収穫は、富塚隼が攻守にいいプレーを魅せて、声も出しチームを鼓舞したこと。以上。
としたいところだが、都田で起こった出来事を記す。
昨年のレギュラーシーズン最終戦以来となる、「サッカーの真の聖地」へ着いたのは開門1時間前。
ここのサッカー場へ行くときは、気分が高揚して、どうしても早い時間に到着する。
知り合いのサッカーファンと話をして、ダラダラと過ごす。
昨年より15分遅い時間に開門となる。前回と違うのは、
バックスタンドが常設になったこと!
ビジター応援エリアは、カラーコーンで仕切られていた。
そのビジターエリアで昼食。
広島風お好み焼き&から揚げ&山盛りポテト。
これで900円
美味しくいただきました。
その後、選手紹介のアナウンス。
…浦安はベストメンバーだ。(個人的に、それだけは勘弁してほしかった…)
Honda FCのスタメンは、鈴木雄也・細貝・土屋・栗本・古橋・原田…
相変わらず豪華な顔ぶれ。
パッサーロによる、パフォーマンスショーが行われて、浦安ファンも楽しみながら観ていた。
そして、選手入場。
Honda FC・須藤のJFL100試合出場のセレモニーが行われた後、
ブリオベッカ・矢部雅明のJFL100試合出場のアナウンスが。
そのとき、ビジター応援エリアの横で、「祝100試合 矢部雅明」の弾幕を広げた方々がいた。普段見ない方々だったので、静岡産業大OBだろうか?感謝!
声出し隊は、精一杯の矢部コールを送る。
その余韻が冷めやらぬ中、試合開始。
両チームとも積極的にプレスを掛けていたが、徐々にHonda FCがペースを握る。
浦安からすると、DFラインとMFラインの間にボールが入れられたときの対応が、後手に回る。
PA内でシュートを打たれる場面も多かったが、体を張った守備で、何とか無失点に抑える。
かといって、浦安にチャンスがないわけではなかった。前線からのプレスがはまり、Honda FCのPA近くでボールを奪取した場面だ。プレスの掛け方はよかったが、ゴールを決めることはできなかった。
この日のミスターサイトーは、やたら元気で、「危ない」「頑張れ」コールはいつも通り。
特筆すべきは、左サイドで田中貴大がボールを保持したとき。ミスターサイトーは「前に走れ!!」と絶叫系指示を送る。3秒後、
菊島がオフサイドを取られた…
浦安の声出しも、悲壮感を出すことなく応援できていたと思うが、前半41分、富塚にイエローが出た直後、浦安の守備が緩む。
浦安から見て、左サイドを崩され、PA内でシュートを打たれる。これは防いだが、こぼれ球に対応しきれず、先制点を献上。
よく43分もったともいえるが、Honda FCが、本気を出していないことも事実。CKのチャンスでは、古橋と栗本が互いに蹴ったり、セットプレーでは、ほとんど変化をつけていた。適正ポジションではない選手も散見。
このまま前半終了。ハーフタイムはチアリーディングでスタンドが盛り上がる。浦安の声出しは、3日後の天皇杯を意識した話で盛り上がる。
勝負の後半。
浦安は早速、俊哉様を投入。したにも関わらず、Honda FCが圧倒的に攻める。90分間どんなときもゴールを目指せるだけのパワーはある。
やはりというべきか、後半13分、Honda FCに追加点が入る。キレイに崩された…
それでも、浦安の選手たちの心は折れなかった。ミスターサイトーは立て続けに、丸山、坂谷を投入。Honda FCがペースを落としたこともあるが、敵陣深くまでボールを運べるようになる。
そうなると、ビハインドでも応援は盛り上がる。
コズミック☆倶楽部【ブリオベッカ三段活用】も解禁。
アルト調にすると、意外と使えそう。という結論に達する。
ぶりーおべっかー、ぶりーおべっかー、ぶりーおべっかーあーあーあーあー…ぶり、ぶり!
おれは、カラオケボックスで、大塚愛のさくらんぼをアルト調にして歌ったことがあるので、違和感は感じなかった。
「流れの中」から富塚の惜しいヘディングシュートもあり、
ラスト10分は笠松が最前線に上がるなど、策は尽くした。
しかし、ゴールを奪うことができない…
このまま試合終了。0-2の完敗。
両チームの選手が整列に並ぶ。
Honda FCの選手たちはクールな表情で、ハイタッチを交わしていた。片や浦安。
両手にヒザをつく選手もいれば、下を向く選手もいる。精神的にも肉体的にも明らかに疲れている。
そんな状況でも選手たちは、浦安の声出し隊まで、あいさつに来てくれた。
ありがたかったけど、悲壮感が少々にじみ出ていた。悔しさは、ありあり。
選手たちには前を向いてほしかったので、声出し隊はアカペラで「天皇杯アンセム」を合唱した。
おれは、選手たちを見送った後、Honda FC勝利の儀式 ラインダンスを眺めていた。
その後も、スタンドで10分くらいぼんやりしていた。
正直なことを書くと、「浦安ファンとして都田へ来るのは、これが最後になるかも…」とネガティブなことを考えていた。最後にメインスタンド下へ行き、お好み焼き屋台の方と少し雑談。気分転換をして都田を後にした。
それでも、次の試合はやってくる。浦安市民へアピールする最高の機会になるはず。試合当日早朝までには、2回ブログをアップ予定。
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