暑さと強風が入り混じった昨日、関東サッカーリーグに所属しているブリオベッカ浦安は、2か月ぶりのホームゲームを開催した。
直近のホームゲームは、試合として成立しないレベルの酷い内容だった。
そんな状況で迎え撃つ相手は、栃木ウーヴァFC。対戦前の時点で、7勝1分けの首位。
言うまでもなく、難しい試合が予想された。
「試合観戦だけのために」浦安市陸へ来たファンは、もう来なくなってしまうのではないか?
(経済的に言えば「顧客満足度」が最低の興行を2回続けると…)
疑念を持ったまま、ウーヴァ戦の試合当日を迎えた。
「かさばる物」を持ちながら、列車とバスを乗り継ぎ、キックオフ3時間半前、浦安市陸に到着。
直後、FC東京U-23サポが姿を見せる。今日は夢の島でリーグ戦のはずだが…。目的は↓だった。
ブリオベッカ浦安のスタグル「ジャマイカキッチン オルハ」さんのジャークチキン(ライス付き)。
今まで結構な数のスタグルを食ってきたが、このジャークチキンは上位5本の指に入るくらい美味い!
わかりやすく言うと、鹿島のもつ煮やYASSカレーの角煮カレーに匹敵する美味さ。#蝗活 pic.twitter.com/iH767ZtdXS— ことぶき (@kotobuki3939) 2018年7月7日
注意.開店時刻は、日によってまちまち
蝗から「上位5本の指」と言わしめる美味。J1級だ。
次に来場(?)したときは、バリ食堂さんもお試しあれ。暑いときに、インドネシア料理+炭酸飲料は、最高に美味い。
今日のスタグルは、オルハさんのジャークチキンと、バリ食堂さんの角煮✨
オルハさん、肉も本気力のビールも最高です🎶
バリ食堂さんはなかなか買うタイミングがなかったから初でしたが、何で今まで買わなかったのかと後悔するくらい美味い⤴⤴⤴
こんな素晴らしいスタグルがあるブリオベッカ最高✨ pic.twitter.com/dZqP99ohrL— ハジ (@Itary10Baggio10) 2018年7月7日
浦安市運動公園陸上競技場スタジアムグルメ。ナシアヤム700円なり。バリ食堂にて。エビの茹で汁に香草を加え、グリルチキン等をのせたインドネシア・バリのソウルフード。香草類、調味料等は全て本場のものを使用。ソース・ドレッシングは自家製というこだわりの本格派。#コミュサカ #スタグル pic.twitter.com/TPdFLNsBF0
— ドラハム (@dorahamu2525) 2018年7月7日
おれは、キックオフ3時間前から、行動開始。
ブリオベッカ浦安の代表・谷口さんに「ちょっとした協力を依頼」をする。快諾をいただき、他の方々にも協力してもらえることに。
続けて、栃木ウーヴァの代表取締役社長・大栗さんにも、同様の依頼をする。同じように快諾をいただく。
その後は、サッカーの前座試合に出場する小学生から大人、果ては猫にまで「依頼しまくる」。
結果、
七夕の笹に、短冊をたくさん集まった。(撮影時は、途中段階) 持ってきた甲斐があった。ありがたい。
短冊に書いてもらった内容を一部公開すると、
ブリオベッカ浦安の代表・谷口さん
栃木ウーヴァの代表取締役社長・大栗さん
参考・おれ
浦安のコーチ・スタッフ・ベンチ外の選手、相手チームのサポ、川向こうのサポ、オルハさんetc.たくさんの方々に書いてもらった。中でも、一番注目を集めたのは…
ネズミに取って代わろうと企む浦安のマスコット、舞田べか彦。初対面なのでどんなキャラかと思ったがよく動く!そんなべか彦が短冊に書いた願いは…。#コミュサカ pic.twitter.com/PkWPnqn49R
— ドラハム (@dorahamu2525) 2018年7月7日
短冊に願い事を書く舞田べか彦くん。
「すーぱーすたー」#べか彦 #コミュサカ pic.twitter.com/yVGPIjaVVr— nagi@サッカー垢 (@nagi_football23) 2018年7月7日
べか彦くんだった。
(スマホ含め)カメラ6台、15人が観ている中で、短冊に願いごとを書いていた。選手が束になってもかなわない、凄まじい人気だ。
その頃から、ジャマイカキッチン・オルハさんでは大サービスを行っていた。
7/7(土)
浦陸でオルハの会計窓口でこう叫びなっ!
「#浦安本気力」って叫んだ奴は生ビール一杯サービスするぜ!!!
みんな叫びに来なよ!!
おいでよ浦陸に!!大栗社長ー!
「本気力」
パクって、さーせんm(__)m https://t.co/S0me5eHyOB— ジャマイカキッチン オルハ (@mitsuboshi09281) 2018年7月2日
浦安ファンはもちろん、ウーヴァファンまでもが、「浦安本気力!」と叫んでいた。
店からも、お客さんからも「みんなで盛り上がろうとする気持ち」を感じる。
この時間帯に、ブリオベッカのGKがピッチ内練習へ出てきたらしい。出迎えた声出しファンは、1人だけだったらしい。
キックオフ30分前になると、観客がどんどん増え始める。
おれは、キックオフ5分前になって、ようやくスタンドに向かう。伊藤園の麦茶と(栗林歯科医院から)歯ブラシを受け取る。地域リーグなのに、、、感謝。
そして、キックオフ
…前半15分までに2失点。守備の1vs1で、簡単に交わされるのは想定内だった。とはいえ…
GKポシュンの活躍が目立つ試合展開になる。
浦安にもチャンスはあったが、決めきれず。逆に失点を喫し、0-3で前半終了。
ハーフタイムのショーに向かうキッズたち&レモンアンドシュガー&すーぱーすたー
右側に打開策を図る監督&コーチ陣
後半は、特に見どころなく終了。0-3で完敗。
VONDS戦より内容は良くなっている。悲観する必要はない。
ただ、ホームゲームで全試合失点している現実から目をそらしてはいけない。
(関東リーグから昇格を果たした年は、ホーム4試合目で初完封。相手は川向こう。泥臭く完封勝利したことで、波に乗った)
そんな試合でも、700人以上の観客が来てくれた。試合後の選手によるお見送りも、いつも通り賑やか。
今後も、「サッカーのある日常」が当たり前になってほしい。
追伸・個人的に、この日のメーンイベントは、試合後の帰路だった。舞浜駅まで、ファンの車でおくってもらった後、混雑している府中本町行の列車に乗車。
七夕の笹を持ちながら。
同乗した別のファンに手伝ってもらいながら、何とか乗れた。乗客の注目度100%だった。おれは、恥ずかしいを通り越して、開き直っていた。
「すーぱーすたー、だって!」とか会話が聞こえてくる。
その後、職務質問を受けることなく、無事に帰宅。一夜明けてから、笹を元の場所(公園)に植え戻し、短冊は全て手元にある。後日、神社で焚き上げてもらう予定だ。
この七夕企画を思いついたのは、鈴鹿アンリミテッドのホームゲームを観戦した後のこと。
「祭りの最後に試合がある」
「ホームもアウェイもなく、楽しんでもらいたい」
この2点は、かなり意識した。
本業の仕事はあるが、今後も「可能なこと」は、積極的に行動へ移したい。