“サッカーは弱連結のゲームである” ブリオベッカ vs Honda FC

10月31日土曜日

9月のような晴天で、少し暑い日。ブリオベッカは、市原市にあるゼットエーオリプリスタジアムでHonda FCと対戦しました。

試合3日前

小湊鉄道は千葉豪雨の被害を受け なおかつ JR内房線振り替え輸送のバスを走らせている時期

しかし、小湊鉄道バスはブリオベッカのホームゲームのために 臨時バスを運行することが発表

その会社を(楽しみながら)応援するため小湊鉄道たべあるきっぷを利用しました。

特長は↓のとおりです

以下、実際にきっぷを使ったときの写真

この春木屋さんでは、予想外の出来事もありました。カツ煮定食にそばを付けて定価1,540円(たべあるきっぷのクーポン利用で、払ったのは540円)

少し田舎に小旅行した気分をしたい人には、うってつけのきっぷです。

試合当日 試合開始前

JR内房線は、姉ケ崎~長浦 が豪雨被害により運休のため特別ダイヤでした。

おれは横断幕掲出のため早い時間に出たので、当然臨時バスの運行開始前。

タクシーでゼットエーオリプリスタジアムに向かい、サポーター仲間の横断幕と自分自身の横断幕を掲出

その後は、キッチンカーのスタジアムグルメを楽しみます。

試合前は軽食にしたいので、野菜モリモリタコスを注文。

この試合前、ちょっとしたハプニング発生。

両チームとも、渋滞のため選手バスの到着が遅れました。

Hondaの選手バスは、キックオフ1時間35分前

ブリオベッカにいたっては、客席開門した後 キックオフ1時間25分前

ファン・サポーターがスタジアムグルメを楽しんだり、ベか彦と触れあっているところ 目の前に選手バスが着いたので、みんなビックリ

拍手で出迎える人もいれば、慌ててスタジアム入りする選手の写真を撮る人もいました。

写真を撮られるといえば、マスコットキャラクターの ベか彦

今年のハロウィン衣装は、Honda FCのマスコット パッサーロ師匠のモチーフでした。

この日は、ファン・サポーターが少なめ。

もちろん たくさんの方に来ていただいてホームゲームを楽しんでもらいたいですが、人数がメリットは少しあります。

それは、1人1人のベか彦とのふれあいタイムが長いこと

この日もベか彦は、いろんなファンと触れ合えて幸せそうでした。

ベか彦は、浦安市猫実在住 小学6年生の男の子なので、子どもたち や 若い女性 が相手だとテンションが高くなります。

いろんなイベントを楽しんでから、スタンドに入ります。

ほどなくして、ピッチ内アップ開始

市原臨海にしては、ほぼ無風。

しかし、ピッチ状態はちょっと悪かったです。センターライン付近は、めちゃくちゃ足が滑りやすい状況でした。

ホームの選手紹介が終わり、ベか彦が来て「バイキングべか」を実施(この動画は飲水タイム)

ピッチ内アップが終わり、選手入場直前にはいつも通りファン・サポーターのみなさんに向かって軽い演説

「苦しい試合展開でも、声と手拍子で勝てる雰囲気をつくりましょう」といった内容です。

試合開始

やや押される展開でしたが、バイタルエリアを崩されることは、ほとんどありません

両チームとも4-4-2のフォーメーションで、「ミラーゲーム」と呼ばれる構図です。

この日のキープレーヤーだと思ったのは、小顔の松山碧

Hondaのパス回しに翻弄されるかも と思っていましたが、思ったよりも「守備の予測」「フィジカル」が良かったです。今プロフィールを調べたところ 松山碧は昨年開幕時と比べて体重が3kg増えています。
しかし、前半15分ころ スライディングタックルが やや深く入り 主審からイエローカードの提示。

プレーが止まった瞬間、おれは即座にHondaの選手や主審に向かって「ごめんなさい!!」と叫びました。

選手がイエローカードを出されて当然のラフプレーをしたときは、Jリーグで最初にイエローカードをもらった人の振る舞いを見習ってほしいです。

この日の主審 平塚さんは、ウチの試合で初めて笛を吹いた2024年以降 3~4試合目で最も良いレフェリングでした。「新しいルール」は無かったです。

スローインのボールの誤りは何回かありましたが、許容範囲内。肝心な場面(PA付近やその近く)のミスジャッジは、ほとんどありませんでした。おれが「なぜ相手の選手にイエローカードを出さないんだ!!」と思うこともありませんでした。

10月末とは思えない日差し&やや高温だったので、前半飲水タイムもありました。それ以降 立て直しが早かったのはブリオベッカでした。

左サイドバックの菊地紘平は、ケガが完治に近づいたのか ボール前に運ぶプレーが蘇っていました。

左サイドハーフ(サイドバックの前の選手)山崎広大との連携は見事。

左サイドから地上戦のクロスを入れ、PA内でボールを収めたのはチーム最低身長の池谷

PA外中央付近にボールを折り返します。

そのボールに入ってきた選手は、迷わずミドルシュート。

ゴールのネットを内側から豪快に揺らします。

ブリオベッカ浦安・市川 先制

決めたのは、右サイドバックの辻椋大

ファン・サポーターが得点を祝うエレクトリカルパレードを歌います(この前後3分間しか現地にいない猛者のサポーターがいました)。

この時間帯に、右サイドバックが相手のPAすぐ近くまで出ていたのは、チームとして相手にビビっていない証。

1か月前よりも、選手のポジショニングが良くなっています。

ホーム ジェイリース戦のときは、監督もスタッフも選手もビビり散らかしていて、形だけの守備だったように思います。

当時は「センターバックさえ安定していれば」という思いだったはずです。

しかし、サッカーは弱連結のゲームです。

サッカーを強連結のゲームだとみなして最強の部分を強化することより、最弱の部分を改善することが試合に勝つ最も効果的な方法である、という意味です。

言い換えるなら、チーム全体の性能は最も弱い部分で決まると言えます。

1か月前は、みんなが過剰に守備を意識して、DFラインが下がり 前線が孤立する という明確な弱い部分がありました。FWにロングボールを蹴っても、周りのサポートが不足して すぐ相手ボールになったり、ボランチがいいポジションにいない(視野が狭い)ので、すぐ相手ボールになるetc.

今のシステムだと、選手間の距離は良くなっています。

中盤で選手が戦い続けているので、センターバックの2人はボールを跳ね返すことに集中できているように見えます。

しかし、コーナーキックの流れからあっさり同点に追いつかれます。

それでも選手がやるべきことは変わりありません。

ウチのサイドハーフ(サイドバックの前の選手)が、中盤のプレスに行くタイミングは良かったですが、Hondaは見事なサイドチェンジで対抗。見応えがあります。

前半40分ころ 左サイド深い位置でスローインを得て、その近くにいた山崎広大がボールでタオルを拭いたのに、ロングスローを投げず。それが、Hondaにとっては虚を突かれた形に。

Hondaの選手は、シュートを打たせないよう間合いを詰めていましたが、ウチはPA内でボールを回します。

相手の対応が遅れ始める中で、小島樹のミドルシュート炸裂。再度勝ち越し。

同点に追いつかれてからも、ウチの応援席の雰囲気は良く いろんな冗談が飛び交っていました。

1998年の市原臨海では、あの位置から横浜フリューゲルスの三浦淳宏が直接フリーキックを決めたとか 横浜フリューゲルスのエドゥーでも決められるはず とか。

近くにいた子どもは、この話題に全くついていけないので、少し謝っておきました。

このまま前半終了 2-1でブリオベッカのリード

ハーフタイムは、いつも通り ベか彦&ブルーキャッツのダンスショー。

開幕戦のときより、ファン・サポーターの手拍子やタオルを振り回す人が多くなっている気がします。みんなでホームゲームを楽しみましょう。

後半開始

Honda FCは右サイドバックの選手を交代。

ウチの山崎広大とのマッチアップが、観ていて面白かったです。

と思い始めた矢先のことでした。

GK倉原が、精度の高いロングキックを前線に送ります

東駿がHondaのセンターバック池松に競り勝ちます(!!)

そのボールが相手PA内に入り、HondaのDF陣はGKにキャッチングしてもらうプレーを選択

でしたが、そのボールを福元がかっさらいシュート

Hondaからすればあっけない失点で、ウチの応援席も一瞬の静寂がありました。

平塚主審は、センターサークルを指した瞬間、おれは喜びが大爆発。

ウチにとっては嬉しい Hondaにとっては大ダメージでスコアが動きます。ブリオベッカは2点差でリード

Hondaの連係ミスがあったのは確かですが、それは東駿が前線で競り勝ったからこそ。

福元と小島の2トップは相手にとって脅威ですが、福元と東の場合 相手がロングボールに対応しずらい というメリットがあります。

昔話をすると、2022年のウチはBプランとして井上翔太郎と村上弘有のツインタワーという戦術がありました。それを思い出すような得点でした。

Hondaはハーフタイムでサイドバックを代えていましたが、この直後にも交代。ゲームプランが崩れているのは明白。

ウチは後半15分に前の方の選手2人を交代。中盤のプレスが緩くなりはじめ(4-4-2なので中盤の人数は1か月前より少なめ) Hondaは精度のあるミドルシュートを狙ってきますが、スコアは動かず。

後半飲水タイム時 両チームとも大きく動きます。2人ずつ交代

Hondaはより明確にミドルシュートを狙ってきます。

このあたりから、途中出場の選手の個性が出始めます。

プレスをがんがん掛ける選手 前線でボールキープする選手 中盤の球際で戦う選手

Hondaのミドルシュートに肝を冷やす場面は一度や二度ではありません。(下位チームなら、打った瞬間 外れると分かるミドルシュートばかりですが)

それでも、時間は少しずつ経過。ブリオベッカ2点リードのまま

後半30分過ぎからウチの応援席では、この日が誕生日の秋葉勇志のプレーが見たい という声がチラホラ聞こえてきます。

しかし、おれは「秋葉アップしろ!!」とか「秋葉のゴールが見たい!!」といったコールはせず。おれ自身、この時間帯以降は勝つことに集中していました。

個人的に、Honda やティアモ枚方 はライバルだと思っていて、他のチームなら五十瞬の隙を見せたら失点するイメージですが、この2チームは二十瞬の隙でも見せたら失点します。

プロ野球に例えるならヤクルト時代の野村監督は1992年のセリーグ優勝(vs阪神 ラスト2試合で決めるデッドヒート)ではあと1人の時点で胴上げの支度をしていたのに言い換えれば勝ったと確信していたのに、1993年の日本シリーズ(vs西武)では、同じようにあと1人の時点で胴上げの支度をしたコーチを怒鳴り散らしたこと。

Hondaやティアモと対戦するときは、いつもよりも「ドキドキ感」や「ヒリヒリ感」が増します。

 

Hondaは後半35分ころに交代完了(脳震盪など発生時除き)

この直後、ウチがカウンターを仕掛けたとき Hondaのキャプテンがラフプレーによりイエローカードをもらいます。

ウチの応援席はHondaのキャプテンに向かって「本田技研の社員らしくないぞ!!」とか「危険予知ができていない!!」とか「ご安全に!!」とかいろんな野次が飛び交いました。

このプレー以降、ウチは少しだけ勝点3が見えてきたように思えます。そして、最後の交代で秋葉勇志がピッチに入ります。

秋葉が入ってから、ウチの狙いは明白でした。前節と違い「鹿島る(試合後に相手サポーターを威嚇し閉じとめるのではなく 相手陣内の角でボールキープに徹する)」動きでした。

アディショナルタイムは5分ありましたが、選手は各々が自分に課せられた役割をこなすことに集中できていて、危ない場面は ほとんどなし。

試合終了

ブリオベッカ浦安・市川 Honda FC 相手にホームで初勝利

試合終了後

Honda FC 相手にホームで初勝利

もちろんうれしかったですが、ホームでの90分勝利も4月上旬 JFL CUPのY.S.C.C.戦以来

そのころは桜満開だったのに、今は大イチョウの紅葉が少しが始まっています

おれ自身は、うれしさと安堵が入り混じります。

ホームゲームで勝ったのが久しぶりで、試合後の流れも忘れていました。

この日は、とりあえずラインダンスはなし。もっと多くのファンが来場したら再開するかもしれません。

勝利の記念撮影は、少し時間をかけて行いました(ホームなので、コールしても問題なし)

試合後の選手によるお見送りも、盛り上がりました。

ホームゲームで勝点3を取る というのは、当たり前のことではありません。選手がハードワークし続けて もたらされた結果です。

おれは臨時バスのお見送りを受けながら、スタジアムを後にしました。

次のホームゲームは3週間後

湾岸ベイダービーです。

もっともっと多くのサッカーファンに来ていただき、ブリオベッカの試合をみんなで楽しみましょう

では

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