンカップ決勝戦で持ち切りだ。
そんな中、千葉県銚子市にほど近い旭市で、ひっそりとJFLが行われた。
浦安ファンにはお馴染み、東総(同義語:田舎)での開催。対戦相手は栃木ウーヴァFC
朝は寒かったのに、昼間は暑い。雲ひとつない空。
ピクニックにはこの上ない環境の中
オルハのブリオベッカスペシャル肉盛りを食す。
おいしいに決まっている。
気分は上々だった。でも、気になることがあった。
左ひざ半月板を損傷しているはずの竹中が、試合出場組と一緒に行動していたことだ。
竹中 公基選手 負傷ならびに国体辞退のお知らせ(公式ホームページより)
当然ベンチ外だと思っていたが、アップ開始時のあいさつにも姿があった。
まさか(No.15ではない)と思いつつ、選手紹介のアナウンスを聞く。
スタメンではなかったけど、ベンチ入りではないか!!
試合前日に車いすに乗ったこともある、元イラン代表コダダド・アジジのような作戦だ(東総へ向かう車中でも話題になった)。
浦安の声出し隊は苦笑い。その後、くだらない話に終始した。気候も相まって、まったりした中で選手入場。声出し隊はミッキー吉野「ゴダイゴ」を歌い選手を迎える。
西郡は、産まれた赤ちゃんを抱いている。
試合開始。今シーズンの失点数が1番多い栃木ウーヴァと4番目に多いブリオベッカの対戦なので、打ち合いになるかな。
と思ったら、
1分10秒で浦安先制
田中貴大の崩しから、俊哉様の低空ヘッド炸裂!
早速のエレクトリカルパレードが行われる。サッカー少年の来場は柏の葉同様で、それなりに盛り上がる。都並TDのサッカー教室が開催された影響だ。アントラーズのタオマフも見えたので、地元の子どもたちだと推測できる。
一部からブリオベッカコールも起きたが、かなり散発的。それでも、普段行かない層から自然発生的な応援が起こるとは…
その流れはピッチに影響したか、田中貴大のシュート性のボールをウーヴァGKがファンブル。詰めていた池田がゴールを決める。2-0
お決まりのエレクトリカルパレードを歌ったのち、得点者のアナウンス。
リーダーは池田の応援歌を歌いだすところで、南部健造の歌を1小節歌ってしまう。
すぐ間違いに気づき事なきを得たが、今日のスタンドはいつもと少し違っていた。
ウーヴァサポーターは必死に声援を送る。ウーヴァのいい崩しも散見。
浦安は、ミスターサイトーが懸命に大声で指示を出す。
浦安声出し隊は、くだらない話で盛り上がる。
特に、北埜GKコーチの本を購入したおれは、声出し隊の中で質問攻めにあう。
おれはプレーヤーじゃないけど、
浦安・北埜GKコーチの本「ゴールキーパートレーニング集」を購入。
日本代表を見ていて「CBとGKはレベルアップしていない」ように思ったので、こういう類の本は気になっていた。 pic.twitter.com/jG8opQtq6L— 東スポ(東小岩スポーツ) (@M__Oshima) 2016年10月13日
ミスターサイトーが「ろぅがぁー!」と叫べば、「廊下は載っている?」と質問され、
ミスターサイトーが「折りたため!」と叫べば、「(折りたため)なんて載っている?」と質問され、
ミスタ(以下略)このまま前半終了。
ハーフタイムの練習中には、竹中がボール回しに参加していた。そのときにアナウンスが入る。先制点の得点者は池田晃太のはずだったが、俊哉様に訂正されたとのこと。池田がヘディングしたボールを押し込んだらしい。
このアナウンスが効いたか、後半が始まっても池田は十分機能していた。裏に抜けるプレーにポストプレー。
竹中の不在を感じさせなかった。
しかし、段々とウーヴァの攻撃時間が目立つ。声出し隊の一部は「山形病」を発症する(かなり重症化した場合、スタンドの雰囲気が悪くなる)。
それは、1枚目の交代で竹中を投入しても変わらない。竹中もドリブルからシュートを1本放つも、明らかに本調子ではない。
当然、ますますウーヴァの攻撃時間が長くなる。選手入場時にミッキー吉野「ゴダイゴ」を歌ったからといって、試合内容まで前節と似せなくてもいいのに。
参考:リーグ得点王がいないなら…
試合を観に来た子どもたちは、よく飽きなかったと思う。おれが子どもの立場だったら、「ポケモンGO」をプレイしていただろう。
とはいえ、DFの働きは特段悪くない。その証拠に(FK、CKのピンチを迎えると)テクニカルエリアで指示を送る北埜GKコーチの出番は少なかった。前後半1回ずつの計2回のみ。
この流れは変わることなく試合終了。2-0で浦安が勝利を収めたが、前半立ち上がりの出来を考えれば、内容に不満が残る。今年初めて、ミスターサイトーが勝利監督インタビューを拒否したことからも、それは明らか。
それでも、イケメン2トップ&新しい家族を授かった西郡 計3名のインタビューは行われた。
(写真は池田晃太)
インタビュー後はいつも通り、選手が観客を見送っていた。観客も選手も笑顔だったことは救い。
でも、残り4試合の対戦相手の実力を考えると、悲観的になる。
おれは、スタジアムから車で数分のところにある「アイス工房ドルチェ」のジェラートを食べたら幸せになった。