わがままなキャプテンがいても良い ブリオベッカ vs ヴェルスパ

梅雨時期のような気候の9月中旬の日曜日

ブリオベッカは、柏の葉に優勝候補ヴェルスパ大分を迎えての一戦に臨みました。

開門前は、いつものように横断幕の事前設置

雨は降らなかったものの じめじめしていて無風。

横断幕の下の紐をつけていないのに、風にあおられなかったです

開門後

(スタジアム前広場の様子は開門前に撮影)

キックオフ90分前の開門と同時にメンバー発表が行われました。

特筆すべきは3点

1.ヴェルスパは、金崎夢生がいない

2.ウチは、豊島朱凌が初スタメン

3.ウチの小島樹が今年初のメンバー登録

1人のサッカーファンとしては、金崎夢生のベンチ外が残念(オイラのアジトには、金崎夢生の自著があります)。

残念な気持ちでしたが、ベか彦のファンサを傍観して心が和みました。

その脇にはグッズ売り場があり、ベンチ外選手がいました。様子を見て、リアルにため息がでました。

なぜなら、そこにいた選手が豪華すぎたから。スタメン選手とベンチ外選手のコンディションが同じだとしたら、ベンチ外のほうが勝つ可能性すらあります。

気を落ち着かせるため épi Le Cœur(エピ ル クール)のスイーツを購入

ベか彦を象ったムースをおいしく食べます。罪悪感をおぼえつつ。

スタンド前の広場に戻り、キッチンカーのスタジアムグルメをいただきます。

何回も書いていますが、ウチのパーパスは「サッカーでともに成長し、まちを楽しくする。」なので、地元のまちのキッチンカーに来てもらえるような運営をするのは当然のこと。

おれは、県内に拠点があるキッチンカーでチェコの伝統的焼き菓子をいただきます。

あっさりしているのに、とても甘く感じます。レギュラーサイズは、食べ応えがありました。

今日はキックターゲットをやらずに、スタンドに戻ります。

少したってから、両チームのピッチ内アップが始まります。

キックオフ30分前になり、アウェイチームの選手紹介 のちホームの選手紹介

このとき、ベか彦がスタンドを練り歩いていたので、選手紹介の最後のほうでウチの応援エリアに来てもらいます

注.ベか彦がメインスタンドを練り歩くとき、ベか彦の体調とアウェイチームの応援のタイミングには今後要注意

選手紹介が終わったとき、

ベか彦が太鼓を叩いてバイキングべかを行います。

ノルウェーは、舟をこぐのに櫂(かい)を使いますが、ベか舟は自分の右側にある1本の櫓(ろ)を使います。

したがって、ノルウェーサポーターとは動きが少し違い、右側にある1本の棒を両手で動かすイメージです。

人力で船をこぐ!櫂(かい)と櫓(ろ)の違い

ベか彦は太鼓を上手に叩いていましたが、

おれとベか彦は浦安市猫実に住んでいるので、猫実珈琲店 中華料理の春香 砂っぱたきじろう そばの いずよし(全て浦安市猫実の店)のどこで事前打ち合わせをしたのかは、ご想像にお任せします。

もしも、今後も同じようにバイキングべかができるのであれば、もっと大人数でやってみたいです。

ピッチ内アップが終了した後、昨年6月に続き「世界のキタノコーチが」手伝いをしている市川高校サッカー部の学生のところに向かいます。

金崎夢生を知っている人を聞いたところ 約50人中10人くらいの手が上がります。高校生という年齢を考えれば、高い数字といえます。

高校生や 今日駆け付けたサポーターに伝えたことは「今日の相手はとても強いですが、声と手拍子によるサポートは継続していきましょう」です

試合開始

バイタルエリア(ウチのセンターバックとボランチの間)でヴェルスパの選手がボールを保持し前を向くシーンが何回もありました。

開幕戦のボランチを思い出すくらい 中盤の守備がひどかったです。

ヴェルスパが、ウチのボランチの前でボールを受けたとき、カバー&カバーになってしまう場面がとても多かったです。プレスに行ったと思っても、前にパスを出されてしまう。ファールを与える場面が多かったです。

攻撃に移っても、ボールを受けるポジションが悪い(サイドから攻撃したい意図が強すぎて、かえってサイドの選手が前へ運ぶスペースを消している)のが目立ちます。

スタメン選手の低調な出来よりも、控え選手やベンチ外選手の底上げができていないことを批判します。

とはいえ、センターバックとゴールキーパーは安定していました。ヴェルスパが攻撃時 被カウンターにビビっていたので、助かった面もあります。

ウチのDFがウィングバック含め5人が引いたとき、ヴェルスパの前線は、裏へ抜ける動きを1人がしたときに他が連動(違うタイミングで動くとか、そのスペースを使う狙いがあるetc.)のが脅威。

開幕戦のようにDFラインだだ下がりであれば、大量失点していたでしょう。そうならなかったのは、橋本龍馬の存在があるから。

飲水タイムまでは何とか耐えて、それ以降 最悪の状態は脱します。ボランチの役割が明確化されました。攻撃面では、ウチがカウンターできそうなときの 抜け出し方&抜け出した選手へのサポートの仕方は、ずっと課題です。

そんな中 ウチの声出しサポーターは、天皇杯仕様の応援に近い やや本気モード。(アウェイ沼津戦で風邪をひいてしまったサポーターは、無理のない範囲で応援)

勝手ながらアウェイ沼津戦を経て、選手と声出しサポーターの距離が、少しだけ縮まったように思います。

ヴェルスパのサポーターは、いつも通り 自分たちの声を最大限生かす応援を続けます。フットボールらしい雰囲気で好感。

前半終了間際 アウェイ沼津戦のようなクロスを入れられて、ファーでそのボールに合わせられて、ネットを揺らされます。しかし、オフサイドの判定に救われます。(その選手は、オフサイドの自覚があったようで、特に抗議せず)

さらにその後もピンチになりかけましたが、ウチの選手がパラグアイ4部のようなファールのもらい方をして事なきを得ます。

前半はスコアレスで終了。新シーズンが始まってから、前半を無失点で終えたのは初めて。何とか耐えました。

そのとき、ファール判定されたヴェルスパの選手は抗議に近い確認。主審のジャッジが不安定であることは理解しました。

ハーフタイムは、ベか彦&ブルーキャッツのダンスショー。開幕戦に続き2曲を披露。ダンスだけでなくタオルを回して盛り上げたい意思が伝わってきます。

後半開始

試合前のメンバー表を見たとき、昨年4月のように0-3で前半を折り返す想定もしていました。

そうなってしまった場合 後半は好調時の柏レイソル リカルド・ロドリゲス監督のサッカー(90分体力の持つチームは、JFLに1チームもない)を観れる楽しさ&怖さもありますが、この日はそうならず。

後半になってからは、前からボールを奪いに行くケースが増え 意思統一もなされているように見えました。

お互いにシュートまで持っていけない展開となります。両チームとも、前半よりもプレスの掛け方が良くなっていました。ロングボールの後の競り合いも見応えがあり、体力の消耗が心配。

この時点でウチもヴェルスパも交代を1回ずつ(ウチはハーフタイム)にしていましたが、両チームとも焦れずに勝点3を狙いに行きますが、狙いが顕著に出たのは飲水タイム時。

ヴェルスパは№10 福満隆貴が送り込まれます。ウチも№10 小島樹が入ります。

サポーターは、バイキングべか をした後、盛大な「たつき」コールで出迎えます。

その小島樹のファーストプレーが黒船襲来くらい衝撃的でした。

ウチのベンチ前でドリブルを開始し、左サイドを1人で切り裂き、ゴールライン近くまで運んで決定的なマイナスのクロスのラストパスを出す。

その決定機は得点につなげられませんでしたが、おれはシュートを打った選手ではなく「たつき」コールを叫びます。

心の中では「安藤晃希のようなプレーだ」と思いました

このプレーで、ホームのサポーターのボルテージが上がったことは察知。それ以降 応援は、ほとんどブッ通しでした。

数分後、キャプテンの橋本龍馬と前線でハードワークした福元が下がります。

松山碧と清水勇貴が送り込まれます。飲水タイムから3~4分経ってから送り込むのがミソ。相手の対応に統一感の出ない可能性が高いからです。

この場面で、キャプテンマークを巻いたのが小島樹。ウチに加入してから、キャプテンマークを巻くのは初めて。

リーグ開幕戦の様子を見て、チームをまとめる以外の要素を持ったゲームキャプテンがいても良い考えがあったので、橋本龍馬が小島樹の腕にマークを巻くシーンはとても印象的でした(その写真を持っている人がいれば、紹介してほしいです)

2009年の某J1チームの超有名選手のように、明らかに浮くのはまずいですが(1.シーズン前のキャンプで夕食会場に着いたら、ほとんど席が埋まっていたので、ユースの選手たちの場所で夕食をとった。気まずかったので、しゃべらずに早食いしてしまった。2.後半開始前、円陣の様子を大型ビジョンで映していたが、しゃべっているのはその選手だけ)

「おれがおれが」というキャプテンは、全然アリです。

FWが先か、キャプテンが先か――小林悠と中村憲剛、新旧リーダーの熱き「主将論」
(サカダイweb 2017年)

(参考までに、小島樹にとって中村憲剛は高校の大先輩であり、小林悠は大学の大先輩)

小島は、左サイド重視でしたが、そちらにヴェルスパの選手が人数を割いたとみるやトップ下にもいました。

ウチの流れになりかけましたが、ヴェルスパは満を持して最後の交代。FW川中健太を送り込みます。プレースタイルも風貌も、少し鈴木優磨に似ています。

この交代で、両チームともさらにショートパスは減少。DFの体力集中力(頭の中含め)がより求められる時間帯に入ります。ロングボールやアーリークロスを跳ね返し続けます。

ウチは、クロスの質が悪く決定機を作れません。(動き出しもヴェルスパのように複雑ではない。囮の動きも少ない)

そんな中で、ウチも最後の交代。

牛田援が入るのですが、都並監督からすれば 選手の準備が遅かったようで「早くしろ!!」という怒声が飛んでいました。

ウチは、前線3人(清水 小島 東)をスペースへ走らせて そこにボールを放り込む戦術が明白。

でしたが、中盤の組み立てに長けたヴェルスパに押される展開。

それでもウチのサポーターは、「カモン浦安」をブッ通しで歌い始めます。

相手への対応がやや遅れ、決定的なシュートを打たれますが 事なきを得ます。

後半ATは4分の表示。

その直後、試合は急展開。

ヴェルスパの攻撃を何とかクリアして、やや雑なロングボールを蹴ります。そのロングボールをヴェルスパのDFがヘディングを試みたところ、空振り。

ウチの山崎広大がボールをかっさらい、広いスペースへドリブルを開始。

個人能力も組織力も高いヴェルスパの選手が決定的なミスをしたのは、ウチの前線が(主にロングボールやセカンドボールの競り合いで)ハードワークして相手を疲弊させることができたからこそ。

チームが無得点のまま途中交代した前線の選手は、低い評価になりません。

今のJリーグに例えると、ファジアーノ岡山のFWルカオが試合終盤に最大限の威力を発揮するのも、相手DFが疲弊しているからこそ

山崎広大は、相手GKと1vs1

でしたが、PA近くで大ミスをした相手DFがファールで止めます。(清水勇貴だったら、無理にでも突破していたと思いますが、たられば。ハードワークした山崎広大は責められません)

DOGSOの4要素(反則とゴールとの距離→20~25mだと強い要素  全体的なプレーの方向→攻撃者がゴール方向にプレーしていること  ボールをキープ・コントロールできる可能性→ファウルがなければボールを確実に扱えたか  守備側競技者の位置と数→GKと1vs1にならずカバーできる守備者がいたかどうか)を全て満たしていましたが、主審は相手DFに警告だけ提示。

ウチのベンチもサポーターも怒号が飛び交います。

サッカーで重要な判定時に主審へ話しかけられる選手は、各チーム1人(通常キャプテン)なので、小島樹が猛抗議。ヴェルスパの選手はそれに反論しようとせず(4要素を全て満たしていたので反論できない)、諭すようにしていたのが印象的。

数的優位にはならなかったものの 直接フリーキックの大チャンス。

主審への怒りを選手へのエネルギーに変えたとき、スタンドの雰囲気は、ものすごかったです。

残念ながら、この直接フリーキックは決められず。ウチは、クロスの質もプレースキックの質も大きな課題。

この直後、相手の選手にアクシデントが発生。早期復帰を祈ります。

残り時間はわずかながら、実質的にウチが数的優位。

コーナーキックのピンチをしのいだ後、相手DFの対応がまずく、バックパスをヴェルスパのGKがキャッチしたと思いましたが、主審は流します。その数十秒後に試合終了。スコアレスドローの引き分け。

おれは、ウチの試合で初めて 試合終了の瞬間、主審にブーイングを飛ばしました。

バックパスをキーパーがキャッチしたときは、ベンチにいた選手ほぼ全員が、ピッチ内に入る勢いで猛抗議(異議による警告は出ませんでした)都並監督は、第4審をなだめていたか抗議したか不明ですが、いずれにせよJFLのホームゲームでは初めて見る光景

(この様子は、Youtubeライブ中継で確認できます)。

試合終了後

主審への怒りと疲労感がすさまじかったです。

少し冷静になると、ヴェルスパも誤審(といえる)によりチャンスをつぶされた場面もありました。この審判は、二度とウチの試合に来ないでほしいです。(2024年第5節で大誤審をかました主審は、その年限りで引退)

個人的には、昨年のホーム最終戦(vs滋賀)よりも疲労感がありました。

この試合の主審が大穂さんだったら(2024年から1級審判になった6人のうち 現在 大穂さんだけがJ3リーグで主審になった)、とても見ごたえのある試合になっていたはず。残念無念。

とはいえ、ポジティブな要素もいくつかあります。

まずは、この試合でブリオベッカを応援してくれたみなさん(市川高校サッカー部も含め)。特に後半ATに入ってからの応援はすさまじかったです。

次に、初スタメンでフル出場を果たした豊島朱凌(とよしましゅり 明海大卒3年目) 難しいチーム状況で、難敵相手でしたが勝点獲得に貢献。

最後に、小島樹の復帰。プレー時間に制限は残るはずですが、山崎広大との連携が深まり、センターバックの左にポジショニングの上手い選手が入れば、相手にとって脅威。

選手のあいさつが終わった後、おれは(試合後に珍しく)拡声器を握り、応援してくれたみなさんにお礼のあいさつ。

その後、横断幕を撤去して引き上げます。

試合後の選手監督コーチベか彦によるお見送りには参加せず。みんなが楽しそうにしている空間に、疲労感MAXの男が行くのは自重。

おれ自身は、今度の日曜日のアウェイY.S.C.C.横浜戦が楽しみで仕方ありません。スタンドとピッチの距離が近いのでサポートもしやすいです。

今後も無理のない範囲で、サポートを継続していきましょう。

では

9月20日(日)に予定していた芋煮fight!は雨天中止します

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