これも、他のJFLクラブと比べると、かなり厳しい。
首都圏クラブに共通していえることだが、「マスコミへの発信力が弱い」からである。
おれの好きなベガルタ仙台は、在仙マスコミへの露出が多い。(楽天がマスコミの広告枠を買っているけど、それでも他のサッカークラブより多い)
他に東北のチームでいうと、ラインメール青森なんかは、地元紙で大々的に取り上げられた。
ラインメール青森がついに一面に載る日が来ました!!しかも詳報をもう1面で、計2面!
東奥日報(@toonippo)さん!感激しています!!本当にありがとうございます!
これからもじゃんじゃん扱ってください!よろしくお願いします。 pic.twitter.com/DRmBoVM6L1
— miya (@step_blue272) 2015, 11月 22
JFL昇格の権利を得たときの記事である。
青森と同じタイミングで昇格した「ブリオベッカ浦安」の場合は、
何もなし
千葉日報ですら、記事にならない。三行記事にすらならない…
浦安市の広報には取り上げられるだろうが、マスコミを通じての発信力はどうしても弱い。
ならば、どうすればよいか?
クラブ内のスタッフは、地元に芽を撒きはじめた営業を続けることだろう。
(ファジアーノ岡山の木村社長曰はく、企業がスポンサー契約をする1番の理由は「営業が頑張っているから」。2番は「地域密着を目指しているから」。「サッカークラブだから」という理由は皆無に近いらしい)
選手や監督は、「定期的に」ビラを配っていて、頭が下がる思いだ。
注・これより下は、個人的な主観だけで文章を書いている
では、チーム関係者以外が、ファンを増やすにはどうするべきか?
大ざっぱに書くと、チームの悪いところを指摘する、改善する。
チームのいいところを壊さない。拡散する。
極めてシンプルだけど、こんなところだろう。
まず、おれがスタジアム内で意識することは、ただ1点
・初めてブリオベッカを見る観客を意識して、使命感や悲壮感を出さずに応援する
スタジアム外で意識することは、以下の2点
・ブリオベッカを見たい観客に、必要最低限の情報を流す
・周辺にJリーグの強豪が多いので、そこはない魅力を発信する
来年からJFLになるが、浦安らしい応援は継続したい。
浦安には掛け持ちファンが圧倒的に多いこともあるが、スペリオ城北サポが行った「Jリーグナイト」に興味がある
参考・Jリーグナイト
(このイベントを浦安がやると、スタンドが緑だらけになるだろう)
これに限らず、もっとイベントを実施したいが、声だしファンもそれ以外のファンも含めた議論が必要だろう(浦安名物?の雑談でも構わない)
いい雰囲気を壊さずに、知名度を上げるのは難しい…
最後に1点
営業が頑張り、地域密着が少しずつ形になってきて、「サッカーを観たことないけど、ブリオベッカの試合を観に行こう!」と興味をもったファンがいたとする。
厳しい意見になるが、ブリオベッカ浦安の場合、そんなファンにとって必要な情報を全く流していない。
「ブリオベッカ浦安」という単語を「ググる」と
入場無料の地域リーグで、「ブリオベッカ浦安 チケット」なんて検索結果が上位に入る
のは明らかにおかしい。ブリオベッカ浦安を観に行きたいファンに、必要な情報が入っていないからだ。
特に、
・スタジアムまでのアクセス(JFL公式サイトには詳細な紹介があるので、そんなに心配していないが)
・持ち物は何が必要か
・どれくらい前にスタジアムに着けばいいか
以上3点については、ホームページに明記すべきだろう。
浦安市でホームゲームができなくなっても、ファンを増やさなければならない。